みなさん、こんにちは。『キレイの実』編集長&鍼灸師の伊東 歩です。
クライアントさんの中にも、反り腰が原因で便秘になって、困っているひとがけっこういらっしゃいます。
そんなときは、骨盤と背骨をゆるめてあげると、自律神経の働きが活発になって便秘が改善してきます。
おうちでできる、簡単なストレッチでも同じような効果がありますので、ぜひ覚えてくださいね。(動画でも説明していますので、分かりやすいですよ)
反り腰チェックしましょう
まず、壁に背中をひっつけてみましょう。
かかと、お尻、背中、頭の4点を壁につけます。
そして、腰のうしろに手のひらを入れてみてください。
手のひら一枚がちょうど入るなら、バランスの取れた腰といえます。
手のひらを入れても、まだまだ余裕があるなら、あなたは反り腰タイプ。
[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=OHkG7nHjeVI”]
どうですか? あなたの腰は、反り腰でしたか?
このあと、どうして反り腰だと便秘になりやすいのかを、ちょっとだけお伝えします。
反り腰が便秘の原因になる
うちの治療院では、反り腰が改善してくると、便通が良くなるということがよくあります。
大きな理由としては、
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#d9333f”]
- 腰が反っていたことで、腸への神経の伝達がうまくいっていなかったこと。
- 反りの強い腰椎5番と仙骨の間にある「大腸兪」が、機能していなかったこと。
[/surfing_su_list_ex]
この2つが改善されたことが挙げられます。
反り腰の便秘を解消するには
反り腰が原因で便秘をしている場合、特に腰椎5番と仙骨の間を、なるべくなだらかにしてあげることが肝心です。
場所は、だいたい、ベルトの高さの少し下くらい。
このあたりで、いちばん反りのキツイ部分を伸ばしてあげると、2つの原因が少しずつ解消されていきます。
反り腰の便秘にいいストレッチ
腰の反りをゆるめて、骨盤と背骨の角度を開くには、ずばり、前屈。
カンタンですよね。
でも、ちょっとしたコツがあります。
上半身を前に倒すとき、息を「ふぅ~っ」と吐きながら、腰を丸めて、お腹を引っ込める。
こうすると、問題の腰椎と仙骨のつなぎ目が伸びて、腸が動きやすくなります。
あまり効かないパターンは、あごと胸を突き出して、腰が伸びている状態での前屈。
ドローインといって、息を吐きながら、お腹をへこませる方法もいいですね。
反り腰の場合、腰よりも少し上、背中に近いあたりの筋肉が張っていることが多いです。
なので、腰というより、背中が伸びている感じがするかもしれませんが、大丈夫。
腰にもしっかり届いていますよ。
[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=DQ9odjEuFLg”]
反り腰は、上腹がポッコリしやすいので、本格的に自分で改善したいなと思ったら、反り腰を整えて「ぽっこりお腹」もキュッと引き締めを参考にしてみてください。
まとめ
反り腰を改善して、便秘を解消するには、腰仙部(腰椎5番と仙骨の間)のストレッチがポイント。
ここが原因で便秘にもなりますし、腰痛も引き起こします。
今回お伝えしたストレッチで、便通を良くして、毎日の生活を少しずつ楽にしていきましょう!
本格的に便秘を解消したいなら、▼こちらの記事▼がとても役に立ちますよ。
この記事へのコメントはありません。