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梅雨時の夏バテ解消法「6月だって夏バテするさ」

健康  

こんにちは。『キレイの実』編集長&鍼灸師の伊東 歩です。

夏バテって、8月や9月になりやすいイメージありませんか?
でも、意外と梅雨時の6月くらいから起こります。

わたしなんて、連休明けたらもう夏バテぎみ…

ベタベタするわ、ダルいわ、もう何とかして!って思います。

ですから、あなたにも記事を読んでぜひ、こんなうっとおしい気分をスッ飛ばしてもらいたい。
呼吸法や朝の習慣など、今日からすぐにできる方法を集めました。

梅雨のあけていない時期の夏バテの対策は、これでバッチリです。

梅雨に夏バテする原因

湿度でカラダが重くなる

せっかく乾かした洗濯物。
いつもならカラッとしているはずのタオルが、なんだか湿っぽい。

そう、梅雨時の湿気は、いろんなものを湿らせてしまいます。
それは、人間のカラダも同じこと。

たとえば、立ちっぱなしで足がむくんだときのことを思い出してください。
足が重だるくって、ついつい手で揉んだり叩いたりしたくなりませんか?

梅雨時のカラダは、あの重さが全身に起こっているようなもの。
とにかく、カラダが重だるくて、動くのが億劫になってしまうんです。

カラダに熱がこもる

梅雨時になると、とうぜん湿度があがります。蒸し蒸ししてベタベタして嫌ですよね…

ベタベタしてるってことは、汗をかいているってこと。

汗の役割は、上がってきた体温を下げることなのですが、湿度が高いときの汗って本来の役割をうまく果たせないんです。

汗をかいて体温をさげるには、汗が「気化」する必要があります。
肌から蒸発して汗が無くなるときに、熱もいっしょに持っていってくれるってことですね。

それが、湿度が高いと蒸発してくれない。
梅雨時に、部屋干しの洗濯物がなっかなか乾かないように、いつまでも肌に汗が残ったまま。

だから、ベタベタしている割に、カラダの熱は冷ましてくれない。

そうすると、カラダに熱がこもって、最悪のばあいは熱中症になることも。

そこまで酷くはなくても、熱のこもったままのカラダは、心臓にも負担がかかるし、自律神経のバランスも崩れるし、本人はとてもツラい状態になってしまいます。

気圧の変化で自律神経が崩れる

梅雨というのは、暖かい空気と冷たい空気がぶつかって生まれる梅雨前線が、しばらくのあいだ居すわる気象現象。
「しとしと」と雨が降り続くのは、梅雨前線の近くでは低気圧ができやすいから。

でも最近の梅雨って、ちょっと変わってきましたよね。
気候が熱帯雨林に近くなって、梅雨時でも積乱雲がモクモク出てきたかと思うと、どさっと降る。

こういう時って、気圧が上がったり下がったりしているので、自律神経は大忙し。
カラダの状態を一定に保つのが自律神経の仕事なのですが、コロコロ変わる気圧に翻弄されて、だんだんついていけなくなる。

そうすると、のぼせや立ちくらみ、下痢や寝不足などに悩まされることに。

しかも雨の日が多いと、自律神経のなかの副交感神経ばかりが働くので、「なんとなくだるい、やる気が出ない、気持がふさぎがち」というひとが増えてきます。

胃腸の調子が悪くなる

東洋医学では、梅雨時、そして湿度の高い時期は胃腸の調子を崩すことがあるので、養生することをすすめています。

胃腸の働きは「脾」と呼ばれていて、「土用」つまり立春、立夏、立秋、立冬の前の約 18日間と密接な関係にあります。

とくに夏の土用は、7月の後半で、まだ梅雨があけていないことも多い。湿度もまだまだ高い。

この時期に、脂っこいものや甘いものを多く摂ると、胃腸のダメージはいつも以上に大きいんです。
胃腸が疲れてくると、栄養が吸収できないので、体力が落ちて疲れがとれない。すると、知らないうちに夏バテになってしまいます。

