【ほうれい線ができやすい骨格】を自力で変える方法|施術歴25年の鍼灸師がセルフケアを教えます

こんにちは、『キレイの実』編集長&鍼灸師の伊東 歩です。
記事を読んでいただきありがとうございます。

今回は、「ほうれい線のできやすい骨格があるって聞いたんですけど、私ってどうなんでしょうか?」というクライアントさんの話をきっかけに、記事を書きました。

よく、頬骨が高いと、ほうれい線ができやすいと言われます。
でも実は、それよりもほうれい線を目立ちやすくする骨格の特徴があるんですね。

結論からお伝えすると、

[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#d9333f”]

  • 遺伝などによって、骨格矯正ではどうしようもない部分
  • 姿勢のクセによる骨格変化なら、自力で骨格矯正できる部分

[/surfing_su_list_ex]に分けられます。

つまり、「無理な部分に悩むよりも、変えられる部分をなんとかしましょう!」というお話です。

この記事では、ほうれい線のできやすい骨格を、セルフケアで整える方法についてお伝えします。

ほうれい線のできやすい骨格の特徴

頬骨が高い

よく言われているのが、「頬骨が高いと、ほうれい線ができやすい」

ただ、これまで多くのクライアントさんに美容鍼の施術をしてきて、必ずしもそうとは言えないんですね。

しいて言えば、「頬のたるみがあるので、頬骨が高く見える」ということ。つまり、錯覚です。

イメージしてもらいたいのですが、ふっくらとしたハリのある頬と、たるみ気味で少々やせた頬。どちらが頬骨が高く見えますか?

実際に骨格として頬が高いというよりも、たるみによって頬が目立つひとに、ほうれい線ができやすいというのが実感です。

丸顔

丸顔だと、ほうれい線ができやすい。これもよく聞きますね。
とくに、うりざね顔といわれる面長のひとは、ほうれい線ができやすいと。

これは、たしかにそうです。
ただ、骨格というよりも、丸顔の人はふっくらしているので、たるむ要素(皮膚・脂肪・筋肉)が多いということ。

ですから、丸顔のひとは、骨格をどうにかするよりは、たるみケアをしたほうがほうれい線の予防になりますよ。

▼こちらの記事▼を参考にしてみてください。

顔のたるみを消せば【ほうれい線】が薄くなる by 美容鍼灸師

猫背

この記事でお伝えしたいのはココです!

ほうれい線を作りやすい骨格といえば、猫背。

ためしに、やってみましょう。

[surfing_su_list_ex icon=”icon: heart-o” icon_color=”#d9333f”]

  • まず背骨を伸ばして、頭のてっぺんからヒモで吊るされたように、アゴを引いて首を伸ばしましょう。
  • 次に、背中を丸めて、アゴ、顔を前に突き出します。[/surfing_su_list_ex]

このとき、ほうれい線のできるあたりの、頬を意識してみて。猫背になったほうが、頬が下に引っ張られる感じがしませんか?

猫背でパソコンをすると肩がこる説明図

そうなんです!
猫背でいると、いつも下から引っ張られるので、どうしても頬が下がってしまうんです。

猫背の姿勢が長いと、頭蓋骨がうしろに傾き、下顎骨(アゴの骨)が突き出る形が固定化されてしまいます。
そうなると、いくらお肌の手入れをしてもほうれい線が濃くなるばかり。

でもこの歪みは、持って生まれた骨格ではないので、自分で矯正できます。

猫背のほうれい線への悪影響

猫背で頭蓋骨がうしろに傾き、アゴを突き出した姿勢だと、血流やリンパの流れが首で滞ってしまいます。
よくあるのが、肩こりの施術が終わると、顔のくすみが取れてワントーン上がること。

首の中って、狭いスペースに筋肉やら動脈やら静脈、神経やリンパ管などが押し込められて通っています。

ですから姿勢が悪かったり、首や肩の筋肉が硬くなっていたりすると、顔への血流が滞りがちに。

血液は、細胞の新陳代謝に必要な栄養や酸素、ホルモンなどを運んでくれています。リンパ液は、古い細胞や老廃物を持って帰って捨ててくれています。

が、その流れが首で滞っていると、顔の肌のハリもなくなり、肌も乾燥してしまう。すると、ほうれい線ができやすい肌コンディションになってしまうんですね。

骨格を自力で矯正してほうれい線を消す方法

ここまでお伝えしてきたように、ほうれい線のできやすい骨格というのは「頬骨が高い」「丸顔」以上に、「猫背」ということがお分かりかと思います。

ですから、「あ、背中丸まってる」と気がついたら、てっぺんからヒモで吊るされたようなイメージで、背中と首をまっすぐ伸ばすようにしてみましょう。

さらに次のエクササイズなら、自分で骨格の矯正ができるんですよ。

肩をまわして猫背を治そう

① まず、背中を伸ばして真っすぐに立ちます。肘の内側が外に向くように、腕をねじります。

② つぎに肩を思いっきり前に出しましょう。胸の筋肉を使うとやりやすいです。※このとき、背中が丸まらないように!背中は真っすぐで、肩だけを動かしてください。

③ こんどは肩を、目いっぱい上に上げます。肩をすくめる感じですね。

④ そこから、こんどは胸をできるだけ開いて、肩甲骨の間を近づけていきましょう。※このとき、背中を反らさないで真っすぐをキープです。

⑤ 最後に脇の下の筋肉を使って、肩を目いっぱい下に下げます。

このエクササイズは、自分でできる骨格矯正なので、無理なく自然に背中が伸びてきます。動画では、このエクササイズのコツを、もっと細かくお伝えしていますので、ぜひご覧ください。

[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=cLwz_EBTaTU”]

フェイスラインまで上がる

さらに、このエクササイズを続けていると

[surfing_su_list_ex icon=”icon: heart” icon_color=”#d9333f”]

  • 顔の血流が良くなるので、肌質が明るくなり、潤いが出てくる
  • 化粧のノリが良くなり、崩れが減る
  • 首からの引き下げが減るので、自然にフェイスラインが上がる

[/surfing_su_list_ex]といった変化が出てきます。
すき間をみつけて、やってみてくださいね。

まとめ

ほうれい線ができやすい骨格は、自分で矯正できます。なぜなら、いちばんの原因が猫背だから。お伝えしたエクササイズを続けていれば、猫背によるほうれい線は薄く、目立たなくなってきます。

ぜひ頑張ってください!!

 

関連記事

  1. 目の下のたるみの原因は5つ!施術歴25年の鍼灸師が原因別の対…

  2. 瞑想するとダイエット・美容に嬉しいことがある「プリプリお肌を…

  3. なやみ

    固太りの原因とは【あなたが痩せにくい本当の理由を施術歴25年…

  4. 顔のむくみを取るなら【首】をゆるめよう

  5. セルフお灸を美容で使うなら鍼灸師に【美肌のツボ】を聞いてみよ…

  6. ほうれい線を消すベロ回し体操の説明

    鍼灸師イチオシのほうれい線対策は【舌回し体操】

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP