[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-mae-yubi.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]
こんにちは、鍼灸師歴25年の伊東 歩です。
ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
とつぜんですが、あなたは水太りの原因ってご存知でした?[/surfing_voice]
[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/kao-nayami.gif” name=”” type=”r” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]
水太りの原因?
「水分の取り過ぎ」とか
「水分代謝が悪い」って感じでしょ?違う??
[/surfing_voice]
[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-komari.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]
そうですね、水分代謝の悪さが、水太りの原因なのですが…
どうして水分代謝が低下しているのかってことを、知ってもらえたら、水太り解消のきっかけになると思います。
原因が分かれば、あなたに効果的なダイエット方法がきっと見つかりますよ。
[/surfing_voice]
水太りの原因
水分代謝の低下
カラダに余分な水分があふれて、太ってしまう水太り。その原因は、要らない水分を排出するという機能がうまく働かないから。
カラダに不必要な水分は、「尿」や「便」、そして「汗」や「呼吸」によってカラダの外に排出されます。
その中でも大事なのは、「尿」と「汗」。
「汗」といっても、皮膚に水滴を感じるような汗ばかりではありません。
わたしたちの皮膚からは、不感蒸散といって、汗をかいた自覚がなくても毎日約1リットルの汗が蒸発しているんです。
水太りは、この汗と尿を利用した水分代謝が落ちてしまっていることが原因なんですね。
水太りの根本原因は「疲れ」
では、どうして水分代謝が落ちてしまうのか。
それは、尿を排出する腎機能と、汗を調節する肺の機能が体質的に弱いから。
東洋医学では、飲食物から摂った水分は胃腸で吸収されたあと、肺に送られて全身を潤して、最後に腎の作用によって膀胱から尿として排出するとされています。
その過程で、たとえば慢性的な疲労によって肺の機能が落ちていると、皮膚に水分があふれてしまって、冷たく「ポチャッ」とした太り方に。
さらに、立ちっぱなしや夜更かしによって腎の機能が落ちれば、むくみを伴った「下半身太り」になってしまうんですね。
水毒となり頑固な水太りの原因に
このようにカラダに溜まった水分は、時間が経つと、やがて老廃物と混ざって「水毒」と呼ばれます。
水毒は、もはや普通の水分ではありません。
吐き気やめまいなども引き起こし、しかも排出しにくいやっかい者。
この水毒、放っておくと脂肪細胞の周りに溜まって肥大化。さらにコラーゲン繊維と癒着すると、女性の敵である「セルライト」となってしまいます。
こうなると、汗をかいたくらいではなかなか改善してくれません。
塩分の摂り過ぎ
また、過剰な塩分、つまりナトリウムの摂取も水太りの原因となります。
ただし、通常であれば摂りすぎた塩分は排出されるので、むくんだとしても一時的なもので終わります。
それが、肺や腎臓などが体質的に弱いと、慢性的にむくみ、水太りの原因になってしまうんですね。
参考:厚生労働省『e-ヘルスネット』
水太りのダイエットが失敗する理由
ダイエットの定番、食事制限と運動。
じつは水太りの人は、この2つが裏目に出ることがあるんです。
水太りになりやすい人は、体質的に胃腸機能も弱く、代謝があまり良くなくて、疲れやすいことが多いんですね。
つまり、同じだけ食べてもエネルギーを生み出す量が少ない。エネルギー不足を感じたカラダは、脂肪として蓄えようとする。
そこに、食事を減らしたり、激しい運動をすると…
余計に代謝するエネルギーが減ってしまって、疲れる割に、体重が減らないという悪循環になってしまいます。
[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/kao-tameiki.gif” name=”” type=”r” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]
そうなのね…。
どうりで、頑張ってる割には全然効果が出ないわけだわ…。結構、食べたいものを我慢したりしてきたけれど、それも裏目ってことね。
ちょっとしたことで汗が出るから、てっきりその分は痩せる効果があるのかと思ってたけど。
[/surfing_voice]
[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-komari.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]
運動をしたり、食事をすると体温が上がるので、自然と汗が出てきて体温を下げようとします。
でもそれ以外のときによく汗をかくのは、あまり良い状態とはいえないんです。
[/surfing_voice]
汗をかいても痩せない水太りタイプ
水太り体質の人が、汗をかいても痩せないのは、なぜか。
それは、本来ならカラダを巡って老廃物とともに腎臓に集まるはずの余分な水分が、皮膚から漏れてしまっているから。
そのため、カラダから老廃物をデトックスすることができずに、水毒となって溜まる一方なんです。
よく、汗をかくのは代謝が良いからだという人がいますが、実はその逆で、水の代謝が上手くできない人が多いんですね。
そのような人が、甘いものや辛いものを食べ続けていると、水毒に熱が加わり、こんどは湿熱・痰湿といった、粘っこい性質の脂肪太りに変化していくことも。
水太りの解消方法
これまで、「痩せたい」「ダイエットするんだ」というたくさんのクライアントさんの相談に乗ってきて、その真剣な気持ちはよく分かります。
一気に痩せたいという気持ちも。
だからこそ、これまで何人もの方が同じようなパターンでカラダを壊してしまったのを見てきて、やはり自分の体質に合ったダイエット方法を見つけることが大切だなと思います。
水太り体質の人がダイエットをするときに大事なのは、少しずつ、コツコツと。
じれったいかもしれませんが、必要な水分や食事を摂らずに無理矢理に汗をかくと、生命活動を維持する体力が奪われてしまい、カラダ自体を壊してしまうことも。
体力が落ちないようにしながら、毎日短い時間でいいので動いてみる。
そして、良い水をしっかり摂る。胃腸を疲れさせないように、間食をしない。
これを続けるだけで大丈夫です。
デトックスのツボで余分な水を出す
うちの治療院で、むくみ取りに定番のツボがあるんです。
陰陵泉(いんりょうせん)というツボで、膝の下にあるデトックスのツボ。
ツボの場所は、内くるぶしから膝に向かって、骨のキワに沿って指をすべらせると、膝の下あたりでカーブするところがあります。
その内側の柔らかい所が、陰陵泉。
気持ちのいい程度に、ゆっくりと押してみてください。
そのほか、水毒を排出してくれる食べ物や飲み物、体操などが▼こちらの記事▼にありますので、ぜひ読んでみてください。
まとめ
水太りの原因は、水分代謝の低下。
でも、その裏側には体力不足が隠れています。
あなたの体質に合ったダイエットをすれば、必ず結果は出ます。
特に水太りは、原因として代謝の低さがあり、疲れがある。
そのことが分かると、カラダを壊すことなくダイエットは成功します。
自分にはどんな食べ物や運動、生活習慣が合っているのかが分かれば、ダイエットだけでなく便秘や肩こり、生理痛などカラダの悩みがぐっと減ります!
この機会に、下の体質別ダイエットbookを使って、ご自身を知ってもらえたらと思います。
この記事へのコメントはありません。