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これで充分!子供の虫歯予防は「減糖」が決め手 ‐ 5つのコツ

虫歯

女性に限らず、歯がキレイな人は好印象を持たれますよね。でも、いくら歯を磨いても、歯並びや色など、オトナになってからでは間に合わないことも。

そのひとつが虫歯。

どうせなら、子供の頃に虫歯は予防しておきたいですよね。おそらくほとんどの人の虫歯は、原因をたどっていくと子供のころにあるはず。
子供が虫歯で痛がる姿は、本当につらそう… できれば、虫歯になってもらいたくないと切実に思います。

今回は、子供が虫歯になりにくい生活習慣や予防方法について、効果的な具体例を交えながらお伝えします。

※ まず原因について解説のあと、途中を飛ばせるように作ってありますので、お急ぎの方はすぐに対策を読むこともできます。

どうして子供は虫歯になりやすいのか

遺伝的要素もありますが、下の5つが子供に虫歯ができやすい主な原因です。

  •  一度甘さを覚えると中毒に
  •  間食が止められない
  •  歯磨きがうまくできない
  •  ドライマウスで唾液が少ない
  •  虫歯菌が多い

どれもが、多くのお子さんに当てはまりそうなことですよね。

こんにちは。『キレイの実』編集長&鍼灸師の伊東歩です。 まずは何で虫歯になってしまうのかを知ってから、そのあと具体的に、おウチで実践できる効果的な対策をお伝えします。

原因その1 甘いものが大好き

子供と虫歯菌は糖分が大好物

子供は本当に甘いものが好きですよね。
一度その甘さを覚えると、「虫歯になるわよ!」と脅したところで、我慢なんてできなくなってしまいます。
子供にとっては、いつなるか分からない虫歯より、今の満足が全て。まあ、そりゃそうですよね。

甘いものを食べると、口の中にいる虫歯菌が糖分を取り込み、酸を出します。
その酸によって歯が溶かされるのが、虫歯。

初期の段階では、歯の表面にあるエナメル質が溶かされてしまいます。

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乳歯は虫歯になりやすい

たまに
「乳歯だから虫歯になっても大丈夫。そのうち、新しい永久歯が生えてくるから」
という方がいらっしゃるのですが、安心してはいられません。

歯の表面にあるエナメル質は、人のカラダの中でも一番硬い組織。
でも、乳歯のエナメル質は永久歯の半分しかないのです。

そのため、牛乳や母乳、お菓子や甘い飲み物に含まれる糖分をエサに虫歯菌が酸を出すと、簡単に溶かされてしまいます。

乳歯は、一番外側で歯を守ってくれているエナメル質が溶けやすいので、虫歯の進行が早く、気がついたら大きな穴が開いていたということも。

その穴に食べ物が詰まって、さらに虫歯菌のエサとなり、最後には歯の根っこまでダメージを受けてしまいます。
そうなると、歯根の先に膿が溜まって永久歯を変色させたり、歯並びが悪くなったり。

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最初は痛みはありませんが、酸によって表面のエナメル質が溶かされ、中の象牙質まで歯が溶かされると、だんだんと滲みるようになってきます。
そして、さらに深くまで溶かされて神経にまで到達すると、あの夜も眠れないような痛みとなって子供たちを困らせることに。

このように、永久歯が生えそろうまでに虫歯菌のエサである糖分を摂りすぎると、弱い乳歯が侵され、取り返しがつかなくなってしまうのです。

原因その2 間食が多い

歯の修理が追いつかなくなる

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オヤツをいつも食べる習慣のある子供は、虫歯になりやすいです。

それは、口の中が酸性になっている時間が長いから。

食べ物が口に入ってくるたび虫歯菌は酸を出すので、口の中は「酸性」になり、歯の表面が溶かされカルシウムやリンが抜けていきます。
そして、食べ終わると唾液が出てくることで今度は「中性」になるのですが、このときに、溶け出したカルシウムやリンが戻ってき取り込ます。

これが、再石灰化。

CMなどで聞いたことありますよね?

