[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-aisatu.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]こんにちは、『キレイの実』編集長&鍼灸師の伊東 歩です。
おウチで簡単にできるセルフケアのお灸は、美容にもいいんですよ。
たとえば、たるみや肌荒れ、シミやシワなど、悩みに合わせたツボにお灸をすれば、自然治癒力によって以前のお肌に戻ってきます。[/surfing_voice]
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私の友達もね、セルフ灸ってのを美容のために始めたのよ。
で、ちょっと気になってるの。
「お灸女子」とかって聞くけど、お灸ってホントに美容に良いの?[/surfing_voice]
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はい。美容に欠かせない定番のツボもあります。
でもせっかく専門家がお伝えするんですから、【お悩みに合ったツボ】にお灸をするほうが変化が出やすいです。
この記事には、お灸で改善できる美容の悩みが全部のっています。お悩み別に、おすすめのツボとお灸を写真で分かりやすく紹介していますので、簡単におウチでキレイになっちゃいましょう!
もくじを見て、気になるお悩みのところからお読みください。[/surfing_voice]
お灸が美容に良い理由
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しみ・しわ・たるみ・毛穴…など、美容の悩みの多くは、お肌に関することですよね?
そのお肌のコンディションって、カラダの状態がそのまま表れます。
最近では、「自分の健康は自分で守る」という意識の高い人が増えてきて、セルフケアとしてお灸を使うようになった。
すると、カラダの変化と同時に、お肌のコンディションも上がってくることを実感した女性の間で、お灸が広まっていったんですね。
それが、「お灸女子」。[/surfing_voice]
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ふーん、じゃあお灸って、健康にもなれて、美容にも良いってこと?
一石二鳥って、お得な感じでいいわね。
でもさ、お灸って火を使うんでしょ? ヤケドとか、危なくないの?[/surfing_voice]
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私たちが治療でお灸をするときは、皮膚の上に直接「もぐさ」を置いて火をつけます。これを「直接灸」というのですが、ここでお伝えするのは皮膚に直接火が触れない「間接灸」。
台座とよばれるクッション材が、皮膚ともぐさの間に挟んであるタイプなので、お灸の熱さを自分で調節しやすくなっているんですね。
でも「どうしても火はイヤ!」という場合は、火を使わないお灸もあります。[/surfing_voice]
火を使わないお灸が気になる人は、▼こちらの記事▼
火を使わないお灸【せんねん灸・太陽】の効果ってどうなの??をご覧ください。
この記事では、よもぎのパワー(ハーブとしてのリラックス効果&シネオール(精油成分)の効果)を考えて、火を使うお灸をおススメしています。
お灸の使い方については、▼こちらの記事▼
お灸&せんねん灸のやり方【図解】を参考にしてくださいね。
また、お灸をする前の準備としてストレッチも良いですよ。
[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=yog240-Y_fU”]
じゃあ、実際にお悩みごとにおすすめのツボを見つけて、お灸をしてみましょう!
美容の定番ツボ【三陰交】
これから、あなたのお悩みに合わせたツボをお伝えします。
そのとき、三陰交(さんいんこう)というツボも、合わせてお灸してみてください。
たとえば、くすみを改善するツボとして肩井(けんせい)をおススメしていますが、実際にお灸をするときは三陰交と肩井の2つのツボに、お灸をして欲しいんです。
その理由は、三陰交が美容にとって欠かせない女性ホルモンのバランスを取ってくれるから。
三陰交の名前の由来は、脾経・腎経・肝経というカラダの土台となる3つの経絡(気の通り道)が交わるツボという意味。
子宮とその周りの臓器との関わりが深いツボで、生理や女性ホルモンの状態がツボの凹みとしてあらわれるほどです。
慣れてくると、ツボの硬さや凹み、表面のザラつきなどから自分の子宮の状態が分かるようになりますよ。
さあ、では三陰交の場所をお伝えしますね。
【三陰交(さんいんこう)】
内くるぶしの上、骨のきわの柔らかい部分にあります。
三陰交を探すには、まず内くるぶしを見つけましょう。
その頂点から…
指4本分、上にあがります。
そこに、硬い骨が触れるはず。
そこから、小指1本くらい後ろ(カカト側)に入ったところに…
三陰交はあります。
ここに、お灸をしましょう。
足の冷え、不妊、生理不順、更年期障害など、女性にとってうれしい作用がいっぱい!
