ぎっくり腰になりそうな時は【ツボとストレッチ】で予防!施術歴25年の鍼灸師がすぐできる方法を教えます


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ぎっくり腰になりそうなサイン
いつもの腰痛と違う変な感じ


多いのは、腰にチカラを入れると「筋肉がつる」ような感じがするというパターンです。

ぎっくり腰ってね、いろんな原因が重なってなっちゃうんだけど、そのなかでも特に脚の筋肉が硬くなると、やばいの。
ちょっと、これ見て。
筋肉のバランスが崩れている
上の図は、カラダの筋肉を輪ゴムで表しています。
このように筋肉は、お互いにつながりながら、カラダを動かしているんですね。
たとえば背中・腰・脚の筋肉がそれぞれ柔らかければ、全体に同じように伸びます。
ビヨーン。
が! 下の図のように、脚や背中の筋肉が硬くて伸びないと、どうなるか。
同じように伸ばしても…
背中と脚の筋肉が硬いので、腰の筋肉だけが伸ばされてしまうんですね。
こうなると、腰の筋肉ばかりを使うことになるので、負担が大きく、痛くなる。
そんなときに、脚や背中の筋肉をゆるめてあげると、腰が楽になるんですね。



ねえ、準備はいい?
ぎっくり腰になりそうなときの予防法

ではまず、崑崙というツボを使って、足の筋肉をゆるめます。ストレッチの前にやっておくと、硬くなった筋肉がゆるみやすくなるので、効果的ですね。
押し方にコツがありますので、ちょっとこちらの写真をごらんください。
ツボを使って筋肉をゆるめる
ここが、崑崙というツボになります。
足の外くるぶしと、アキレス腱の間にあります。腰の痛い人や、足の歪みやねじれのあるひとは、この崑崙をちょっとえぐるように押すと効果的です。
押し方は、アキレス腱に近いところを一度ぐっと押して、そこからくるぶしに向かってえぐるように押してみましょう。


こうやってツボを押したあとは、ストレッチをするのよね?
ストレッチをする前に、できればツボに何かを貼っておきましょう。そうすると、ツボの効果が持続します。
エレキバンなどでも良いのですが、できればちゃんとした鍼がおすすめ。
当院では、テレビショッピングでも話題になっていた「刺さない鍼」を使っています。
(いや、テレビでやっていたからじゃなくて、昔から、治療院だけで扱っていた商品が、最近になって一般向けにも販売を始めたってことです…)
話題の「美容鍼」を手軽に体験!ささない鍼 Acu Life(アキュライフ)
ひと箱あれば、150粒入りなので、かなりお得。
もしあまったら、お顔に貼りましょう!
「美容鍼をテレビで見て効果ありそうなんだけど、痛そうだから…」という人には、コレをを貼ってもらっています。
たるみやほうれい線などの、気になる部分に貼ってください。それだけで、おうちで美容鍼ができちゃいます。
お休みの前の日などにペタッと貼ってみてください。
ストレッチでぎっくり腰を防ぐ

いろんなやり方があるんですが、共通しているのが、股関節を深く曲げるということ。
簡単な前屈でもいいのですが、ポイントは、股関節をしっかりと曲げることです。
こうやって腰を丸めながら前屈をすると、腰は伸びるのですが、脚はあまり伸びません。
ぎっくり腰になりそうなときは、腰にあまり強い刺激を与えたくないので、脚をメインにストレッチしましょう。
そのためには、腰を真っすぐにして上半身全体が折れ曲がるようにすること。
ちょっと、お腹を前に突き出すようなイメージで前屈をすると、太ももの裏側がしっかり伸びます。
イスの場合は、このような感じで伸ばしてみてください。
デスクワークや座ったままの姿勢が続いたあと、このように足の裏側の筋肉を伸ばすと、腰が楽になりますよ。
股関節を中心に、上半身を折り曲げるように倒すのがコツです!
あっ、このストレッチは立っていてもできるんですよ。

太ももの裏側が伸びている感じがすれば、オッケーです。
これで、腰の負担がぐっと減るので、ぎっくり腰になりそうなときは、ぜひためしてみてください。
きっと、腰が楽になるはずです。

どうだったかしら?? みんな、できそう?

ぜひ、ぎっくり腰になりそう…腰がやばい!と感じたときは、早めにためしてみてくださいね。
動画でストレッチの動きなどをチェックしたいかたは、▼こちらからどうぞ▼
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今回の記事では「ぎっくり腰になりそうなときの予防法」をお伝えします。
施術歴21年の経験を活かして、ぎっくり腰寸前という状態のときに使える、3分でできるツボ押しとストレッチをご紹介します。
実際に治療院でも、ぎっくり腰になりそうな時にアドバイスしている方法です。
動画でも説明していますので、どなたでも簡単にできますよ。