こうやって、口の中は1日のうちに、何度も酸性と中性の間を行ったり来たり。
そのたびに、歯の表面が溶けたり修復されたりを繰り返しています。

そして、酸性の状態が長いほど、歯は溶かされ、修復が間に合わずむし歯になってしまうのです。

止められない止まらない

おやつとか間食のとりすぎが、あんまり良くないってのは分かってるけど…

子どもに「止めなさい」って言っても聞かないし、こっちも意地になって、最後はいっつもケンカになっちゃうのよね。

ホントに子どもって、お菓子が好きよね。

そうですよね…。
子供にとっては、栄養はあるけれど口に苦い食事よりも、甘くてモチモチした食感のお菓子ほうが、だんぜん魅力的なんでしょうね。

うちの子も、目を離した隙にポリポリムシャムシャやってます。

実は、お菓子のモチモチ食感と共に、甘さというのは、脳が一度覚えてしまうと中毒性があるんです。

えっ! 中毒ってどういうこと??

アルコール中毒やニコチン中毒と同じように、止められなくなるってことなの?

単に、甘いもの好きっていうのとは違うの?

はい。糖分、特に精製された白砂糖がカラダに入ると、脳のA10神経系が刺激されて、ドーパミンという物質が分泌されます。

このドーパミンが人に快感をもたらすのですが、これはコカインなどのドラッグを服用したときと同じなのです。

え… コカインって、麻薬じゃない。

てことは、アルコール中毒なんかよりももっと酷い、麻薬中毒と同じってことなの?

ちょっとショックだわ…

中毒というと怖い気もしますが、要は依存性があるということ。

実はコカインも原料となるコカの葉そのままなら、依存性は弱いんです。ところが、これを精製したコカインとなると、非常に強い依存性のある麻薬となってしまう。

これが、砂糖を含めて、自然に存在するものを精製して商品にすることによる毒化。

そうなのね…。それは、子どもが甘いものを止められないはずだわ。

もう、脳がそういう風になっちゃってるってことだものね。

今まで、ただの我がままだって思ってたけど、ちょっと見方が変わったかも。

はい。 大人であれば、「太るから」「 カラダに悪いから」と頭でストップをかけますが、子供はそうはいきません。

快感に素直である子供にとっては、一度覚えたお菓子を我慢させられることはかなりの苦痛なんです。

なので、子供がおやつや間食を止められないのは、ある意味しょうがないともいえますね。

最近のお菓子について

モチモチ食感のオヤツもまた、依存性があります。

モチモチ食感を出しているのはグルテン。
グルテンがカラダに入ると脳が快感を感じて、さらに欲しい気持ちが抑えられなくなってしまうのです。

まさに、止められない止まらない。

ダラダラおやつが虫歯の原因

糖分の摂りすぎが虫歯の原因のひとつと書きましたが、実は欧米のほうが一人当たりの砂糖の消費量は多いんです。
それにも関わらず、国によっては虫歯の数が日本の半分以下のところも。

どうやら理由は、食生活の違い。
ダラダラといつもおやつを口にするようになった日本人の口の中は、虫歯菌にとって住みやすい場所のようですね。

原因その3 歯磨きがうまくできない

そもそも面倒くさい

小学生の娘を見ていても、子どもが磨き残しなしに歯を磨くのは難しいなと感じます。多くの歯医者さんも、親の仕上げ磨きの大切さを言っていますね。

そもそも、歯磨きってメンドクサイ。

親がガミガミ言うから、しょうがなくやるのが子どもの歯磨きであって、眠いし、遊びたいし、別に楽しくもない歯磨きなんて真剣にやるはずがない。

それが多くの子どもの気持ちでしょう。

しかも、手や指を使うのが上手い子と下手な子がいます。
「なんだか歯ブラシが上手く奥に入らない」「リズムよく手を動かせない」という子が、磨き残すのは当たり前ですね。

虫歯菌の溜まり場「歯垢」

食事をすると、虫歯菌は食事のなかの糖分をエサにして、歯の表面にネバネバしたものをつくります。
そこに虫歯菌や歯周病菌の仲間を呼び寄せて、共同生活を始めたものが歯垢。

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歯垢は食事が終わってだいたい8時間位でつくられますが、ネバネバが強いので、うがい程度では落ちないんです。
1mgの歯垢のなかには数億から10億個もの細菌がいて、その中に虫歯菌や歯周病菌がいるのですが、歯垢が上手く歯磨きで取れないと、虫歯にまっしぐら。

