[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2017/04/kao3.jpg” name=”” type=”l” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]記事を読んでいただき、ありがとうございます。
あなたの「やってみよう!」という気持ちを応援する、セルフケアお助け鍼灸師の伊東 歩です。
今回は、風邪の引きはじめにパッと撃退しちゃう漢方薬をご紹介。
風邪は、最初の対処法を間違うと、重い咳が何カ月も続いたり、下痢を起こしたり、体力がどんどん落ちて悪循環にハマってしまいます。
引きはじめが勝負です![/surfing_voice]
風邪の引きはじめにオススメの漢方薬
ずばり、
葛根湯(かっこんとう)です。
葛根湯は、飲むタイミングを逃さなければ、風邪を撃退してくれます。
風邪はどこから入ってくる?
東洋医学では、風邪は
皮毛(ひもう)
から侵入すると考えれられています。
皮毛とは、皮膚、産毛、汗腺などのこと。
そのあと皮膚表面から、肺や胃腸の粘膜へと深く入り込んでいきます。
症状でいうと、
【ぞくぞくとした寒気】
↓
【鼻水or喉の違和感】
↓
【乾いた咳】
↓
【痰の絡んだ咳or胃腸症状】
というように、変化することが多いです。
一度咳が出始めると、なかなか治まらない風邪。
それは、風邪がカラダの奥深くに入り込んでしまうと、
外に出すのが難しいから。
でも!
風邪がまだ、皮膚表面にいる時にやっつければ
その場でスッと楽になってしまうんです。
それを助けてくれるのが、
葛根湯を効果的に飲む方法
ただし、葛根湯が適しているのは
「ぞくぞく」
と寒気がしている、ほんの数時間だけ。
寒気を感じてから数時間たつと、粘膜の深いところまで風邪が入り込むので、葛根湯では届かなくなります。
ですから、この時期はドラッグストアなどで売っている葛根湯のエキス(顆粒)を、常にカバンの中に入れておきましょう。
そして
「あれっ、ちょっと背中に寒気が…」
と思ったら、飲む。できるだけ早く。
葛根湯を飲むタイミング
ぞくぞくとした寒気以外の、葛根湯が効く時期のサインとしては、
肩から首のつけ根にかけてのこわばり
も、風邪が入ってきた目安になります。
今晩のおかずを買うついでに、
ドラッグストアに寄ってみてください。
ビンに入った葛根湯は家の常備薬にして、粉状になったものをカバンに入れておきましょう。
そして、ヤバいな…と思ったら
さっ!
と飲めるようにしておきましょう。
スピードが大事です。
簡単な風邪の予防法
ぞくぞくっとするのは、
今まさに、
風邪を引いたというタイミング。
では、いったい風邪って、どこから入ってくるのか。
「鼻や口から」
というのが西洋医学的な診方なのですが、
東洋医学では
「首から」
といわれています。
そのため、首のまわりには
風池 風門
など「風」の字のつくツボがあって、風邪を引いた時に治療に使います。
ですから、風邪を引かないように予防するには
【 首 】
を守ることが大事。
どうやって風邪の侵入を防ぐのか
ウイルスや細菌が身体に入り込みやすいのは、
皮膚や粘膜が乾燥して、しかも温度が低い状態のとき。
免疫がてきめんに下がるので、身体の抵抗力が落ちて、風邪を引きやすいんですね。
だから風邪は冬に多いんです。
あなたがもし、
「今は絶対に風邪を引くわけにはいかない!」
という大事な時期なら、首を冷やしたり風に当てたりしないように
襟のある服か、マフラー、スカーフなどで、首を風邪から守りましょう。
生地が薄くても、直接風や冷気に当てないだけで、全然違います。
まとめ
治療家のなかには、風邪がすべての病の元になっているとする方もいらっしゃいます。
また最近では、ストレスや食生活の影響で、風邪が重症化するケースも増加傾向です。
たかが風邪と軽くみないで、まずは首を守って予防ましょう。
そして、引きはじめなら、葛根湯がおすすめ。
セルフケアで、風邪に負けないようにしましょう!
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