「痩せたらほうれい線が目立っちゃった!」対処法を施術歴25年の鍼灸師がおしえます

こんにちは、『キレイの実』編集長&鍼灸師の伊東 歩です。施術歴21年の経験を活かして、ほうれい線の悩みを解消するセルフケアについてお伝えします。

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痩せようと思ってダイエットしたら、なんとか体重は落ちたんだけどね…。
なんだか、ほうれい線が目立ってきちゃったのよ。

キレイになろうと思ったのに、これじゃあね…。[/surfing_voice]

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ダイエットは、食事を減らすような方法だったんですか?[/surfing_voice]

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そうね、食事の量を減らして、仕事が終わってからウォーキングしたり、汗をたくさんかいたりしたかな。[/surfing_voice]

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もしかして、食事の減らし方が極端だったか、大事な栄養まで不足していたから、ほうれい線が目立つようになったのかもしれませんね。

この記事で、痩せるとほうれい線が目立つ理由と、ほうれい線を作らずに効果的に痩せる方法をお伝えしますね。[/surfing_voice]

痩せるとほうれい線が目立つ原因

まずは、ほうれい線ができる原因について。

ほうれい線は、おもに「たるみ」「肌の乾燥によるしわ」の影響で目立つようになります。

そして、病気だったり、無理なダイエットなどで痩せてしまうと、「たるみ」と「肌コンディション」が悪い方向に進む。

そのため、ほうれい線が目立つようになるんですね。

栄養不足で肌がたるむ

頬がたるむのは、肌を引き上げる筋肉が弱ること。もう一つは、肌自体のハリが無くなってしまうこと。

このどちらにも関わっているのが、「たんぱく質」です。

ほうれい線が目立つ原因となる筋肉は、口輪筋や上唇挙筋、大・小頬骨筋。
たとえば、食事制限や胃腸の不具合によって、筋肉を維持するために必要なたんぱく質が摂れないと、筋肉が弱ります。

そうなると、肌を引き上げることができなくなってしまうんですね。

さらに、肌のハリ。

肌のハリを決めるのは、コラーゲン。たんぱく質のなかでも非常に弾力性があり、体内のタンパク質の30%がコラーゲンです。

こちらも、バランスの悪い食事や体調不良などでタンパク質の摂取量が減ってしまうと、どうしてもたるんでしまうんです。

血流不足で乾燥肌に

自然な状態で痩せたのであれば、それほど影響はありません。

でも、無理な食事制限や、体調不良などで痩せた場合、カラダに必要な栄養が不足。すると、肌も栄養不足となり、ターンオーバーも遅れがちになります。

ターンオーバーが遅れて、肌が乾燥してくると、ただの「影」だったほうれい線が、だんだんと「しわ」へと変化。

結果、痩せるとほうれい線が目立つということになるんです。

ほうれい線を作らずに痩せるコツ

ここまでお伝えすれば、もうお分かりかと思います。
「たんぱく質」をしっかりと摂りましょう。

せっかく痩せたのに、あるいは、これから痩せようと思っているのに、ムダなお肉はつけたくないですよね…。

なので、できるだけ量を抑えて、効率的にたんぱく質を摂りましょう。

そのためには、吸収の良いタンパク質と、吸収を助けるビタミンが必要。

吸収率の良いたんぱく質を摂る

ペプチドコラーゲンを含め、サプリもいろいろありますが、個人的にはおすすめしません。
裏事情を知ると、とてもクライアントさんに「摂ってください」と言えないものが多いから。

なので、いつも私は「できるだけ食事から摂りましょうね」と話しています。

国際連合食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の提示した、たんぱく質の消化されやすさを考えた【たん白質消化吸収率補正アミノ酸スコア(PDCAAS)】を参考にしましょう。

そのなかで、吸収率が良くて、普段の生活で摂りやすいのが、なんといっても「卵」。そして「大豆」

卵は「完全栄養食」と呼ばれるほど、質の良いたんぱく質が豊富です。しかも、ミネラルやビタミンなど、カラダに必要な栄養素が凝縮されているんですね。

ただ、スーパーで売られている安売りの卵のほとんどは「ケージ飼い」の鶏の卵。狭いケージに閉じ込められ、寿命が5分の1になるほどのストレスを与えられた鶏から生まれた卵なんです。

狭い所に大量の鶏が入るため、病気が広がりやすく、それを防ぐために抗生剤や殺虫剤、殺菌剤が使われることが多い。
エサも、安価な輸入の遺伝子組み換えコーンだったり。

▼日本の養鶏の実態▼

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あなたのカラダは、食べたものからできています。
日々、クライアントさんの美容と、健康のお手伝いをしていると、本当に食べ物って大事だなと実感します。

いくら施術をしても、高い美容液を使っても、食事が悪いとなかなか改善しません。

たとえば、卵なら「平飼い」といって、ケージに閉じ込めずに自由に歩き回れる環境で育てる方法があります。

そんな健康な鶏から摂れる卵、私も娘も食べていますが、とっても美味しい。

娘のカラダのこと、自分の健康、そして機械のように扱われる鶏の姿を思うと、スーパーの卵より少し高いですが、わたしは「平飼い」の卵を選びます。

あっ、あと、卵には「オボムコイド」といって、吸収を邪魔する成分が入っていますので、加熱調理すると、吸収しやすくなりますよ!

ダイエットをしている人なら、「卵=コレステロール」が気になりますよね?

でも、厚生労働省は2015年、コレステロールを多く含む食品を食べても、血中コレステロール値には影響がないとして、食事摂取基準からコレステロールの上限値を撤廃しました。
参考:日本人の食事摂取基準(2015 年版)

だからと言って、バクバク食べればバランスを崩しますが、一日1個とかに抑えなくても大丈夫ですよ。

たんぱく質の吸収を助けるビタミン

ビタミンB2とB6が、たんぱく質の吸収を良くしてくれるので、しっかり摂りましょう。

レバー類には、両方が多く含まれています。
また、B2を摂るなら、納豆、そして卵に豊富です。(また卵かよ…と言われそうですが)

B6は、ニンニク、カツオ、マグロ、鮭などで摂れますよ。

あとは、たんぱく質を吸収したあと、コラーゲンを生成するには、ビタミンCも必要。
なので、ピーマンやパセリ、のり、抹茶などがおすすめです。

ほうれい線を目立たなくする方法

良質なたんぱく質を摂って、筋肉や肌のハリを取り戻したら、積極的にほうれい線を消しにかかりましょう!

たるみが気になるなら、▼こちらの記事▼

ほうれい線を【顔のたるみ解消】で消す方法!

肌の乾燥やしわが気になるなら▼こちらの記事▼

ほうれい線は【深いしわ】になる前に消す!

が、きっと役に立ちます。

まとめ

痩せたら、ほうれい線が目立ってしまった。

これは、無理な食事制限や運動によるダイエットをすると起こります。これは、美容の問題だけじゃなくって、健康にもマイナスなんです。

記事を参考にしてもらって、健康を維持しながら、体重を落としてもらえたらと思います。

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