冷え性を食事方法の工夫で「ぽかぽか体質」に改善しましょう!

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もうね、冷え症がツラくって…
寝るときも靴下履かないとだし、ヒートテック手放せないし。
気持ちまで冷えちゃう感じよ。[/surfing_voice]

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つらそうですね…。
なんとか冷え性が改善するような方法を、いっしょに考えましょう。[/surfing_voice]

[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/kao-gimon.gif” name=”” type=”r” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]なんかさー、食べ物も大事なんだろうなって思ってて。

こう、冷え性にいいような、体がポカポカ温まる食べ物ってないのかしら?[/surfing_voice]

[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-ganba.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]

たしかに食べ物によって、カラダを温めるもの、冷やすものがあります。
でも、実は調理方法や食べ方によっても、温まり方は違うんです。

今回は、食事方法を工夫して冷え性対策をするときの、押さえておきたいポイントをお伝えしますね。[/surfing_voice]

食事による冷え性改善のポイント

食材は「カラダを温める食べ物、冷やす食べ物」というように、陰陽に分けられます。

それに加えて、冷え性を改善するには、ちょっとコツがあるんです。

[surfing_su_list_ex icon=”icon: heart-o” icon_color=”#d9333f”]

  • 調理法
  • 朝食って食べたほうがいいの?
  • 消化力アップ
  • 添加物どうなの?
  • 食べ物の陰陽

[/surfing_su_list_ex]

せっかく食事方法で冷え性対策をするなら、ちょっとした工夫で効果的にしましょう!
まずは、同じ食材でも、調理法によってカラダを温めるコツについて。

その1 カラダを温める調理法

加熱する

マクロビオティック(食文化研究家の桜沢如一氏が考案した食生活法)の考え方によると、単に熱を加えるだけじゃなくて、

「細かく切る」「加熱を長く」「圧力をかける」

ことで、同じ食材でも【陽】の性質に近づき、カラダを温める効果が上がるとしています。

片栗粉・葛粉で「とろみ」をつける

片栗粉でとろみをつけた、あんかけラーメン…あれ、カラダがあったまりますよね。

もし、片栗粉でも温まらないくらい冷えていれば、葛粉を使ってみましょう。葛には、血管を広げて、循環を良くする作用があります。

注意点としては、発汗作用があること。汗をかいたらすぐに拭いて、放熱しすぎないようにしましょうね。

薬味・調味料をひと工夫

【しょうが】

乾燥させたしょうが、熱を加えたしょうがは、胃腸を中心にカラダを温めてくれます。
皮の近くに温め成分「ショウガオール」が多く含まれていますので、皮ごといきましょう。

【ねぎ】

温まりますが、摂りすぎ注意。
基本的に、とうがらしを含めて「辛い(からい)」ものは、血流を上げますが、発汗作用があります。

汗をかくというのは、温まったカラダを冷やすため。つまり、汗をかいたあと用心しないと、食べるまえよりも冷えてしまうんですね。

ねぎパクチーシナモンなどは、温め効果だけでなく、発汗作用もあります。
あったまるからと頑張って食べないで、適度に摂りましょう。

【ごま】

ごまには、「セサミン」という血行を促す物質が含まれています。そして血管を広げてくれるビタミンEも豊富なので、手足の先まで温かく。

抗酸化作用もあるので、アンチエイジング&冷え性にはもってこいですね。

すりごまの方が吸収しやすいので、ふりかけ代わりにごまを使ってみましょう。

【しお】

しばらく前から、減塩の反動で「お塩を摂ったほうが健康や冷え性には良い」という風潮が広がっていますね。

私もそう思います。それは、自分自身が冷え性なので、実感からです。

東洋医学では、「鹹い」つまり塩辛い味は、腎を養い、冬の養生には欠かせないとしています。
ただこれも、過ぎたるは毒になる。

適量が大事。判断は、あなたの舌がいちばん信用できます。

できるだけ自然に近いお塩を、ペロッとなめてみましょう。「マズッ」と感じたら、お塩は足りています。

「美味しい」と感じて、しかも冷え性なら、今までよりも塩気を増やしてみましょう。

発酵させて温性に変える

あとでお伝えする、陰性の食材(カラダを冷やす)も、発酵させることで陽性に変えることができます。

水気の多い野菜は、そのままではカラダを冷やしがち。でも、バランスを考えるとしっかり摂りたい。けど、冷え症には…

そんな時に、漬物にすれば問題は解決。発酵による温め効果だけでなく、便秘にも効果的。

味噌・醤油・醸造酢・みりん・納豆・ピクルス・ザワークラウトなどの発酵食品を、上手に料理に取り入れてみましょう。

その2 朝食どうする?