ここは、ぜひ覚えてくださいね。
お待たせしました。ここから、お悩みごとに最適なツボをご紹介します。
美容にオススメのお灸のツボ ~お悩み別~
【くすみ】を取りたい
お顔のくすみを取って、肌のトーンを上げるには「血流改善」がカギになります。
お顔の血流を上げるには、肩をゆるめることが近道。
肩はたくさんの筋肉が複雑に折り重なっています。1つの筋肉が硬くなると、周りにも影響して肩から首にかけて全体が硬くなる。
すると、お顔に届く血液も、帰ってくる血液も、首と肩の部分で流れが滞る。
実際には微妙な流れの変化ですが、積み重なってくるとだんだんと肌のトーンが下がってしまうんですね。
そこで、肩まわりを柔らかくしてくれるツボ、肩井(けんせい)にお灸をすることで、くすみと肩こりがいっぺんに解消できるというわけです。
【肩井(けんせい)】
まず、首を前に曲げます。そのとき、いちばん後ろに出っぱる背骨が、頸椎7番。
ポコッとした頸椎7番を指で探して…
そこから肩先までを線でむすんで、ちょうど真ん中あたりが…
肩井(けんせい)になります。
横から見ると、こんな感じ。
ここにお灸をしましょう。ほんのりと温かくなってきて、気持ちがいいですよ。
肩の少し後ろになって見えにくいので、お灸の先に触れないように気をつけて。
肩から首にかけての筋肉がゆるんでくるので、顔への血流がアップ。くすんだお肌に、透明感が出てきます。
もっとオススメなのは、お灸で筋肉がゆるんだあとのストレッチ。無理なく自然と肩が楽になって、お肌の新陳代謝が良くなりますよ。
▼こちらの方法▼が一番お手軽です。
[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=cLwz_EBTaTU”]
しっかり肩こりを治したいなら、
肩こり解消!簡単ストレッチ【図解で分かる】今ラクになる5つの方法
こちらの記事を参考に、1分でいいのでやってみてください。
念のため、肩井&三陰交ですよ~。
【たるみ】を引き上げたい
お肌は、紫外線や加齢などによって、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどがダメージを受けると、たるんできます。
このダメージを回復するには、「三陰交」を使って女性ホルモンのバランスを整えるのがカギ。
三陰交のお灸は、とてもよく働いてくれます。
また、慢性的な疲れによってお肌のキープ力が落ちてしまうことも、たるみの原因なんですね。
元気なときの顔と、疲れたときの顔、くらべてみると明らかに疲れているときは「たるみ顔」になってますよね?
