かたくなった頬をほぐして『たるみ』を引き上げる方法【美容鍼灸師おすすめ3ステップ】

虫歯

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ダイエットして、お腹の肉は取れてきたんだけど、顔は全然かわらないのよ…

だから、体重は減ってるのに、鏡を見ても痩せた感じがしないのよね。
まったく、イヤになるわ![/surfing_voice]

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うちのクライアントさんも、同じようなことで悩んでいらっしゃいます。
もしかして、頬のお肉って硬くないですか??

頬や顔の皮膚や筋肉が硬いと、いくらダイエットしても顔は痩せないんですよ。
それを何とかするのが、わたしの仕事。

今日から役に立つ、かたくなった頬の肉を落とす方法を、詳しくお伝えします。[/surfing_voice]

顔の肉が落ちない原因

[surfing_su_box_ex title=”痩せにくいパーツBest3” style=”soft” box_color=”#e0c38c”]

1位 お尻
2位 お腹
3位 顔[/surfing_su_box_ex]

そう、顔は痩せにくいんです。
いちど頬についた皮下脂肪は、なっかなか落ちてくれない。

美容鍼の施術をしているので、クライアントさんのお顔に触れる機会が多いのですが、一番「硬いな」と感じるのは、実は頬なんです。

赤ちゃんのほっぺたなんて、プルプルでつい触ってしまいますよね。
でも、肌コンディションが良くない人は、ほぼほぼ、頬が硬い。

頬は、顔の中でも脂肪の多いところ。脂肪って触ると冷たいですよね。
つまり、血流がほかのところより少ないってこと。

血流が少ないと…

たとえば頑張って運動をして、カラダに溜まった脂肪を燃焼して、エネルギーに変えようとするとき。

皮下や内臓という「倉庫」にしまっておいた脂肪を、引っ張り出してエネルギーとして使おうとします。

でも、血流という流通経路が少なかったり、渋滞していたりすると、けっきょく倉庫からは脂肪を運び出せないんですね。

これが、頬の肉が落ちにくい原因なんです。

首や肩がこっていると顔の血流が悪くなる

心臓よりも高いところにある頭・顔は、ただでさえ血液が流れにくい。
ちょっとしたひょうしに、血流が下がると「クラッ」としてしまうのも、高い位置にあるから。

それに加えて、血液の通り道である首や肩が硬くて流れが滞ると、どうなるか。

大事な脳は、優先的に血液が回るようにできています。

顔は? そう、あとまわし。
その顔の中でも、流れの少ない頬は、硬くなったり、脂肪が溜まったり。人によっては瘀血といって、赤ら顔の原因にもなってしまうんです。

頬の肉を落とす方法

さきほどの倉庫のはなしにあったように、頬に溜まった脂肪を倉庫から運びだすには、血流を良くすることが第一。

じゃないと、頑張って運動をしても、血流の良いほかの所ばっかりが痩せて、頬はそのままに。

ちなみに、ダイエットをして、お尻や頬、おなかの肉は落ちないのに、バストが痩せてしまうのも、これが理由です。

では、優先順位の高い順に、頬の肉を落とす方法をお伝えしますね。

その1:首と肩を柔らかくする

まずは、首と肩をゆるめましょう。
ふだん、肩こりや、首こりはありませんか??

マッサージや鍼もいいですが、お金も手間もかけずに、肩と首をゆるめる方法は▼こちら▼(いいのか?鍼灸師なのに…)

肩こりを楽にしてくれるストレッチ&体操【臨床25年の鍼灸師が厳選した5つの方法】

肩や首を動かしていると、だんだんと「ゴリゴリ」いうかもしれません。でも、本当に硬くなっていると、「ゴリゴリ」も聞こえないんです。

ゆっくりと、コツコツ、続けてみてくださいね。

その2:頬の血流を上げるエクササイズ

首と肩の関所を開けて、顔に血流が流れ始めたら、こんどはそれを頬にまで届けましょう。

それには、▼こちらのエクササイズ▼がぴったり。

ほうれい線を消す【あいうえお】体操は「あ」が決め手!