これは大人の歯周病にも同じことが言えるのですが、歯垢をちゃんと取るのが虫歯予防にとってすごく大事なことなんですね。

原因その4 ドライマウスで唾液が少ない

唾液は虫歯の味方

唾液というのは、虫歯予防には欠かせないもの。

唾液による虫歯予防の効果

・食後に虫歯菌が出した酸を中和して、カルシウムやリンを歯の表面に戻してくれる

・水分によって歯垢を取りやすくしてくれる

・ラクトフェリンなどの抗菌物質を持っていて、虫歯菌や歯周病菌をやっつけてくれる

最近では、唾液のあまり出ていないドライマウスの子どもが増えています。

普段、なにげないときにポカンと口を開けていたり、鼻がいつもグズグズしている子がいたら、ドライマウスの可能性が高いですね。

このときの子どもは、ほぼ口呼吸になっていますが、口呼吸は歯ならびの悪さにもつながるので、虫歯予防を考えるなら改善が必要です。

さらには、息の臭さが気になるお子さんであれば、なおさら。
口呼吸でドライマウスの状態だと、口の中の細菌にとっては繁殖し放題なので、どうしても息が臭くなってしまうんです。

唾液はちゃんと出ていますか?

「うちの子は、ちゃんと唾液が出ているの??」
と思ったら、自宅でチェックしてみましょう。

唾液量チェックに必要なもの

ガーゼ

キッチンスケール(はかり)

お皿

手順

① お皿にガーゼを乗せて、キッチンスケールで重さを測る
② ガーゼを舌の裏側に入れて、10分間安静にする。
③ ガーゼを取り出してお皿に乗せて、重さを測る。

正常な唾液の量というのは、あまり明確な基準がないようですが、目安として10分間安静にしている場合で約4ml(4グラム)ということです。
つまり、重さとして最初に測ったときより4グラム以上増えていれば、あまり心配はないでしょう。

もし正確に測りたいのであれば、歯医者さんに「サリバテストをしてもらいたいのですが」と問い合わせてみてください。

そのとき、検査項目として唾液量まで測ってもらえるのかを確認するのを忘れずに。

原因その5 虫歯菌の数が多い

虫歯菌、中でもミュータンス菌が口の中に多い人は、菌が酸をたくさん出すので虫歯になりやすいです。

このミュータンス菌ですが、生まれたばかりの赤ちゃんには居ません。
それが、風邪を引くのといっしょで、1歳半から2歳半くらいの時に大人から子どもへと感染してしまうのです。

ミュータンス菌がどのくらい口の中にいるのかは、歯医者さんで調べてもらうと分かります。
子どもがどのくらい虫歯になりやすいのかを知るのに、一度調べてみるのもいいですよね。

先ほどの「サリバテスト」で調べられますが、残念ながら、検査には健康保険がききません。

費用は歯医者さんによって違いますが、だいたい相場としては5,000円以内で、チェックする項目が多いところでも10,000円以内でおさまるようです。

「虫歯菌を調べるサリバテストをしてもらいたいのですが」と歯医者さんに聞けば、検査を受けられるかどうか、教えてくれるはずですよ。

虫歯予防の対策で大事なこと

虫歯の予防には、親が砂糖の怖さを知ることが重要です。

このあと、側弯症や鬱、糖尿病など、砂糖が子どもに与える影響についてお伝えしますが、まずは具体的な対策を知りたいという人は、こちらへ。

具体的な対策へ ≫≫

白砂糖は薬と同じケミカル製品

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まずは、大人が糖分の怖さを知って欲しいと思います。特に、精製した砂糖のことを。

もともと、人のカラダは砂糖を直接摂れるようにはできていません。

果物や穀物といった他の栄養素と合わさった、食物丸ごととして摂り入れていたものが、奈良時代に日本に入ってきて以降、サトウキビなどから抽出して作られるようになりました。

元々の丸ごとの食べ物、つまりサトウキビだったり、てん菜といったホウレン草の仲間だったりを煮詰めて、濾過して、遠心分離機にかけて、白砂糖が完成。
その過程で、本来サトウキビなどに含まれていたビタミンやミネラルといった栄養素はほぼ無くなります。