これを解消してくれるのが、足三里(あしさんり)と手三里(てさんり)のお灸。
この2つのツボは、活動エネルギーをアップしてくれるので、たるみグセのついたお肌をグッと持ち上げてくれます。
奥の細道を旅した俳人・松尾芭蕉も、この足三里にお灸をしながら諸国を歩いたことは有名な話。2400kmを150日で歩いたということなので、単純計算で150日間、毎日16km歩いたということ。
そのくらい、お灸によってエネルギーが湧いてくるツボなんですね。
ではまず、【手三里】から。
手三里は、肘の下、外側にあります。
肘を曲げると内側にシワができます。
その、外端から指3本ほど親指に向かって下がったところが…
手三里になります。
ここにお灸をしましょう。ジンワリと温まってきます。
手首に負担がかかる仕事をしている女性には、ピッタリのツボ。腱鞘炎などの治療にも使います。
次は、【足三里】。
足三里は、膝の下、外側にあります。
まず、膝のお皿をさがしましょう。
お皿があったら、その下の端に4本の指を当てます。
その小指の下を触ると、ゴリゴリとした硬い骨が見つかります。
ちょっと、とがった感じですね。
その硬い骨から、親指1本くらい外側に…
足三里はあります。
足三里は、胃の調子を整えてくれるツボでもあります。
胃もたれや胃痛、また胃下垂による下腹ポッコリで悩んでいる人は、足三里のお灸がおすすめ。
また、足三里と手三里のお灸は、疲れをとるのにピッタリのツボ。
「最近、朝起きても疲れが抜けないな…」という人は、何日か続けてみてください。気がつかないあいだに、疲れが気にならなくなってきますよ。
【しみ】・【目の下のクマ】を消したい
しみは、血流が滞りがちになると、濃さが目立ってきます。それは目の下のクマも同じで、皮膚のうすい目の下は、血液の流れが悪くなるとてきめんに青黒く。
これは、単にお顔の血流だけでなく、カラダ全体の流れを良くしてあげることが肝心です。もし、生理痛がひどく経血に塊がまじっていたり、肩こりや腰痛などの痛みに悩んでいる人ならなおさら。
こんな場合は、太衝(たいしょう)というツボにお灸をすると、血流が良くなり、ドロドロ血(瘀血)が改善されていきます。
すると、しみの色が薄くなったり、目の周りがパッと明るくなったり。
太衝は足にあるツボですが、遠く離れたお顔の透明感をあげてくれる便利なツボなんですね。
【太衝(たいしょう)】
太衝は、足の甲にあるツボ。
足の親指と人差し指の間の溝を、足首に向かってなぞっていくと、溝がなくなり山のように盛り上がるはず。
その、溝がなくなる手前の、Vの字のやわらかい凹みの部分に、太衝はあります。
ここは、肝臓を整えてくれるツボなので、ストレス解消にはもってこい。
「今日はイライラしたな~、もう、やってらんない!!」
という日は、ここにお灸をすると、すーっと気持ちが落ち着いてきますよ。
寝ているときに足がつってしまったり、まぶたがピクピクけいれんする人にも良いですね。
▼太衝の探し方▼
[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=vnmf3qhs-f0&t=72s”]
【毛穴】を引き締めたい
毛穴が目立って困っているクライアントさんは、年齢を問わず結構いらっしゃいます。
そのようなお悩みの方を施術していると、「乾燥」と「たるみ」の改善が、毛穴引き締めのカギだと分かってきました。
乾燥が続いたお肌は、「保湿しなきゃ!」という反応から皮脂をたくさん分泌するようになります。
その皮脂と、乾燥によって剥がれやすくなった表皮が混ざって毛穴に詰まり、毛穴が広がる。
さらに、たるみによって毛穴が引っ張られると、いっそう広がってしまう。
こんな理由から、毛穴が目立つようになってしまうんですね。
「乾燥」と「たるみ」。この両方を改善してくれる便利なツボは、尺沢(しゃくたく)です。
尺沢にお灸をすることで、肺の機能がアップ。
そのおかげで、皮膚に潤いを取り戻しながら、肌自体を引き締めてくれるんですね。
【尺沢 (しゃくたく)】
肘を曲げると、内側にシワがよると思います。
そのシワの外端から、親指1本分くらい内側に、尺沢はあります。
尺沢は咳が長く続いたときにも使えるツボ。その場合は、ちょっと熱めのお灸をすると良いですよ。
あとは風邪の予防にもなりますので、「来週、たいせつな用事があるので、絶対に風邪を引きたくない!」というときは、一週間くらい前からココにお灸をしておくといいですね。
さらに、もっとしっかりお肌の乾燥を改善したいなら、こちらの記事
顔の乾燥対策の決定版! キレイな肌になるための3つの根本改善方法
が、とっても参考になりますよ。
【しわ】を取りたい・【髪】に艶を
年齢を重ねていくと、少しずつシワが増えたり、髪の艶が落ちて白髪が増えてきたり。
ある程度はしょうがないとはいえ、できれば以前のような肌や髪を取り戻したいですよね。
そんな悩みには、アンチエイジングのツボ、太谿(たいけい)にお灸をしましょう。
太谿は腎の機能をアップしてくれます。腎とは、腎臓を含めた生命力の源。
腎が元気になると、生殖機能、ホルモン分泌が活性化するので、カラダの内側から活き活きとしてくるのを感じるはず。
男性・女性に関わらず、実年齢以上に見られてしまいがちな人には、とってもおススメのツボです。
シワにお悩みなら、ひとつ前の項目でお伝えした【尺沢(しゃくたく)】にもお灸をすると、さらに効果アップです!