実際に頬の筋肉を使って脂肪を燃焼するのと同時に、血流も良くなる。まさに、一石二鳥。

その3:糖化を防ぐ食事

最後は、頬の肉を落とすための食事。というか、これ以上、頬に余分なものを溜めないための食事です。

毎日の食事で気をつけたいのは、ズバリ「糖化」! これに尽きます。

食事で摂った糖分が、真皮にあるコラーゲンやエラスチンと合体。これが糖化。

糖化したコラーゲンやエラスチンはもう、お肌を下から支えてはくれません。
名前も、終末糖化産物AGE(Advanced Glycation End Products)と改名され、もう別人。

肌をハリを持たせるどころか、味方ではなくなり、老化タンパク質とも呼ばれるAGEは褐色をしているので、シミの原因にもなります。

たるみやシミ、美容にとって大敵ですが、糖化の怖さはそれだけじゃない。糖化は糖分とタンパク質が結びついて起こるので、

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  • 動脈硬化(心筋・脳梗塞のリスク)
  • 骨粗しょう症(骨が折れやすく)
  • 白内障(手術しなければ失明)
  • アルツハイマー型の認知症

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など、カラダのあちこちで悪さをします。
脅すわけではないのですが、本当に糖化は美容にも健康にも怖いんです。

[surfing_su_box_ex title=”糖化を起こしやすい食べ物” style=”soft” box_color=”#e0c38c”]

白砂糖
精白米
パン
イチゴジャム
チョコレート
ドーナツなど[/surfing_su_box_ex]

パンや米、パスタなどの炭水化物と、糖分は別物と思っている人もけっこういるのですが、炭水化物=糖質+食物繊維。
だから、パンやお米を食べると血糖値が上がるんです。

あ、ちなみに同じパンや米でも、血糖値の上がり方、つまり糖質の吸収には違いがあるんですね。
食品にふくまれる糖質が吸収されやすいかどうかの目安に、GI値があります。GI値が高いと、同じ量を食べても糖質の吸収が多いので、糖化しやすいってこと。

たとえば、同じパンでも、

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  • 小麦全粒粉パン 50 (低GI値食品・吸収しにくい)
  • ライ麦パン     58 (中GI値食品)
  • フランスパン     93 (高GI値食品・吸収しやすい)
  • 食パン     91 (高GI値食品)

[/surfing_su_list_ex]

という違いがあり、ダイエットしたいなら、精製された食パンやフランスパンはNG。たるみやシミ、ほうれい線を作りたくなければ、避けたほうがいいでしょう。

米類なら、精白米はGI値81ですが、玄米や五穀米だとGI値は55ほど。

なんで同じ「お米」でも、こんなに糖質の吸収度合いが違うのか。

さきほど、炭水化物=糖質+食物繊維とお伝えしましたが、白米や白パンなどの精製(精白)した商品は、元になる米や小麦から食物繊維やビタミン、ミネラルを削り取ったもの。

このことが、大きな違いとなっているのです。

ちなみに、血糖値の上昇を抑えるには、食物繊維のたくさん入っている食べ物を先に食べるのが定番。
野菜や豆、ワカメやきのこなどに食物繊維がたくさん含まれています。食事の順番を少し変えるだけでも、糖質の吸収を減らすことができます。

あとは、直接糖を摂らないこと。白砂糖、てんさい糖、黒砂糖、三温糖などの直接糖は、カラダに入ると血糖値を急上昇させ、体内に一気に取り込まれます。

とはいえ、糖質だってカラダに必要な栄養素。なので、摂り方のコツとしては、先ほどお伝えしたGI値の低い玄米やライ麦パンなどを選ぶこと。

もし「GIとか何とか、よくわからない!」という時は、元々の状態からどれだけ人の手が入っているかを基準にしてみて。
削り取られたもの、分解されたもの、合成されて作ったものには、注意してみてください。

まとめ

頬は、血流も悪くなりがちで、しかも外気や紫外線にさらされている、条件の悪いところ。

なので、うまくケアしてあげないと、置いてきぼりに。
お伝えした順番にコツコツ続けると、頬の肉が落ちるだけでなく、肌質も上がります。

ぜひ、頑張ってみてください。

あとは、脂肪や糖化というより、むくみやすいという人もいます。
このタイプの人は、手っ取り早く、まずツボを使って顔のむくみを取ってみましょう。

顔のむくみ解消のツボ 【鍼灸師おすすめツボのランキング】

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