ぎっくり腰は「冷やす?」「温める?」どっちが早く楽になるの?


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ぎっくり腰の筋肉の状態

たまき先生。実際のところ、ぎっくり腰のときって冷やしたほうがいいのか、温めたほうがいいのか、判断に悩んでいる人って多いんですよね。

だから、一番の目安は、冷やすにしても、温めるにしても、実際にやってみて痛みが楽になるかどうか。
これが、大事なの。


そのやっちゃった!ってのが、筋肉や筋膜とかがプチプチって切れちゃって、炎症がある場合もあれば、ただ、筋肉が緊張してるだけのときもあるのよ。


でも、早く楽になりたいなら、やっぱり自分の状態に合わせて、冷やしたり、温めたりしたほうがいいの。
その目安が、さっきも言ったけど、痛みが楽になるかどうかよ。
ぎっくり腰を冷やすか温めるかの目安

これから、冷やすかどうかの目安を話すから、よく聞いててね。
【パターン1】
もし、冷やしてみて、痛みが減るなら、炎症が起こってる可能性があるから、しばらく冷やしてみて。
【パターン2】
そうじゃなくって、冷やしたけど痛みは減らないし、逆に腰が強張ったり、突っ張ったりして、あんまり痛みが減らないなら、温めてみてちょうだい。
【パターン2-1】
それで温めてみて、楽になるなら、そのまま温めて血流を良くしてあげることで、早く回復するわよ。
【パターン2-2】
もし、温めた時に、ズッキンズッキンして、痛みが強くなるか、痛みのあるところがふくらんで腫れたようになるなら、痛みが楽にならないとしても、冷やした方がいいわ。
まだ炎症が残ってるってことだから。
ちょっとややこしいから、黒板にまとめておくわね。

どのくらいの時間、冷やせばいいのか

こんな場合も、しばらくは冷やしておいた方がいいわね。
この、カラダを痛めたときに、どのタイミングで冷やすのか、温めるのかって、プロのスポーツトレーナーに聞いても、やっぱり難しいんだって。

そういえば、最初に冷やした場合に、どのタイミングで冷やすのをやめて、温めればいいかってのも、けっこう聞かれますね。

炎症が治まってきた可能性があるから、そうなったらもう冷やさなくてもいいかもね。
冷やすのと温めるの間に、どちらもやらないっていう時間をつくってあげるのもいいのよ。

そして、もし症状が軽ければ、最初から温めるようにしています。
炎症というのはそもそも、カラダを治すために起こっているので「とにかく早く仕事に復帰したい」というような人だと、冷やさないほうが経過が良いんですね。
ふくらはぎを温めると早く楽になる

あとは、ふくらはぎやお尻を、小豆カイロを使って温めると、さらに早く回復します。

なら、その小豆カイロの作り方、みんなに教えてあげてちょうだい。

【縫わない小豆カイロ】の作り方 「450円で出来た!」
ぎっくり腰のときは、冷やした方が良いのか、それとも温めたほうが良いのか。
▼こちらの動画▼を見ると、さらにコツが分かって早く楽になります!!
まとめ
ぎっくり腰になってしまったとき、冷やすか温めるかを悩んでいる場合は、「ズキズキする」「触ってみて腫れていたり、熱い」といった、ご自身のカラダの状態を観察してみてください。
そのうえで、実際に冷やしたり、温めたりしてみて、どんなふうに痛みが変わるのかということを、ヒントにしていただければと思います。
もし、ぎっくり腰になったばかりで、ストレッチで改善したいというひとは、▼こちらの記事▼が参考になります。
ぎっくり腰にオススメのストレッチ【動けないとき編】
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こんにちは。『キレイの実』編集長&鍼灸師の伊東です。
今回は、普段の治療でも質問されることの多い
「ぎっくり腰になったときは、冷やしたほうが良いのか、それとも温めたほうが早く楽になるのか」
についてお伝えします。
途中で動画でも説明していますので、どちらがあなたの痛みを楽にしてくれるのか、判断のヒントにしてもらいたいと思います。