ストレスによる【女性特有のむくみ】解消法は美容鍼灸師が知っています

[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/kao-kii.gif” name=”” type=”r” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]最近さ、もうイライラすることばっかりなのよ!
親も子供も言うこと聞かないで、勝手なコトばっかり。旦那は知らんぷり。
上司は使えないし、責任ばっかり押し付けてくる…

「いい加減にしてよ!」って思ってたらさ、なんだか【むくみ】が気になるようになったのよ。
何か関係あるのかしら…[/surfing_voice]

[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-ok2.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]

こんにちは、『キレイの実』編集長&鍼灸師の伊東 歩です。
かなりストレスが溜まってますね…

むくみとストレスは、とっても深く関わっています。
特に女性の場合は、女性ホルモンとストレスが、むくみに影響を与えます。

この記事を読み終わるころには、あなたに合った「むくみのデトックス方法」が必ず見つかります。

そのために、まずは「むくみとストレスの関係」を知りましょう。
むくみの原因が分かれば、あなたにピッタリの方法が見つかります。

そのあと、ツボ押しや体操などを動画を交えて、分かりやすく説明しますね。[/surfing_voice]

むくみとストレスの関係

ストレスが原因で【むくみ】に

[surfing_su_box_ex title=”ストレスが【むくみ】を起こす理由” style=”soft” box_color=”#e0c38c”]その1ストレスホルモン【コルチゾール】の増加

慢性的にストレスを抱えていると、コルチゾールというステロイドホルモンが、副腎皮質から分泌されます。
コルチゾールは別名ストレスホルモンとも呼ばれ、水分代謝が変化。

水分をカラダに溜め込むようになってしまうんですね。

その2自律神経が乱れて血流悪化

自律神経には、活動しやすいようなカラダにする交感神経と、休息しやすいカラダにする副交感神経の2つがあります。

この2つの神経は、活動と休息のバランスをとっているのですが、ストレス状態が続くと、交感神経ばかりが働くように。

交感神経には血管の収縮作用などがあるので、だんだんと血流が悪くなり、血管から水分が漏れる量が増えてきます。
これが、むくみの原因となるんですね。

その3…【アルドステロン】分泌で水分増加

ストレスが加わると、コルチゾールとともに、アルドステロンというホルモンも分泌されます。アルドステロンは、腎臓での水分再吸収を促すので、カラダの中の水分が増加。

これが、むくみを起こしやすくしています。

その4ストレス→カリウム不足→ストレスの悪循環

ストレスによってアルドステロンが分泌されると、ナトリウムを溜め込むと同時に、カリウムを体外に排出するように命令します。

カリウムには利尿作用があり、余分な水分を尿として出してくれるので、むくみに悩む女性にとっては必要なのですが…
ストレスによって、そのカリウムが少なくなると、尿量も減って、むくみがなかなか解消できないんです。

しかも、カリウム不足は精神的なイライラを招くため、ストレスとむくみの悪循環に。
参考:厚生労働省『カリウム』

その5女性ホルモンの影響

女性の場合、生理前に分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)によっても、水分を溜め込んでしまいます。
詳しくは、次項で。

[/surfing_su_box_ex]

生理前のストレスとむくみ

生理前の約2週間にあらわれる、イライラやむくみ、胸の張りなどの不快な症状のことを月経前症候群(PMS)といいます。

原因として考えられているのは、黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)の急激な変動。
さらに、ストレスによってPMSの症状は重くなりやすいことも分かっています。

つまり、ストレス過多→PMSの症状(イライラ・むくみ)悪化→さらにストレスを抱える という負のスパイラルが生まれやすいんですね。

むくみやすい【水太り体質】

そもそも、水を溜め込みやすい水太り体質のひとが、ストレスを抱えることでさらにむくみが酷くなることがあります。

あなたが水太りかどうか、▼こちらの記事▼で分かりますよ。
水太りの特徴 「あなたは何太りタイプですか?」

【ストレスが原因のむくみ】を解消する方法

むくみ解消エクササイズ

【下半身のむくみ】が気になるあなたには、こちら。この体操は、脚のポンプ機能を使うことと、脚の歪みを修正してくれる2つの効果で、下半身のむくみを改善してくれます。
[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=prIRBiMWAJs”]

