[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-aisatu.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]こんにちは、『キレイの実』編集長&鍼灸師の伊東 歩です。
足のむくみを取りたいんだけど、おすすめのツボってありますか?と、クライアントさんに聞かれることがよくあります。
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[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/kao-gakkari.gif” name=”” type=”r” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]
そんな便利なツボがあるなら、わたしにも教えてよ!
夕方になると脚がパンパンだし、靴もキツくなるし、立ってても脚が張って辛いの。
足のむくみを取るツボって、どこにあるの?[/surfing_voice]
[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-ok2.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]
つらそうですね…。
分かりました。鍼灸師として実際に現場で使っている、足のむくみ解消のツボを、写真でわかりやすくお伝えします。
変化の分かりやすい順に並べましたので、気になるツボを刺激してみてくださいね。[/surfing_voice]
足のむくみの原因
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-circle” icon_color=”#d9333f”]
- 慢性疲労
- 立ちっぱなし
- 胃腸機能低下
- 血流の悪さ
- 脚・骨盤の歪み
- 生理
- 食生活
- 腎機能低下
[/surfing_su_list_ex]
ためしに、下半身の血流を良くする次のような歩き方をしてみてください。
[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=BfWOd-V4gjs”]
これだけでも、結構むくみが改善するはずです。
が!実際に施術をしていて即効性があるのは、水分代謝を左右する
[surfing_su_list_ex icon=”icon: heart-o” icon_color=”#d9333f”]
- 腎機能アップ
- 胃腸機能アップ
[/surfing_su_list_ex]
この2つの機能を上げるツボをご紹介します。
さらに、治療院で行っている【脚の歪み修正エクササイズ】をセルフケアでやってもらうと、さらに脚がスッキリ。記事の後半でお伝えしますね。
お楽しみに。
足のむくみを解消するツボ
その1 陰陵泉(いんりょうせん)
足のむくみを取るならココ、陰陵泉(いんりょうせん)。
膝の内側、ななめ下にあります。
[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-ok.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]
うちのクライアントさんにも人気のツボ。
むくみで悩んでいる人からは、
「このまえ、膝の下のツボ効いたから、またお願いね!!」
とリクエストがあるくらいです。[/surfing_voice]
では、場所を一緒に確認しましょう。
まずは、内くるぶしを探しましょう。
つぎに、内くるぶしから骨の端っこをズズズッと上にたどっていく。
すると、膝の手前あたりでカーブが始まります。そのカーブの内側に、陰陵泉があります。
このツボは、少し強めに押した方が余分な水分を排出してくれます。
骨の内側にえぐるように、押してみましょう。
1分くらいで充分です。
もっと水分をデトックスしたいなら、スプーンやペン先、天然石などを使うといいですよ。
白系がおススメ。
とがった先を当てたり…
スプーンなどで骨の境目をなぞると、すごくいいです。
注意点としては、動かす方向は、上向きの一方通行で。
このくらいすると、眠っていた水分排出機能がムクムクっと目を覚まします。
そこで、せっかく復活したデトックス機能をキープするために、ツボになにか貼っておきましょう。
スワロフスキーを使った、ツボ刺激グッズもネットで買えます。
米粒を絆創膏で貼るのもいいですよ。
その2 交信(こうしん) 水泉(すいせん)
この2つは、腎機能を高めて、下半身の血液やリンパの流れを良くしてくれるツボ。
疲れて家に帰っても、「もうひと頑張り!」という元気が湧いてくるツボです。
一緒に場所を探しましょう。まず、【交信(こうしん)】
まず、内くるぶしを探しましょう。山のようになっていると思うので、そこに人差し指を置きます。
人差し指の上に、親指の横端を置き、
さらにもう一本、親指を並べます。
2本目の親指の上は、ちょうど骨と柔らかい部分の境目になっているはず。
その境目の、柔らかい側に「交信」があります。境目ギリギリでなくても大丈夫。
ここは、陰陵泉と違って、やさしく押してあげましょう。
皮膚がちょっと凹むくらいの圧で、1分くらい。
先ほどと同じように、スプーンやペン先、天然石もおすすめです。
写真の石は、このツボと相性の良いオレンジカルサイト。
ココと、次の「水泉」は生理痛にもいいツボなので、血液の滞りが取れて、足からお腹にかけてジンワリと温まるのを感じます。
では、つぎは 【水泉(すいせん)】
水泉は、交信の下にあります。
交信を骨の境目に沿って下がると、内くるぶしを超えたあたりで何となく指が止まる所があります。
境目がぼやける感じですね。
その、ぼやける手前の、骨と柔らかい部分の境目が残っている所が「水泉」。
ここも、指で軽く押すか、スプーンなどを当てたまま1分くらいキープです。
スプーンや天然石の棒なら、「水泉」と「交信」を繋ぐように撫で上げてみましょう。下から上です。
一気にツボが刺激されます。
仕上げに、何か刺激になるものを貼っておきましょう。
うまく作用してくると、足全体が軽くなったのを感じます。水って結構重いので、流れ出すと体感として軽さを感じやすいんです。
人によってはジンワリと温かさを感じることもありますが、すぐに感じなくても大丈夫。
カラダの奥のほうで働いてくれるツボなので、時間差でやってきます!
