
人気番組【たけしの家庭の医学】で特集された「漢方」と「鍼灸治療」。
その中で、血流を良くして足の冷えを取ったり、生理痛や更年期障害など女性特有の疾患を緩和してくれるツボ【三陰交(さんいんこう)】が紹介されました。
この記事では、【三陰交】の場所と、血流を良くする刺激方法を現役鍼灸師が分かりやすく解説します。
血流改善のツボ【三陰交】の場所
三陰交は、足の内側にあるツボです。
※妊娠初期の人は、念のため三陰交は刺激しないでください。

足首のちょっと上にある三陰交は、足の冷えや婦人科疾患と相性のよいツボ。
私は実際に、ホルモンバランスを整えるためによく使っています。
ここは女性にとって、本当に使えるツボなので、ぜひ覚えてくださいね。

まず、足の内くるぶしをみつけます。

くるぶしは硬い「山」のようになっていますので、そのとがった頂点を見つけます。

山の頂点に小指を合わせて、そこから指の幅4本分上にあがります。
そこにはちょうど、硬い骨と柔らかい所の境目があります。


その境目から、小指1本分くらいの幅だけ、うしろに行くと…

そこが三陰交です!
三陰交を触ってみると、多くの女性は凹んでいます。
凹んでなくても、ほぼその辺りであれば役に立ってくれます。
血液が滞っているひとは、押すと痛いです…
三陰交の刺激の方法
指で押すと「ズーン」と響くので、1分くらいそのズーンを感じて押し続けてください。
指だけじゃなくて、スプーンや天然石を使うのも良いです!

三陰交と相性がいい白色のホワイトオニキス。1分くらい。

先が金属製のペンも効果あり。

スプーンや、天然石のマッサージ棒を使って皮膚を撫でると、とてもいいです。
くるぶしの後ろから、三陰交に向けて上に向かって撫で上げましょう。
ゆっくりと、30回くらいで大丈夫です。
ツボの作用を効果を持続させる「刺さない鍼」
せっかく血流を良くしてくれる三陰交なので、寝ている間にも、ツボの作用を発揮してもらいましょう!
テレビショッピングでも話題になった「刺さない鍼」を使うと、靴下を履かなくても寝られるかもしれません。
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もともとは、プロの鍼灸師向けに売られていたのですが、今は一般の人でも手に入るようになりました。

いちど貼ったらしばらくはがれませんので、何日か貼りっぱなしにしてください。
そして、数日休んで、また貼るという方法が、おすすめです。
150粒入りなので、たとえば「ほうれい線」「たるみ」といった気になるところにペタッと貼れば、「おうちで美容鍼」ができちゃいます!
うちのクライアントさんも、「雑誌でモデルさんが美容鍼いいよって言ってたけど、なんとなく怖くって」というときに、コレを使ってもらってます。
(本当は美容鍼受けて欲しいんですけどね…)
そのほかの血行改善の方法
血行を改善して、冷え症や婦人科疾患、そして便秘まで解消してくれる体操が、こちら。
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まとめ
三陰交は、生理痛や足の冷え、更年期の症状を緩和してくれる、女性の味方ツボ。
ぜひ、使ってみてください。





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