このたびは、ブログを読んでいただきありがとうございます。
『キレイの実』編集長＆鍼灸師の伊東 歩です。
ほうれい線を薄くしたり、消したりする方法に、舌回し体操があります。
「ただ、舌をまわすだけなのに、何がいいの？」
とおっしゃるかたには、ぜひ、聞いてもらいたいのが今回の話。
ほうれい線だけじゃなく、他のいろんなところに効果がありますので、３分だけおつきあいください。
ほうれい線のできる原因
ずばり「頬のたるみ」です。
そして、たるむ理由のひとつが、表情筋が硬くなること。
ふだん美容鍼の施術をしていても、ほうれい線の深さと頬の硬さは比例するんだなって感じます。
本来はゴムのような性質の筋肉が硬くなると、頬を引き上げることができなくなる。
だから、ほうれい線やマリオネット線ができてしまうんですね。
舌回し体操をオススメする理由
舌回し体操をすると、次のような変化が期待できます。
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- 表情筋のストレッチ
- ほうれい線が薄くなる
- 二重あごの予防
- 目の下のたるみ改善
- 口臭予防
- 顔の歪みの修正
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表情筋のストレッチ
口の中から舌を使って表情筋を伸ばすので、肌に負担をかけずにストレッチができます。
舌回し体操では、下のイラストの筋肉を伸ばすことができますよ。
くちの周りをぐるっと囲む口輪筋（こうりんきん）。さらに頬にある頬筋（きょうきん）や下唇下制筋（かしんかせいきん）などを、やさしくストレッチ。
それによって、筋肉に弾力性が戻り、頬を引き上げ、ほうれい線を薄くしてくれます。
ほうれい線を目立たなくする
頬の引き上げ効果以外にも、舌回し体操をすると、ほうれい線のできている肌の状態が改善します。
口の周りの皮膚と、頬から覆いかぶさった皮膚に挟まれて、折り重なった状態のほうれい線。
ここを、内側から伸ばしてあげることで、お肌の血流が改善。新陳代謝が上がりターンオーバーが正常化すると、肌の状態がぐっと上がるんです。
筋肉での引き上げとの相乗効果で、ほうれい線がだんだんと目立たなくなってきますよ。
二重あごの予防
舌回し体操は、舌を大きく伸ばして使うので、顎舌骨筋などの舌筋が鍛えられる。
つまり、舌のエクササイズにもなるんです。
そうすると、舌のつけ根であるアゴ周りが引き締まる。
すると、二重あごで悩んでいる人にはうれしい変化が待っています。
目の下のたるみ改善
いちばん最初のイラストをご覧ください。頬の筋肉って、目の周りの眼輪筋とつながっているんです。
そう、実際やってみると分かるんですが、目の下も結構動かされます。
筋肉は、引っ張られると縮もうとする性質がありますので、舌回し体操を続けることで、目の下のたるみまで、スッキリしてくるんですね。
口臭予防
舌を大きく動かすと、唾液が分泌されます。
口臭の原因のひとつが、ドライマウス。
口の中が乾燥していると、歯周病菌や虫歯菌をはじめ、雑菌が繁殖しやすくなるんです。
舌を動かすことで口の中が潤い、しかも口もしっかりと閉じることができるようになれば、口臭を防ぐことができますよ。
顔の歪みの修正
とくに、下あごの歪みが気になったり、噛み合わせの悪いひと、そして顎関節症のひとには、おすすめ。
舌をまんべんなく全方向に動かすことで、左右のバランスが取れてきます。
さあ、効果が分かったところで、さっそくやってみましょう！
ほうれい線対策！【舌回し体操】のやり方
口を閉じたまま、舌を歯の外側にそってグルっと回します。
イメージとしては、「歯の外側のツルツル具合を舌で確かめる」ように、グルっとひと回りする感じです。
まず、歯の外側に舌を当てます。
そうしたら、口をぱくっと閉じます。
そうしたら、舌先を思い切り口の内側に当てて、外に向かって押します！！
次は、口の中のヨコ面を押す！
次は、下の歯と口の中の間に舌を入れて、舌先で内側から押します！
最後はまた、ヨコ面を押します。
これで、一周まわりました。おつかれさまです
カンタンでしょ？？
舌回し体操の注意点
舌と歯が当たるので、あまり頑張りすぎると、舌を傷つけることがあります。
ですから、回数を多くグルグル回すより、ゆっくりと口の周りの皮膚を伸ばすように回しましょう。
まとめ
舌回し体操は、ほうれい線を消すのにとってもオススメです。
ちょっと「変顔」になるので、おウチでこっそり頑張りましょう！
「ほうれい線にいいツボってあるの？」「どうして私のほうれい線は、片方だけクッキリなの？？」など、ほうれい線に関する疑問、解決策は、
▼こちらの記事▼
ほうれい線を目立たなくする方法
に全部あります！ ぜひ読んでみてくださいね。
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