さあ次は、お腹のツボ。
ここは、足のどの部分が張っているのかで、使うツボが変わってきます。
まず、足の後ろ側、ふくらはぎが張るという人は、このままお読みください。(足の前も後ろも張ってツライ…という人は、両方とも刺激してみましょう)
足の前側が張る人は、「不容(ふよう)~水道(すいどう)」へ飛びましょう ≫≫
その3 水分(すいぶん)&中極(ちゅうきょく)
まず、お腹のデトックスもできるツボ 【水分(すいぶん)】
水分は、おヘソから親指の幅1本ぶん上にあります。
水分という名前のとおり、このツボはカラダに必要無い水を分別して、デトックスしてくれる便利なツボ。
ここはグリグリせずに、やさしく押してあげましょう。
スプーンや天然石を使うと、より排出効果up!青緑系がおすすめ。
ここも、だいたい1分くらい当てればオッケー。
仕上げに、ペタッ。
さらに、スプーンを使って中極(ちゅうきょく)というツボと合わせて刺激してみましょう。
「中極」は、泌尿器系に良いツボで、尿で余分な水分を出してくれます。
【中極(ちゅうきょく)】は、おヘソの下。ちょうど恥骨の少し上くらいにあります。
そこから、先ほどの「水分」に向かって真っすぐ撫で上げてみましょう。
写真では服の上からですが、皮膚直接のほうが良いですね。
スプーンや天然石のマッサージ棒などを使ってで、軽くこすってみましょう。
10~20回くらい、下から上に向かって軽くなでるだけで大丈夫です。
どうでしょう、できました?
もし、脚の後ろだけが張って、前側はそうでもない…という人は、脚のポンプ機能を復活するエクササイズ≫≫に飛びましょう。
脚の前側も張ってツラいという人は、次のツボも参考になりますよ。
その4 水道(すいどう)&不容(ふよう)
【水道(すいどう)】
「水道」は、名前が表しているように、水の通り道。
イメージとしては、腎臓から要らない水分を膀胱に引っ張ってきて、尿としてカラダの外に出してくれるという命令を、この水道というツボはしています。
いっしょに探してみましょう!
まず、おヘソから親指2本分ほど外側のところに指を置きましょう。
置いた指の下に、手のひらを当てます。
で、小指の先までひょいっと超えると、そこが…
水道(すいどう)です!
ほかのツボと同じように、やさしく指で押すか、スプーンや天然石を当てて1分。終わったら…
ペタッ。
さらに要らない水分をデトックスしたいなら、「不容(ふよう)」というツボと繋げてみましょう。
その5 不容(ふよう)
「不容」は、へそから親指2本分外側のラインが、肋骨と交わるところにあります。
その不容からスタートして、先ほどの「水道」に向かって下に撫でてみましょう。
回数は10~20回ほどで大丈夫。腎→膀胱のルートを活性化するように命令が出ますので、余分な水分がドバっと出ます!
足のむくみを取る体操
脚が歪んでいると、血液やリンパ液の流れが悪くなり、むくみの原因となります。
ここでは、簡単に、しかもしっかりと脚の修正ができるエクササイズをご紹介。
それは、【つま先立ち体操】
壁に手をつけて、つま先立ちになるだけ。
ご自分のペースで良いので、かかとを上げ下げしてみてください。
そのときのコツは…
親指のつけ根を意識して、かかとを持ち上げてください。
このエクササイズは、親指を軸に脚の内側(内転筋)の筋肉を使うので、自然と脚の捻じれが取れてきます。
ダイエットも兼ねたいひとは、かかとを上げながら息を吐いて、思い切り下腹を凹ませましょう。
仕上げに腰を温めると、さらにむくみが取れてきます。
「小豆カイロ」で温めると効果up!!
小豆カイロの作り方は、こちらを参考に。
【縫わない小豆カイロ】の作り方 「450円で出来た!」
ここを温めると、足のむくみだけでなく、便秘・生理痛といった女性の悩みも改善してくれるので、とってもおススメです。
また、下半身に限らず、もっと水分代謝を良くして、全身スッキリしたいという人は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
水太りを解消!頑張るほど水分代謝は下がっちゃうの? ≫≫
ツボでも体操でも改善しなかったら
お伝えしたツボをためしてみて、あまり変化がないようでしたら、以下のことが考えられます。
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下肢静脈瘤
足から血液が戻る血管(静脈)の逆流防止の弁が壊れていることも。そのために血液が溜まりやすく、水分が血管からあふれ出してしまいます。見た目で分かりやすく、血管がボコボコと浮き出たり、紫色のクモの巣状に見えたりすることで、気が付くことがあります。
-
肝臓
血管から水分が漏れ出てしまう原因に、アルブミン不足があります。アルブミンは、血管の中に水分をキープする役割があるのですが、これは肝臓で作られています。そのため、疲れやストレス、あるいは炎症などで肝臓が弱ると、アルブミンがうまく造れない。
むくみ以外に、顔色が青黒くなってきた・以前より疲れやすい・右の脇が張って痛むなどの症状があることも。
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腎臓
腎臓は血液をろ過して、必要なくなった水分を膀胱経由で尿として出す臓器。疲れや外傷、感染症などによって機能しなくなると、むくみが出る場合があります。腎臓の異常は、尿の色やにおいで気が付くことも。
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心臓
血液を循環させているポンプ、心臓。何らかの原因で、心臓の働きが弱っていると、足だけではなく全身にむくみを起こすことがあります。胸苦しさを感じることもあれば、無自覚でむくみだけが起こることも。
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以上のように、生活自体は以前と同じなのに、突然むくむようになったり、慢性的なむくみが続いている場合は、内科などのドクターの診断を仰ぎましょう。
まとめ
足のむくみを解消するには、ツボが手軽でおススメです。
頑張っている女性にとって、一日の終わりに足がむくんでしまうのは、ある程度しょうがないかも知れませんね。
でも、ツボを使って少しでもラクになって、ホッとした夜くらいは、自分のための時間を楽しんでもらえればと思います。
そして、明日からまた、頑張りましょう!!
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