目の下のたるみの原因は5つ!施術歴25年の鍼灸師が原因別の対策をわかりやすく教えます

[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-peko.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]こんにちは、伊東 歩です。施術歴21年の鍼灸師が、あなたのキレイに役立つセルフケアをお伝えします。

「どうして目の下がたるむの?原因はなんなの??」
クライアントさんからよく聞かれるのですが、大きく5つの原因に分けられます。[/surfing_voice]

[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/kao-tameiki.gif” name=”” type=”r” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]

最近、目の下のたるみが目立ってきてね…。
原因ってもしかして「歳?」とか、いろいろ考えちゃってたのよ。[/surfing_voice]

[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-ok2.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]

いえいえ、目の下のたるみの原因は、年齢だけではありません。この記事では、原因別の対策をお伝えしますので、必ずあなたに合った改善方法がみつかりますよ![/surfing_voice]

目の下のたるみの原因

目の下のたるみには、大きく分けて5つの理由があります。いっしょに見ていきましょう。

その1:筋力の低下

[surfing_su_list_ex icon=”icon: thumbs-o-down” icon_color=”#d9333f”]

  • 顔面の外側、目の周りの筋肉の衰え
  • 顔面の奥にある目を支える筋肉の衰え[/surfing_su_list_ex]

目の下のたるみは、カラダのほかの部分とちょっと事情がちがいます。まず、下の図をみてください。

nou-me-zentai

眼球は、眼窩という頭蓋骨くぼみの中で、浮いているような状態。壊れたらたいへんなので、眼窩脂肪というクッションを周りに敷きつめて、さらに筋肉や靭帯で支えられています。

顔面の奥からは、
目のたるみの原因
このような筋肉や靭帯で支えられ、

外側からは、
ganrinkin
まぶたを閉めるための眼輪筋という筋肉が、支えています。

でも、筋肉や靭帯が弱くなると、眼球の周りにあった脂肪が押し出されてしまいます。

加齢や栄養不足や疲労で、眼球を支える筋肉・靭帯が衰える

眼球が重力で下がる

クッションである脂肪がつぶされる

外から支えている筋肉も衰える

筋肉が中からの圧力にまけて脂肪がふくらむ 

で、目の下がたるんでしまうんですね。
たとえるなら、こんな感じ。

目の下のたるみの実験
吊るした輪ゴムが、頭骸骨の中で支える筋肉。うつわに張ったラップが、外から支える筋肉。中のホイップが脂肪。

中と外の筋肉が衰えると…

目の下のたるみの結果

脂肪がモリッとあふれます。

[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/kao-gan.gif” name=”” type=”r” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]

………
わたしの目の下で、こんなことが起こっていたのね。
ちょっとショックだわ。[/surfing_voice]

その2:肌質の低下

下の項目に、心当たりはありませんか?

[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#e0c38c”]

  • 目元の小じわが増えた
  • 目の下のたるみのさらに下、頬の部分の毛穴がタテに伸びている。目立つ。
  • 頬の部分の肌質が硬い
  • 目元の化粧崩れが早くなった
  • 目の下がかさつく。ざらつく。
  • 目の周りに、粉をふくことがある
  • くま、くすみが気になる

[/surfing_su_list_ex]

目元は、カラダの中でいちばん皮膚が薄いところ。本来のハリのある肌なら、筋肉といっしょに脂肪のたるみを支えてくれます。

でも、肌コンディションが悪いと、支えられないだけでなく、肌自体もたるむことに。すると、

脂肪を支えられない + 肌自体のたるみ = 目の下のたるみが目立つ

となってしまいます。

その3:姿勢の歪み

ちょっと意外かもしれませんが、姿勢の崩れも、目の下のたるみの原因になるんです。

ためしに、まずは良い姿勢をとってみましょう。背筋を伸ばして、アゴをちょっと引いて、頭のてっぺんから糸で吊るされた感じ。

このときの、目の下あたりの感じを覚えておいてください。

こんどは、アゴを前に出して、猫背になってみましょう。

いかがですか?
目の下がたるむ感じになりませんか??

この姿勢って、目の下がたるむんです。

[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#e0c38c”]

  • 肩の高さが左右違う
  • 靴の減り方が偏っている
  • ベルトやスカートが回ってしまう
  • 肩が前に巻き込んでいる
  • 首のうしろに横シワがある
  • ほうれい線が左右で違う
  • 横から見て耳が肩よりも前に出ている
  • アゴを突き出してしまう
  • 上向きで寝づらい
  • いくら変えても枕が合わない

[/surfing_su_list_ex]

上の項目にチェックが多く入る人は、とくに上半身の歪みが大きい可能性があります。ご自身がどんな姿勢なのかは、▼こちらの動画▼でカンタンに分かりますよ。

[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=OHkG7nHjeVI”]

その4:顔のむくみ

お手数ですが…
さきほどの、良い姿勢と崩れた姿勢を、もう一度、やってみてください。

こんどは、首の辺りの感じを意識しながら。

どうでしょうか。
姿勢が悪いと、首のあたりが、なんとなく詰まった感じになりませんか?

