今朝のこと。
部屋を片づけられない娘をみて、つい
「まったく…誰に似たんだか」
と言いたくなる。けど、
「いや、お前だよっ」
と、中学3年生の私がツッコミを入れる。
足の踏み場もないくらいだったな、私の部屋は…
部屋を片づけられないのは遺伝?
嫌なところほど似てしまう親子
「私の足が短いのはお父さんのせいだ!」
はい、その通り。ゴメン。
爪の形までそっくりだから、それはもう遺伝です。
それは納得するのですが、
- 部屋を片づけられない
- 人に気をつかいすぎる
- わりとこだわる
- 意外とやさしい
- 欲しいと我慢できない
とか、性格って本当に遺伝するのかなぁ
自己否定の心理
片づけられない娘を見て
イラッ
としちゃうのは、結局、自分の嫌な部分を見たくないからでしょうね。
「部屋を片づけられない自分はダメだ」
と、親から言われているうちに、自分でそう思うようになる。
で、今度は私が娘にダメ出しをしていると、娘もそう思うようになる。
でもこれって、遺伝というか、環境や「すりこみ」じゃないの??
性格は遺伝する? するんですって
エピジェネティクスを分かりやすく
親から受け継いだ22,000ほどの遺伝子は、基本的に一生変わりません。
でも、まったく同じ遺伝情報をもつ一卵性双生児なのに、性格や発現する遺伝病が違うのはどうして?
という疑問から始まったのが、エピジェネティックという研究です。
米イリノイ大学・ジーン・ロビンソン教授の「ミツバチ論文」(2009年)
結論としてざっくり、
- 環境によって遺伝子は影響を受ける
どんな影響かというと、
- 行動や性格まで変わる
分かりやすくいうと、
遺伝子自体は変わらないけど、
どの遺伝子を使うかのチョイスが変わる。
そのチョイスによって、
好きなものや行動パターン、考え方までも変わる
のだそうです。
同じスーパーに買い物に行っても、私と、隣の奥さんがチョイスする食材は違うので、その日の晩ごはんも違うってことですね。
片づけられないのは親ゆずり
う~ん
認めたくはないけど娘の部屋がきたないのは、ある程度、私と嫁ゆずりってことか‥
でも、遺伝子情報が全てじゃなくて、どんなチョイスをするかは変えられるというのは、かなり希望が持てますね。
だって、
「あなたの遺伝子はコレだから、この先何をしたって変わらないですよ」
って言われたら、人生つまらないじゃないですか。
「私が片づけられないのは、遺伝!」
と娘に言われたら、エピジェネティックの話をしてやろうっと。
「片づけ」に抵抗する自分に気づく
量子場的アプローチだとこうなる
「遺伝だからしょうがない」
とあきらめないでもいいと分かったところで、じゃあ
どうやったら片づけられるようになるのか。
『こんまりメソッド』や
『断捨離』
などの方法もいいと思いますが、量子場的なアプローチは
「片づけ」に抵抗する自分に気づく
こと。
片付けが苦手なクライアントさんの量子場を観察してみると、みなさんそれぞれに抵抗を感じます。
しかも、抵抗があって重くなっている身体の場所が、それぞれ違う。
そこを、量子場調整術でサクッと調整。
雑然とした自分の部屋を思い浮かべてもらって、
「この部屋を片づけようと思ったとき、面倒くささを感じますか?」
「う~ん、調整する前より、ちょっとイイかも」
感想で多いのは、
面倒くささはあるけど、遠くなった
感じがするというもの。
まったくゼロにはならないけど、一歩は踏み出せる。そんな感じですね。
自分でできるセルフワーク
- 雑然とした自分の部屋を思い浮かべる
- 「この部屋を片づけよう」と思う
- 身体を観察(なんとなく)
- 重い・嫌な・変化した感じを探す
何度かワークをしていると、
「なんとなく、この辺が重いかも」
と感じるようになるでしょう。
人によって、
- 頭の前が重い
- 胸の奥がキュッとする
- みぞおちが苦しい
- 首が嫌な感じになる
など。ほんの少しの変化なので、静かに観察してみてください。
その変化した所が、あなたの中にある
片づけに対する抵抗
です。その抵抗が観察できているってことは、すでに
あなた=抵抗
ではなく、
抵抗と自分との間に、距離をとることができている状態。
確実に視野が広がっているので、
絶対に無理っ
ではなくなっているでしょう。
量子場調整では、その抵抗に対して働きかけてクリアにしていくのですが、このワークで「ちょっと片づけてみようかなぁ」と思ってもらえたら嬉しいです。
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