精製度合いが多少違いますが、白砂糖の精製度は糖質99.8%。つまり、他の栄養素が排除された、栄養の無いカロリーだけの製品となります。

白砂糖が側弯症の原因に

カロリーだけの白砂糖がカラダに入ると、白砂糖を代謝するためにの大量のビタミンB群を使ってしまうので、慢性的な疲労や重だるさを感じるように。

さらに、カラダの中が酸性に傾くため、それを中和しようとしてカルシウムが骨から溶け出します。
育ち盛りで、カラダを作る途中にある子供がこの状態にあると、どうなるか。

香港で発表された側弯症に関する研究 ‐ 2006年

11歳から16歳までの側弯症の女の子621人と、背骨に問題のない女の子300人を比較。

その結果、側弯症の女の子はカルシウムを摂る量がとても低く、側弯症の骨密度の低さに繋がっていることが分かった。

カラダは、血液の中のカルシウムの量を優先するため、足りなくなれば骨から溶かし出します。

例えばサトウキビなど丸ごとの作物であれば、糖分の他にもカルシウムを含んだミネラルやビタミンを一緒に摂れるので、大量でなければ大丈夫です。
でも、精製された白砂糖はお菓子やジュースなどに大量に入っているため、どうしたってカルシウムが足りません。

骨から溶かして補うしかないのです。

側弯症の原因については、遺伝やホルモンも関わってくるので、白砂糖だけがワルモノではありませんが、大きな要素と言えるでしょう。
また、O脚の人もまた、カルシウム不足の問題が指摘されています。

砂糖はダブルで虫歯の原因に

カルシウム不足による側弯症だけではなく、精製糖が入ることにより血糖値が急に上がるため、糖尿病のリスクが高くなります。
ほかには、アトピー性皮膚炎や近視などの原因にも。

歯に対しての影響は、砂糖が虫歯菌のエサになり、虫歯菌が出す酸により歯が溶かされるだけではありません。
砂糖摂取によるカラダの酸化を中和するために、歯から大事なカルシウムが抜けてしまうというダブルのダメージとなります。

このように、精白された白砂糖は、側弯症や虫歯といった目に見える形で子供のカラダを蝕んでいきます。

子供に伝えつづける

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虫歯予防の第一歩、というか、どんなに歯磨きを頑張っても、色々な対策をしても、砂糖を減らす取り組みをしないと効果が無いんです。

私も日々、子供とオヤツやジュースについて話しながら
「どうやったら砂糖を減らせるか」
と考えています。

一度覚えた甘さから、子供を引き離すのは容易なことではありません。
これについては、お子さんの個性もあるので、上手い方法というのはなく、子供と話してガッツリ向き合うだけ。

言い合いになることもしばしば。でも、これは親として、大人としての責任だと感じます。

経験から言えるのは、ただ「ダメだから」といって取り上げても、子供は隠れて食べます。

小さい頃は家でコソッと。
だんだん大きくなって、友達ができ、お金を持つようになると、親の目なんか届きません。とにかくダメと言われていた反動から、今度は食べたい放題に。

「じゃあどうしたら」と思うと、甘いものを食べ過ぎるとどうなるのかを、分かりやすく伝わるように、しかも繰り返し話していくしかない。
子供は欲求に正直です。一度覚えた甘さの誘惑にすぐに心が奪われてしまい、前に話してもらったことなんかどこへやら。

その度に話すだけだと思います。
甘いものを全くゼロにするのは難しいですし、親が過敏になり過ぎても逆効果。

何のために甘いものを控えるのかを伝えた上で、「今日はこれだけ」と約束したり、他のオヤツや飲み物に変えてみたり、あげるタイミングを食後にしてみたり、とにかく手を替え品を替えやってみましょう。

脱砂糖ゲームを楽しむ

抑えつけると子供は無条件で拒否してくるので、ゲームを楽しむようにできればいいですね。
私のゲームの勝ちパターンは、「何とか今日はこれだけで頼む!」と、最後は頼み込むことでした、、、