便秘に悩んでいるなら、とくにオススメです。

【顔のむくみ】を解消したいあなたには、こちら。
[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=m_AKSBS1yLE”]

肩と首をゆるめると、顔のむくみがスッキリとして、フェイスラインがはっきりとしてきますよ。

ストレスに負けない食事

ストレス過多の状態が続くと、ストレスホルモンによって、カリウムが減ってしまいます。すると、余計にむくみが強くなるので、積極的にカリウムを摂りましょう。

カリウムが増えると、細胞の浸透圧の調整や利尿作用によって、むくみが改善しやすくなります。

カリウムを摂るには、果物が手軽で効果的。

【カリウムをたくさん含む果物(100g中含有量)】

[surfing_su_list_ex icon=”icon: heart-o” icon_color=”#d9333f”]

  • アボカド 720mg
  • バナナ 360mg
  • メロン 350mg
  • キウイ 290mg
  • パパイヤ 210 mg

[/surfing_su_list_ex]

そのほか、パセリワカメ、ほうれん草。そして、里芋春菊などにも、たくさんカリウムが含まれています。
また、ドライフルーツだと水分が抜けている分、効果的にカリウムを摂ることができますので、おススメ。

天然塩に変える

塩分を多くとると、むくんでしまいます。

価格の安い塩は、99%以上が塩化ナトリウム(むくみを引き起こす)。コストの安さから、スーパーのお惣菜やファストフードで多く使われています。

しかし、天然塩には、塩化ナトリウム以外にも、カルシウム・マグネシウム・鉄、そして大事なカリウムが含まれているんですね。

あなたが家で使うお塩を天然塩にするだけでも、バランスが変わってきますよ。

ツボでむくみをデトックス

当院では、むくみ取りの施術には欠かせないツボがあります。

【陰陵泉(いんりょうせん)】

tubo-inryou-bone
陰陵泉(いんりょうせん)という、膝の内側、ちょっと下にあるツボは、余分な水分をドバドバ排出してくれるツボ。

いっしょにツボを探しましょう!
足のむくみを取るツボ「陰陵泉」の場所の探し方
内くるぶしを見つけたら、そこから骨に沿って膝に向かいます。

むくみに効くツボ、陰陵泉の場所
骨と軟らかい部分の境目を、指でなぞっていると、膝の手前で骨がカーブしているのが分かります。

そのカーブの内側が、陰陵泉というツボ。

そこをちょっと強めに指で押すか、つまようじやペン先を使って、チクチクと刺激してみましょう。
1分くらいやれば、オッケー。本当に、よく効くんです、このツボ!

知らない間にデトックス

うちの治療院では、陰陵泉に鍼をしたあと、「刺さない鍼」を貼って帰ってもらいます。

テレビショッピングでも話題になった「刺さない鍼」は、お顔だけじゃなくて、足のツボにもちゃんと効きます。

話題の「美容鍼」を手軽に体験!ささない鍼 Acu Life(アキュライフ)

もともと、鍼灸師の治療補助として使われていたのですけど、最近では一般の人でも手に入るようになりました。

陰陵泉と「刺さない鍼」の相性は、本当に良いです。ぜひ、ためしてみてください!

150粒入りなので、一年はこれで大丈夫。
余ったら、お顔の気になる所に貼りましょう。

ほうれい線やたるみの気になる部分に「刺さない鍼」を貼れば、おうちで美容鍼ができちゃいます!

うちのクライアントさんも、テレビでタレントさんが美容鍼で変わるのを見て興味はあるけど、怖いなという人に、まずはためしに貼ってもらっています。

ぜひ、おためしください。

水太り解消法

もともとが水太り体質で、ストレスによってむくみが強くなるなら、▼こちらの記事▼を参考にしてみてください。

水太り解消のコツは「たべること」施術歴25年の鍼灸師が4つの改善方法をおしえます

病気によるむくみ

心臓病・肝臓病・腎臓病によっても、むくみは起こります。
「いつもと違う」「あまりに長期間続く」などがあれば、病院を受診してみてください。

まとめ

ストレスが原因でむくみが起こることは、よくあります。それも、とくに女性には。

でも、ストレス自体をなくすことは難しいですよね…。

ですから、ストレスを受けても、むくみにくいカラダ。
これを目指して、ちょっと生活に工夫をしてみましょう。

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