首って、細いところに血管やリンパ管、神経、筋肉、背骨、気管など、色んなものが押し込められています。
それなのに、猫背やストレートネックだと、首のあたりで流れが悪くなり、滞りがちに…

すると、どうしても顔がむくむので、目の下もむくみやすくなってしまうんですね。

その5:眼精疲労

一日の終わりに、目が疲れてくると同時に、目の下のたるみも気になってくる人は多いと思います。
目というのは、脳と直結していて、とても血液を必要とする臓器。

目の疲れとともに、周りの筋肉も血液や栄養が不足して、目の下のたるみに影響してくるんですね。

目の下のたるみの改善方法

その1:筋力の低下が原因のたるみ

[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-mae-yubi.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]

目の下のたるみの原因として、筋力低下の影響がどのくらいあるのか、チェックしてみましょう[/surfing_voice]

[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#e0c38c”]

  • まぶたもたるんでいる
  • 目が小さくなった
  • ドライアイ
  • たまにまぶたが、けいれんする
  • 疲れると、まぶたが落ちくぼむ
  • 目をパッチリ開けようとすると、額にしわが寄る
  • 目の下に黒いクマができやすい
  • 二重(ふたえ)がぼやけてきた
  • ぼやけどころか、気がつけば奥二重
  • 左右同じようにウインクできない

[/surfing_su_list_ex]

上の項目にチェックマークが多ければ、たるみの原因として筋力低下が大きいということ。

さらに、NHK『ガッテン!』で紹介されたまぶたのたるみチェック法が、こちら。

1.鏡の前に立って、目を閉じる。
2.まゆ毛が動かないように、人差し指をヨコにして押さえる。(おでこの筋肉を使わないようにするため)
3.ゆっくりと、目を開ける。
4.瞳孔(茶色の部分の内側の、黒いところ)に、上まぶたが被さっていなければOK。

もし、黒い部分にまぶたが被さっているか、チェック項目の半分以上に心当たりがある人は、▼こちらの記事▼の方法がぴったり!

目元のたるみ解消に【ダブル眼輪筋エクササイズ】がイイらしい

ご紹介した方法で眼輪筋や外眼筋を強くすると、目の周りが引き締まってすっきりしてきますよ。

その2:肌質の低下が原因のたるみ

肌質が落ちてしまって目の下のたるみが目立つひとは、なによりお肌のケアが効果的。
▼こちらの記事▼を参考に肌質を上げましょう!

ほうれい線を消す方法 【臨床歴25年の鍼灸師が秘訣を伝授】

この記事には頬の位置を上げる方法が載っています。
頬の位置が上がると、目の下のたるみも目立たなくなるので、ぜひためしてみてくださいね。

その3:姿勢の歪みが原因のたるみ

私のサロンでは、美容鍼といっしょに整体も行っているのですが、実はカラダの歪みがある人ほど、首から上、とくに顔の肌コンディションは悪い傾向にあります。

とくに、頭が前に出ているストレートネックで猫背の人は、たるみが大きい。逆に、少し肩周りのバランスをとるだけでも、顔のくすみがパッと明るくなる。

これは、姿勢が悪いと、どれだけ血流が滞るかをあらわしているんですね。血流が悪ければ、皮膚も、筋肉も栄養不足となって、年齢以上に衰えてしまいます。

その中でも、猫背は姿勢の崩れの大元になりやすいので、こんなストレッチをためしてみてください。

[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=z6EmdJb5hKw”]

また、猫背をしっかりと改善してキレイな姿勢をキープしたいなら、▼こちらの記事▼

肩こりを楽にしてくれるストレッチ&体操【臨床25年の鍼灸師が厳選した5つの方法】

を参考にすると、目元パッチリの近道が見えてきます。

その4:顔のむくみが原因のたるみ

もし、あなたが姿勢が悪いという自覚があって、しかも目の下だけじゃなくて、顔や手のむくみが気になるなら…。

先ほどの猫背改善のストレッチと合わせて、▼こちらの記事▼

顔のむくみを【ツボ】ですっきり解消! 鍼灸師おすすめのツボをお伝えします

でむくみ解消すれば、目の下の悩みも解消!視界まで明るくなって、スッキリとしてきますよ。

その5:眼精疲労が原因のたるみ

東洋医学では、昔から「肝は目に開竅(かいきゅう)する」と言われ、目に関する悩みには「肝(肝臓)」を整えてきました。
それには、ツボが効果的。

▼こちらの記事▼を参考にしながら、目の疲れといっしょに、たるみも取ってしまいましょう。

目の疲れに効く6つのツボ『鍼灸師』が眼精疲労を楽にする方法をお伝えします

まとめ

目の下のたるみの原因は、大きく分けて5つあります。
それぞれの原因別に、効果的な改善方法が違いますので、「いちばん私に合ってるな」と感じる方法をためしてみてください。

それぞれの原因の対策と合わせて、下の【体質別ダイエットBook】で、あなたの体質を知ると、根本的な改善方法が分かりますよ。

目元だけじゃなく、肌質改善やダイエットのヒントもたくさんありますので、ぜひ読んでみてくださいね。

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