たとえ上手くいかなくても、自分のことを真剣に考えてくれている親の姿は、子供には伝わります。

たまに子供の口から「今日はジュースは止めとこう」という言葉が聞けたりすると、少しずつでも伝わってくれてるのかなと嬉しくなります。

人工甘味料はもっと怖い

では、砂糖の代わりに人工甘味料はどうでしょうか。

よく使われているのがアスパルテームですが、この化学物質のたっぷり詰まった化合物は、脳の細胞を興奮させる神経毒です。

その危険性はいまや、多くの科学者が伝えてくれています。
死亡や失明、鬱や脳障害 、ポリープや精子の活動性低下、さらには短期記憶への影響から知能低下まで。

スポーツドリンクが大好きで、毎日飲んでいるお子さんがいらっしゃいますが、裏の原材料を よく見てください。
大丈夫ですか?

最近では、アスパルテームの危険性がバレてしまったので、スクラロースを使っているメーカーが増えてきましたが、これも同じ。

その組成は、ダイオキシンやPCBなどと同じ農薬。

スクラロースもまた、その危険性は様々な研究で分かってきたものの、未だに多くの食品に使われています。政治と大企業の利権が絡んでいるので、簡単には禁止されないでしょう。

自分や家族、子供の身を守るには、事実を知って、行動を変えるしかない。

今は、インターネットなどを通じて、メディアによる意図的な情報操作(お菓子メーカーは多くのメディアにとって大スポンサー)なしに、事実を知ることができます。

人工甘味料に限らず、私たちの周りで起こっている事実を知れば、国が許可しているから安全というのは、もはや信用できないのだと分かります。

私たちはどうしたらいいのか

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まずは、砂糖のドバドバ入ったお菓子や、人工甘味料たっぷりのジュースをなるべく買わないこと。

買うということは、「この商品を支持します」と投票しているのと同じ。

売れれば利益が上がるので、砂糖を供給している皆さんは更に儲かり、どんどん作る。私たちはどんどん虫歯、糖尿病、痴呆となっていく。

病気になるためにお金を払っていくよりも、少し高くても、まともな食べ物を摂ったほうがいいと思いませんか?

たとえば、今まで買っていた炭酸飲料やスポーツドリンクを、100%果汁ジュースに変えてみる。果汁ジュースもピンからキリまであるので、たまには産地直送の良いものを取り寄せてみたり。

そうしていくうちに、舌の感覚が正常になっていきます。人工化合物を食べると、ピリピリしたりマズく感じるようになれば、前進。

こうやって少しずつ健康に近づけば、国の許可やテレビCMに左右されないでも、「これはヤバイ。やめとこう」という判断が自分でできるようになります。

私たちの子供にも、そうなって欲しいですねよ。

具体的な虫歯対策

これまでにお伝えしたことを踏まえて、具体的な対策を考えてみましょう。

対策その1 甘いもの・間食を減らす工夫

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この二つについては、お子さんとの対話を通じて、少しずつでも減らしていくことしかないです。

いきなりゼロには難しいので。
今までオッケーだったものを、いきなり「ダメ!」と言っても子供は気持ちが収まりません。

なので、まずは種類を変える。たとえば、チョコレートや砂糖菓子を、おせんべい系に変えてみる。

口の中で溶けてしまうようなお菓子ではなく、歯ごたえのあるものを食べると唾液が出ます。唾液によって、口の中にへばりつきやすい食べ残しを少なくできる。

さらに、バリバリ噛むことで顎が発達します。

最近は歯ごたえのある食品が少ないので、顎の小さいお子さんが増えてきました。
そのために、顎に歯が収まりきらず、歯並びが悪い。

前後に重なった歯並びだと、歯磨きも上手く届かないため、虫歯になりやすいのです。

間食については習慣でしかないので、次の段階として「毎日食べるものではない」という認識をつけられるといいですね。

「ごめーん。今日はあんまり〇〇ちゃんが好きそうなお菓子がなかったんだよ」
「今日は、〇〇に行ったら美味しそうな〇〇があったから買ってきたよ」
とか。

オヤツって、あったり無かったりするものなんだよ、という空気が作れるといいと思います。

でも、一旦習慣になってしまった子供に止めさせるのが、難しい、、、
甘味は中毒という認識を持って、接してください。

  • 買い置きをしない
  • 一緒に夢中になって何かをやる
  • ご飯の時間を早めてみる

など、間食の無い日を作ることから始めましょう。

対策その2 仕上げ磨きはフロスが必需品

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「歯磨き大好き〜」というお子さんに、私は会ったことがありません。そもそも大人だって、面倒くさいじゃないですか。