以前、クライアントさんで「ご飯を食べたあと、震えるくらい寒気があるんですが、どうしてですか?」と相談を受けたことがあります。

脈をとるとザラザラしていて、血液の質がかなり悪いと感じたので、ドクターを紹介しました。
結果、その方は反応性低血糖と診断。甘いものを食べ続けていたため、膵臓が疲れてしまっていたのが原因でした。

このように、食後に冷えてしまうひとは、たまにいらっしゃいます。
が、ほとんどのひとは、食事を摂ると「食事誘発性産熱」によって体温が上がります。

[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/kao-gimon.gif” name=”” type=”r” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]じゃあ、冷え性改善のためには、朝食を食べたほうがいいの?
最近、朝食を摂らないほうが健康にイイってきくけど…[/surfing_voice]

[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-yubi.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]

そうですね、私がいろいろと調べたことと、実際にクライアントさんの食事指導の結果から感じるのは、「冷えを取るには、朝食は食べたほうが良い」と言えます。[/surfing_voice]

文部科学省『朝ごはんをとることが大切な理由』の中の資料では、朝食を摂ったほうがその後昼食を摂るまでずっと体温が高いまま。

さらに、最近では「時間栄養学」ってのも聞くようになりました。
肝臓は朝、活発に働くので、朝日を浴びてから2時間以内にたんぱく質と炭水化物を摂るのが効果的ということです。

肝臓は基礎代謝の中でも、トップクラスの熱エネルギーを生み出す臓器。
これらのことから、「体温について」は、朝食を摂ったほうがよいと言えます。

ただ、「健康に良いかどうか」は別。この話をすると終わらないのですが…ひとつ言えるのは、人によって生活パターンもそれぞれだし、腸内環境含めてカラダは違うということ。

ですから、たとえば朝食を摂るにしても、摂らないにしても、一か月ほど続けてみて、自分の体調がどう変わったのか。

その結果で判断するのが一番です。

その3 食べ物の消化力アップ

そもそも、カラダを温めるのは、代謝によって生まれた熱。
その代謝が低ければ、冷えてしまいます。

[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/kao-gimon.gif” name=”” type=”r” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]

うーんと、、、代謝って??
なんだか、分かってるようで、もしかして分かってないかも…[/surfing_voice]

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はい、冷え性と関係のある代謝は、「食べたものが熱エネルギーに変わる」こと。
つまり、食べたものをエネルギーに変えやすくしてあげれば、カラダが温まるんですね。[/surfing_voice]

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 [surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-ganba.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]

胃腸の機能を整えるんです。
そうすると、食後の代謝だけでなく基礎代謝まで上がるので、カラダもあったまってきますよ。[/surfing_voice]

胃腸にしっかり働いてもらうには…

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  • 一口30回くらい噛む(消化酵素分泌効果)
  • 間食しない(胃腸を休ませる)
  • ゆっくり食べる(満腹中枢刺激)
  • 楽しんで食べる(自律神経)
  • ながら食いじゃなく味わう(脳を満足させる)

[/surfing_su_list_ex]

できるところから、変えてみましょう。
さらに、食べ物に助けてもらうなら、こちら。

【大根】

胃がもたれやすい。あまり食べられないというひとは、ぜひ。消化酵素の豊富な大根を使わない手はないです。

大根に含まれるアミラーゼは糖質を、リパーゼは脂質を、プロテアーゼはたんぱく質を、それぞれ分解してくれるんです!

完璧でしょ??