【太谿(たいけい)】
太谿は、内くるぶしの後ろにあります。
ちょうど、硬い骨と、アキレス腱の間のやわらかい部分ですね。
ここは、下半身の血流を良くしてくれるので、足の冷えに悩んでいる女性にはもってこい。
さらに、頻尿や、夜トイレに起きてしまう人にも良いですね。
どなたか、悩んでいる人がいたら教えてあげてください。
▼太谿の探し方▼
[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=HjGQaV4e6hU”]
【目】をパッチリ
まぶたが重くなって下がってくると、目が小さく見えてしまいます。
これってなんだか、とても損しちゃってますよね?
まぶたが下がる原因のひとつは、頭皮や額(ひたい)が硬くなってしまうこと。
本来の、ゴムのように柔軟なおでこや頭皮だと、まぶたをしっかり持ち上げてくれます。
でも、肩こりやストレスなどで硬くなってしまうと、まぶたを引っ張り上げることができなくなる。
そうして、まぶたが重くなってしまうんですね。
まぶたが下がると、頑張って目を開けようとして額(ひたい)の筋肉を使うようになります。すると、おでこにシワが…という悪循環に。
こんな場合は、おでこや頭皮を柔らかくして、まぶたを軽くしてくれる崑崙(こんろん)というツボがおすすめ。
自然なパッチリ目を取り戻しましょう。
この崑崙、腰痛や、後頭部の痛みの鍼治療によく使います。そして、よく作用します。
これはツボの刺激によって、足から腰、背中、頭にかけて通っている「膀胱経」というエネルギーの流れ道を調節しているから。
では、崑崙を使って肩や首、そして頭皮をゆるめて、目の重さを解消しちゃいましょう。
【崑崙(こんろん)】
崑崙は、外くるぶしの後ろ。
外くるぶしの硬い骨と、アキレス腱との間の柔らかいところにあります。
先ほどもお伝えしたように、崑崙は腰痛の定番ツボ。
ちょっと腰が重いという程度から、ぎっくり腰まで使える便利なツボですので、いざという時に覚えておいてくださいね。
上のまぶただけでなく、目の下のたるみも気になるなら、この記事
に、解消法が分かりやすく書いてありますよ。
【息】をキレイに
お肌の悩みとともに、女性のクライアントさんから相談が多いのが、息。
いきなり、
「わたし、息のニオイが気になるんですけど!」
とはならないですが、施術を重ねていくと、このような悩みもポツポツ話してくれるようになります。
そんなときにアドバイスするのは、胃腸を整えること。
息のニオイの原因はいくつかありますが、多いのが胃からのニオイ。
息が気になっている女性は、頑張って歯磨きをしているのですが、なかなか改善しない。これは、ニオイが胃から上がってくるから。
このようなタイプの女性の胃を触診してみると、多くは硬く張っています。
ご自身でおへその上あたりを指先で押して、硬かったり、痛かったり、ドクドクと拍動していたら、胃腸を整えてくれる「中かん」というツボにお灸をしてみましょう。
お灸をしておなかが温まると、安心感が生まれますよ。
ツボの位置を説明しますね。
おへその上に、指を4本並べます。
おへそのライン上で、指4本分あがったところに…
「中かん」はあります。ここにお灸をしましょう。
「中かん」へのお灸は、胃はもちろん、腸の調子も整えてくれます。
慢性的な便秘に悩んでいる人は、ぜひためしてみてください。
本格的に便秘を改善したいなら、体質別の便秘解消法が書いてある
便秘解消法は、体質に合った方法を選ぼう
の記事を、ぜひお読みくださいね。
また、▼こちらの方法▼でカラダをひねると、胃の動きも良くなるので、胃から上がってくる臭いが少なくなりますよ。