ましてや子供だと、指や手首の角度を変えながら、歯ブラシの毛先を歯の隙間に当てて小刻みに動かすのって、かなり難しい。

なので、親の仕上げ磨きが必要なのです。歯ブラシ以外にも、デンタルフロスを使ってみてください。
一番虫歯になりやすい奥歯の間の食べカスをしっかり取るには、デンタルフロスは必需品です。

何歳くらいまで仕上げ磨きするの

上手く歯磨きができるようになるのは、個人差があります。チェック方法としては、ドラッグストアなどにある歯垢染色液を使ってみてはいかがですか。

まずは自分で磨かせてみて、そのあと染色液を塗って、どこに磨き残しがあるかチェックしましょう。
毎回同じところに磨き残しがあれば、そこが苦手な場所なので、教えてあげてください。

たまにチェックしてみて、コンスタントに磨き残しがなくなればオッケー。
それまでは、気長に付き合ってあげましょう。

また、乳幼児の場合は前歯の間が要注意。哺乳瓶で飲んだり、ストロー付きのボトルを使っていると前歯がいつも糖分に触れるので、虫歯ができやすくなります。

さらに、寝ているときは唾液が少なくなって虫歯菌が増えやすいので、夜は特にしっかりと仕上げ磨きをしましょう。

対策その3 唾液を増やす方法

唾液の量が少ないと、虫歯菌が出した酸を流したり、中和して再石灰化したりできないので、虫歯になりやすいです。
唾液が少ない理由には、中高年の女性に多いシェーグレン症候群や薬の副作用を除いて、いくつかあります。

噛む回数、噛む力が足りない

唾液は、ものを噛むことで唾液腺が刺激され、アゴの周りの筋肉が動くことで、よく出るようになります。
そのため、噛まずに飲み込むクセのある子どもは虫歯になりやすい。

でも「よく噛みなさい」と言ったところで、すぐに忘れてしまいます。

そんなときは、食事の内容を工夫してみましょう。

  • 根菜類は大きめにカット
  • 今までより炒める・煮る時間を短く
  • 葉野菜、特に茎の部分を活かす
  • イカ・タコを混ぜ込む
  • ジャガイモはメークインを使ってみる

また、上手く噛めない子供の中には、顎関節症のケースもあります。
顎を開け閉めする時に「コクッ」というクリック音がする場合は、専門家に一度みてもらうことをお勧めします。

緊張していて唾液が出ない

私たちが気がつかないところで、子供は緊張していることがあります。
保育園、幼稚園、学校、習い事、そして家の中。

周りに気を使うタイプのお子さんだけではなく、のびのびと育っているように見えるお子さんも、その顔の下には緊張が隠れていることはよくあります。

「うちの子は大丈夫」と思う前に、よく観察してみてください。たとえば、常に動いていたり、喋っていたりするのは、もしかして不安や緊張を紛らわそうとしているからかも知れません。

外でのストレスは、避けては通れない必要なことでもあるのですが、家の中で安心感を持てることが大事です。
一緒にお風呂に入ったり、一緒に話をしたり、一緒にテレビを観て笑ったり、子供は一緒に何かをすることで安心感が生まれます。

しかも、よく見ているもので、親が心から楽しんでいるかどうか子どもにはバレています。
あまり難しいことは考えずに、同じ目線で一緒になって楽しんでみてはいかがでしょうか。

口呼吸のためにドライマウス

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普通は鼻から呼吸するのですが、どうしても口で呼吸をしてしまう子供がいます。口呼吸をしていると、口の中の粘膜が呼吸によって乾燥してしまい、ドライマウスに。

ドライマウス、つまり口の中が乾燥した状態が続くと、虫歯菌が大喜び。
ここぞとばかりに一気に増えはじめます。

食べカスを洗い流したり、抗菌作用で虫歯菌の増殖を抑えたりするためにも、口を閉じて常に唾液で口の中を潤しておくことが重要です。

口呼吸の原因その1 鼻が詰まっている

鼻づまりは、アレルギー性鼻炎や蓄膿症、あるいはアデノイド肥大が主な理由。慢性的に鼻が詰まっているお子さんで、病院の薬を飲んでいても改善しない場合は、食生活を見直してみてください。