酵素は熱に弱いので、大根おろしなどで摂るのが一番いいのですが、生の大根を摂りすぎると胃腸を冷やしてしまいます…

ほどほどに。
切り干し大根を、加熱しないで調理すれば、生ほどは冷やしませんよ!

その4 食べ物の添加物を減らす

アスパルテーム・スクラロース・アセスルファムKなどの人工甘味料。
ショートニング・ファットスプレッドなどのトランス脂肪酸。
OPP・TBZ・イマザリルなどの防かび剤…

肝障害や遺伝子損傷など、ひとつずつ、その危険性を挙げればキリがない。し、その科学的根拠が正しいのか間違ってるのかの論争もキリがない。

なので、確実に分かる問題だけ。

まず、「安全だ」という基準ですが、数多くの添加物を組み合わせて食べたときの安全性は保障されてないということ。

そりゃそうです。組み合わせは無限にあるので、実験など追いつきません。

 

もうひとつは、今、安全と言っていても、この先は禁止になるかもってこと。

たとえば、臭素酸カリウムという『小麦粉改良剤』ですが、昭和57年以降、染色体異常などの毒性が強いということで禁止されました。
パンの焼き上がりが、通常より2時間ほど早くなるということで、学校給食に使われていて問題になりました。

食べてましたよ、、、わたし。

このように、科学的に合成された添加物は、解毒のため肝臓に負担がかかります。
参考文献:細川 正清氏(千葉大学薬学部薬物学研究室)『肝臓での薬物代謝に対する環境化学物質の影響』
コンビニ食の多いひとのお腹を、触ってみてください。

右のわき腹が、硬くなってることが多いです。そして、冷えている。肝臓です。

ネットにあふれる科学の知識では、答えは出ないように感じませんか?
普通に考えて、何日もカビの生えないおにぎりやハンバーガーを、しょっちゅう食べて、カラダが何ともないわけないですよね。

お腹を触って、ひんやりしていたり、ちょっと硬かったりしたら、いつも食べているものに何が入っているのか、裏をみてみましょう。

カラダはなんでも受け止めてくれない! 限度があるんだ!! と、つい、日々カラダを治していると感じてしまうんです。

あっ、でも共働きのわたしは、時間がないときはスーパーの惣菜に、お世話になってます。
「ばっかり」にならないように、、、ですね。

その5 カラダを温める食べ物

食べ物によって、カラダを温めたり、冷やしたりする作用があります。
これも、絶対ではありません。人によって、腸内環境も体質も違う

ただ、目安にはなるので、これを参考にして冷えが改善したかどうか。それを感じてみてくださいね。

[surfing_su_box_ex title=”ざっくり目安【冷やす食べ物】” style=”soft” box_color=”#e0c38c”]

暑い地域で採れるもの

水分の多いもの

地面の上で採れる葉もの

青・白・緑色[/surfing_su_box_ex]

温めるものは、この逆。
寒い地域や冬にできる食べ物で、水分が少なくて硬く、色が赤・黒・オレンジのもの。

【カラダを温めるもの】

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  • 魚類・ごぼう・人参・かぼちゃ・にんにく・たまねぎ・味噌・しょうゆ・自然塩・精製してないもの

[/surfing_su_list_ex]

【カラダを冷やすもの】

[surfing_su_list_ex icon=”icon: heart-o” icon_color=”#d9333f”]

  • 肉類・なす・トマト・じゃがいも・ほうれん草・こしょう・トウガラシ・わさび・白砂糖など精製してあるもの

[/surfing_su_list_ex]

まとめ

食べ物自体の陰陽、食べ方、食べるタイミングなどによって、カラダを温めたり、冷やしたりする傾向はあります。

ただ大事なのは、それを食べる人間のカラダは、人それぞれ違うということ。

これだけ情報があふれていると、なんだかんだ、迷ってしまいますよね…。

そんな時は、少し続けてみて、どうなったか。
食べてみて、美味しく感じるのか。

カラダに合わなければ、必要としていなければ、マズいはずです。

こんな自分なりの判断ができると、振り回されずに、あなたに合った食べ物が見つかると思います。

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