[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=f_4lRQecock”]
【ニキビ】を無くしたい
体内に余分なものが溜まって、しかもちゃんと排出できなくなると、カラダは皮膚を使って体外に出そうとします。
そのとき、うまく皮膚から排出しきれないで、熱(炎症)を持ちながら残ってしまうことがある。
それが、ニキビの正体。
余分なものというのは、過剰な脂や糖、停滞した水などさまざま。これが溜まりすぎると、処理しきれなくなってしまうんですね。
根本的には、食事を見直して、汗、呼吸、尿、便などの排出方法を整えることが必要。
そうはいっても、できればなるべく早く無くしたいのが、ニキビ。
引っ込んだあとも、跡が残ったりして悩みは絶えません。
そんなときは、皮膚表面の熱を取って、要らないものを排出しやすくしてくれるツボ、曲池(きょくち)にお灸をしてみましょう。
【曲池(きょくち)】
曲池は、肘を曲げたときにできるシワの外端のところ。
ここに、お灸をします。
ニキビを取りたいときのお灸は、ちょっと熱めが効きます。
あまり回数を多くしなくていいので、1~2回、「チクッ」と感じるくらいの熱さでお灸をしてみてください。
なんとなく、カラダが汗ばんできたら成功。
汗ばまなくても、皮膚表面から放熱してくれていますので、あせらず何日か続けてくださいね。
このばあい、一か所の皮膚だけに負担がかかりやすいので、ツボの位置をちょっとずらしてお灸をするといいですよ。
お伝えしたように、根本的には、食事と排便を整えることが、ニキビ解消には大事。ぜひ、こちらの記事を参考になさってくださいね。
【顔のむくみ】をスッキリしたい
顔のむくみ解消には、いろんなツボがありますが、「ひとつ選べ!」と言われると、おススメなのは陰陵泉(いんりょうせん)へのお灸。
理由は、いちばん変化が出ているから。
陰陵泉を指で押して痛ければ、期待大。
顔だけじゃなく、カラダに溜まった要らない水分が、お灸によって出ていってくれるでしょう。
【陰陵泉(いんりょうせん)】
まず、内くるぶしを見つけましょう。
内くるぶしを膝の内側に向かって指でなで上げます。
骨と軟らかい部分の境目に沿って。
すると、真っすぐだった境目がカーブするところがあります。
ちょうど、膝の斜め下あたり。
そのカーブの内側、軟らかい部分が、陰陵泉というツボ。
ここに、お灸をしましょう。
ここはデトックスのツボなので、食生活の乱れやストレスによって溜まった不要物を、汗や尿といっしょに排出してくれます。
もし、むくみが中々引かない場合は、コチラの記事
顔のむくみ解消のツボは「膝の下」に!【鍼灸師おすすめ8つのツボ】
のツボもためしてみてくださいね。
自分でお灸をするときの注意点
以下のようなときには、注意が必要です。
セルフお灸をすることでカラダのバランスを崩す可能性があるので、できればお灸は避けておきましょう。
[surfing_su_list_ex icon=”icon: warning” icon_color=”#d9333f”]
- お酒を呑んでいるとき
- 妊娠しているかもしれないとき
- 疲れや寝不足がひどいとき
- 熱が上がっているとき
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まとめ
セルフケアとしてツボにお灸をしていると、ほんとうに美容に嬉しいことがいっぱい。
たるみやニキビ、シワやシミなど、あなたの悩みに合わせたツボにセルフお灸をすれば、自然に改善されていきます。
おウチで簡単にできるので、ぜひ、ためして欲しいと思います。
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