鼻水に限らず、カラダから出てくる水分は、カラダに溜まった要らないものを出そうとする正常な反応です。
カラダに要らないものの多くは添加物や保存料、防カビ剤、あるいはグルテンなのかも知れません。

食を見直して鼻炎が改善した例などは、珍しくありません。是非、おススメします。

口呼吸の原因その2 口を閉める筋力が弱い

これは、姿勢の悪さが原因です。

実際にやってみてください!

  1.  頭のてっぺんから糸で吊るされたように、首や背中をまっすぐに伸ばした姿勢で、口を開け閉め。
  2.  次に、猫背になって顔を前に突き出した姿勢で、口を開け閉め。

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どうでしたか?

頭を前に突き出したとき、口を閉めるのが重く感じたのではないでしょうか。

口呼吸を改善するならば、姿勢の改善が欠かせません。猫背の原因は色々あるのですが、まずは座り方だけでも子供に教えてみてください。

イスに座るときは、お尻を背もたれにくっつけて座る。

細かいことを伝えると子供は混乱してしまうので、これだけでオッケーです。土台となる骨盤の角度が変わるので、軽度であれば、子供の猫背はこれで改善します。

あとは「ポカンX」という口に咥えるグッズなども、口を閉じる筋力をつけながら、口を閉じるクセ付けができるのでいいですよ。

対策その5 虫歯菌を減らす

虫歯菌の数には個人差があり、幼児期に虫歯菌に感染した子供ほど、虫歯菌の数が多くなります。

感染元として一番多いのはパパとママからで、1歳半から2歳半の間が一番大事な時期。
このタイミングをどう過ごすのかで、今後の虫歯人生が決まります。

なんで2歳半までが重要なの?

元々、赤ちゃんには虫歯菌はいません。そこから、口の中には色々な菌が住みつくようになります。最終的には300から500種類くらい。

虫歯の原因になるミュータンス菌もその中のひとつですが、実は幼児期に他の菌が増えてしまうと、ミュータンス菌の入り込む余地が無くなるんです。

口の中を分譲住宅地だと思ってください。

300戸の分譲住宅が1歳くらいから売りに出されますが、パパやママの口からミュータンス菌さんが引っ越してくる前に、他の菌さんが住み着いて売り切れてしまうと、もうミュータンス菌さんは住めなくなってしまうのです。

この分譲住宅に住み着いた菌は、世代交代しながら、ほぼ一生そのまま住み続けます。
つまり、よそ者が入り込みにくい。

それが、2歳半までは子供にミュータンス菌をうつしたくない理由です。

子供に虫歯をうつさないためには

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  • 乳児期、親が噛み砕いた食事をあげない
  • パパやママの虫歯治療
  • 子供と箸やスプーンを分ける
  • できればキスは、ほっぺに

この機会に、パパやママの虫歯もきちんと治してもらいましょう。
同じように触れ合っていても、親の虫歯菌が少ないほうが菌をうつしにくいですから。

そして、食事のときにつかう箸やスプーンは、子供と親をなるべく分けて使いましょう。
あと、今では少ないかも知れませんが、食べ物を親が噛み砕いて、それをあげるのもナシ。

ばっちり虫歯菌がお引っ越ししてしまいますので。

でも、おじいちゃん、おばあちゃんに対して、これらのことを言いづらい場合もありますよね?

ついつい、「虫歯菌がうつるから!」とだけ言ってしまいそうになりますが、それではお互い気分が悪い。
先ほどの、2歳半までが勝負なのという話を伝えれば、分かってもらいやすいと思いますよ。

まとめ

いかがですか?

虫歯予防の5つの原因と、その対策についてお伝えしました。

長々と書かせていただきましたが、その中でも「減糖」の取り組みは虫歯予防だけではなく、子供のカラダ、メンタルの成長にとって重要だということが分かっていただければ嬉しいです。

大げさかもしれませんが、健康な歯を保ったまま育てるのは、子供へのギフトだと思います。

「毎日少しずつ」が、虫歯予防の最大のコツですよ!

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