先日のセルフケア教室で、いつも通ってくれている30代の女性Hさんから相談を受けました。
「私、息子のことが心配でいろいろと進路とか口出ししちゃうんですけど、それが自分でも嫌なのに、ついやってしまうんです…」
Hさんは、自分の身体のことにも詳しくて、
「最近腰が痛いのは、きっと左の膝の変形をかばって歩いていたのが原因だと思うんです」
など、いつも私より先に「観立て」をしてくれます。
そんな分かりたがりなHさんは、もしかして
支配者タイプ
なのかもしれません。
支配で不安を解消しているかも
分からないと不安になる
- 子供の将来
- 身体の不調の原因
どちらも「分からない」と不安になりますよね。
お子さんが大きくなったときの社会情勢や子供の可能性、そして親との関係がどうなっているのかなど、だれにも分かりません。
不安…
身体だって、気圧や老化、病気など、いつどんな不調が現れるのか分からない。
不安…
そういう、どうなるか分からない状態のままは、とっても不安なので、自分でコントロールできる状態にしておきたい。
そうして支配は始まります。
娘を支配していた私
私がいちばん支配していたのは、娘。
とくに食生活については、うっとおしいくらい完全に支配していたと思います。
娘が1歳になったと同時に、朝晩のご飯が私の担当になりました。
「こんな小さな生き物を、自分の作ったゴハンで養うのか」
という変な気負いと不安から、とにかくバイキンが入らないように超清潔に!
添加物や保存料、人工甘味料の類はとにかくシャットアウト!
食事やオヤツなど、口に入るものは私の判断で
オッケー
が出たものだけしか食べられないなんて、
今考えると完全なる支配者でした。(今でもその傾向はありますが…)
将来についての不安
私は食事や健康への不安から支配していましたが、ひとによってはお子さんの将来についての不安が膨らんでしまっている場合もあるでしょう。
この先、この子は大丈夫だろうか。
そんな不安を消すために、いい学校いい会社に入れようと促す。
人は環境に影響されるので、どんな学校を選ぶかは大切だけど、目的が自分の不安を消すためだと…
今ではもう通用しない
「いい学校、いい会社に入れば将来安心」
という自分の時代の価値観を押し付けてしまうかもしれませんね。
今は個性のある学校も増えてきたので、
「この学校はこんな教育方針だから、あなたに合ってるかもよ」
など、提案して興味を持つようなら後押ししてあげる
くらいがいいのかなぁと思います。
不安を解消する方法
支配したくないと思ったら
不安な状態から抜け出す簡単な方法として、無意識のパターンに
気づく
ことをしてみましょう。
- 子供の将来への不安
- 旦那さんへの不満
- 両親の健康が心配
- 自分の身体の変化に落ち込む
- やりたいことができない苛立ち
などは、ほぼ
無意識に湧き上がってきてしまうのではないでしょうか。
無意識のパターンに気づく
だれだって不安や不満、心配なんてしたくないのに、気がついたらやってしまっている。
その無意識的な条件反射に気づくと、ちょっとだけ楽になります。
「ああ、私また、いつもの不安パターンをやっちゃってるな」
と気づくと、不安と一体になっている自分と少し距離ができるので、客観的に観ることができます。
すると、不安と一体になって飲み込まれている時には見えなかった、別の観点の入る
隙間
ができるので、ちょっとずつ楽になると思います。
無意識のパターンを書き換える技術
いつも繰り返してしまう無意識のパターンを何とかしたいと思ったとき、量子場調整という方法もあります。
私自身がそうだったのですが、
「この無意識でやってしまうパターンの原因を探って、自分を変えたい」
と頑張ったけど挫折した… という人は、原因と結果の法則を越える技術である量子場調整を、ぜひためして欲しいと思います。
この記事へのコメントはありません。