[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2017/04/kao3.jpg” name=”” type=”l” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]記事を読んでいただき、ありがとうございます。
あなたの「やってみよう!」という気持ちを応援する、セルフケアお助け鍼灸師の伊東 歩です。
今回の記事は、高いヒールを履いても、転ばないで颯爽と歩くためのカラダづくり。
即効性のある簡単エクササイズを2つ、お伝えします。
「高いヒールでふらつく」
「膝が曲がってしまって格好悪い」
「あと数日後に慣れないヒールを履かなきゃ」
というかたは必見。スッと伸びた脚でヒールを履きこなして、スマートに歩くためのカラダを手に入れてください。
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ヒールを履くとふらつく原因
どうして高いヒールを履くと、よろけてしまうのか。
それは、ヒールの接地面と重心がズレているから。
O脚の場合
上の図は、O脚のひとによくある外足加重のパターンです。
靴底をよくみると、外側ばっかり減っていませんか?
O脚の場合、足の外側で体重を支えることになるので、黄色の部分に体重が乗っかってしまいます。
ペッタンコの靴なら、黄色の部分で体重を支えていても、すぐ下に靴底があるので大丈夫。
でもヒールを履くと?
黄色の部分の下は何もない。
ちょっとズレた位置に、ちょびっと靴底があるだけ(黒色の部分)。
これじゃあ、すぐに傾いて転んでしまいます。
X脚の場合
反対に、X脚のひとは足の内側で体重を支えることが多いです。
また、偏平足や外反母趾で悩んでいるひとのなかにも、X脚同様、重心が足の内側にかたよっているひとがいます。
このような場合も、ヒールの着地面と重心がズレているので、ぐらぐらと不安定になってしまいます。
こうなると、ヒールが高いほど不安定に。
高いヒールで歩くための即効エクササイズ
ヒールで安定して歩くためには、歩き方でカバーしようとしても限界があります。
土台となる足裏の重心がズレているので…
でも、重心の左右のズレを減らしていくと、内側や外側にふらついて、最悪「ねんざ」をするようなことは避けられます。
歩き方のクセを取れば良い
重心のズレを根本的に治すのは、
「セルフケアを数日やったらオッケー!」
みたいに、簡単にはいきません。
ただ、結婚式やパーティーを控えているなど、
即効で何とかしたい!
というひとのために、カンタンなエクササイズをご紹介します。
これは、筋トレやストレッチと違って「クセ」を修正する方法。
ですからガツガツ頑張るよりも、気がついたらやってみるというやり方が理想です。
簡単!つま先立ちエクササイズ
O脚ぎみで、靴底の外側が減っちゃうタイプのひとには、つま先立ちエクササイズがおすすめ。
足の内側に重心をのせるための、バランス感覚や筋肉の使い方が体感しやすいんですね。
「外側重心歴」の浅いひとなら、数日あればヒールで安定して歩けるようになります。
2018年の最新情報
[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2017/04/kao3.jpg” name=”” type=”l” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]先日、ともだちの結婚式に出席したクライアントさんからメールがありました。
「教えてもらったつま先立ち、一週間くらいやったら、本番でもうまく歩けました!」
あなたもぜひ、ためしてみてください。[/surfing_voice]
やり方は、簡単。
① 壁かイスに手をついて、足先を真っすぐに向けて立ちます。なるべく、左右の足を近づけてください。
② 下の図の黄色い部分にチカラを入れて、つま先立ちになりましょう。
③ ゆっくりと、かかとを降ろします。
これは筋トレじゃないので、ふくらはぎが「つる」ほど頑張らなくて大丈夫。
大事なのは、
「足の親指のつけ根で体重を支えるって、こんな感じですよ~」
と、カラダと脳に思い出させること。
で、わたしが実際にやってみました。
動画の中でもお伝えしていますが、つま先立ちをしながら「ゆらす」のって気持ちがイイですよ。
あと、ちょっとしたすき間の時間。たとえばレジ待ちや信号待ちをしているときに、イラストの黄色のところに「くっ」とチカラを入れるだけでも、クセが取れてきます。
ちょこちょこやってみましょう。
タオルギャザーでバランス感覚を鍛える
○ X脚ぎみ
○ ヒールを履かなくても、つまづきやすい
こんなひとは、タオルギャザーというエクササイズが効果的。脚のアーチをつくりながら、バランス感覚を鍛えることができますよ。
これも、やり方は簡単。
① イスに座って、床にタオルを置きます。
② タオルの端に、足の指先を乗っけましょう。
③ 指でタオルをつかんで、手前に引きよせます。
④ タオルをつかんだまま、足首を曲げて上に持ち上げましょう。
⑤ 指を目いっぱい横に開いて、タオルをぽとっと落とします。
これを繰り返して、どんどんタオルを手前に集めていくだけ。
まずはイスに座ってやって、慣れてきたら立った状態でやってみてください。
そうすると、足裏のバランス感覚が鍛えられるので、高いヒールを履いても対応できるようになります。
実際にやってみると、指がつりそうになりました…
あと、タオルを置く床は滑りやすいフローリングがやりやすいですよ。
まとめ
高いヒールで安定して颯爽と歩くためには、ヒールの着地点と重心を近づけることが大事。即効性のある方法としては、「クセ」を取るのがいちばんです。
そのためには、まずあなたが普段、足裏のどこに体重をのせているのかを意識してみましょう。
O脚ぎみで外足加重なら、つま先立ちエクササイズ。X脚ぎみで内足加重なら、タオルギャザー。
どちらも筋トレじゃないので、ゆる~く続ければ大丈夫。
クセを取るだけなので、意外と短時間で修正できますよ。
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