梅雨時の夏バテ解消法

カラダの湿度を下げる

前回の記事でもお伝えしましたが、カラダに溜まった水分をデトックスするには、布団の乾燥が大事。

布団が湿っていると、本来、寝ている間に吸い取ってもらえるはずの余分な水分が、布団から戻ってきて、カラダの中に残ってしまいます。

「でも、梅雨時にどうやって布団を干せっていうのよ!」

はい、難しいですよね…

そんなときは、布団乾燥機。
ダニなんとかとか、いろんな機能は要らないです。

乾燥さえしてくれればいい。
そうすると、けっこう安価で手に入ります。

朝日を浴びる

梅雨時は、日照時間が少ないので、カラダとしてはリズムがとりにくい季節。
メラトニンというホルモンは、夜になると分泌が増えるのですが、その分泌は光によって調節されています。

朝起きても、どんよりと曇っていると、その日の夜に分泌されるはずのメラトニンが、うまく出てこない。
睡眠のリズムや疲労回復、細胞の新陳代謝をコントロールしているメラトニンが分泌されないと、眠りも浅いし、疲れも取れない。お肌まで荒れてきちゃう。

ですから、わずかな光でも、朝しっかりと浴びるようにしましょう。

晴れているときの光の強さは、10万ルクスくらい。
でも、曇っていても1万ルクスはあるんです。これは、照明の明るい部屋の10倍。ですから、曇っていてもできるだけ全身で光を浴びましょう。

室内よりも、外で浴びたほうがたくさん光を取りこめますよ。

胸式呼吸で交感神経を活性化

梅雨時に多いのが、低気圧。この低気圧が居すわると、自律神経のうちの副交感神経が働くようになります。

「リラックスモードの副交感神経なら、ずっとそのままでいいんじゃない?」

と思いますが、そうもいきません。

人間が活動するには、のんびりモードばかりだと動けないんです。
血圧も低く、手足の筋肉には血流が届かず、胃腸にばかり血流が集まっていると、頭がぼーっとして、とにかく動く意欲も湧いてこない。

やはり、動くときは交感神経、休むときは副交感神経と、メリハリが大事です。

そこで、交感神経を刺激するために、胸式呼吸がおすすめ。
息を吸う時に、胸をふくらませる呼吸法。お腹は、ふくらませちゃダメです。

息を吸うと同時に、お腹がふくらまないように腹筋にチカラをいれて、胸だけを広げる。

慣れないうちは、なかなか広がりません。
でも、やっているうちに少しずつ吸えるようになりますので、大丈夫。

肝心なのは、息が吸えるかどうかよりも、胸式呼吸をしようとすることで交感神経が刺激されること。重いカラダを動かすには、エンジンをかける必要があります。

熱いシャワーを浴びても交感神経は刺激されますので、朝、重だるさがとれないときは、ためしてみてください。

寝過ぎない

自律神経のはなしの続きです。
「疲れがとれないから、たくさん寝よう」と思って、休みの日に昼まで寝ると、よけいにダルくなったことはありませんか?

あとは、昼間に寝過ぎて、そのあとカラダが重くて「やめときゃよかった…」と後悔したこととか。

あれは、副交感神経が優位になり過ぎたことが、原因のひとつ。

疲れを取ろうと思ったら、朝はいつもと同じように起きて、朝日を浴びて、夜早めに寝る。昼寝も、ウトウトするだけにしておく。

いや、こうやって書いていても、それは難しいわ…と思います。
疲れも溜まっている状態で、これをやれって、どんだけ優等生なんだって。

ですから、「過ぎない」程度にしましょう。そして、何かのきっかけで起きたら、そのままテレビを観たり、洗い物をしたり、何か動作をすると、自律神経のスイッチが切り替わります。

あなたが悪いとか、ダメとかではなく、そういう季節だということを、知っておいてください。

まとめ

わたしたち日本人は、湿気に弱く、胃腸が弱く、「うつうつ」としやすいと言われています。これはもう、あなたがダメなわけではなく、日本という土地がそうで、カラダがそうなだけ。

「たるんでる」と自分を責めたところで、夏バテは解消されません。

ぜひ、なにかひとつでも解消法をやってみてください。
憂うつな日が、一日でも減ってくれればうれしいです。

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