みなさん、こんにちは。『キレイの実』編集長&鍼灸師の伊東 歩です。
今回お伝えしたい【便秘解消法】は、身体を動かしません。でも、止まっていた腸が動き始めるんです。
具体的には、腰を伸ばすことで自律神経の働きを活発にして、腸を動かすことを目的としています。
この方法が向いているのは、ある姿勢タイプの人だけ。
ですので、まずは姿勢チェックをしてみましょう。
便秘解消法をする前に
まず姿勢チェックをしましょう
どこか、壁をみつけて背中を当ててみてください。
そして、かかと・お尻・背中・頭を壁につけます。
その状態で、腰と壁の間に手のひらを入れてみましょう。
どうですか? 手のひらは入りましたか?
手のひら一枚入るくらいが、均整のとれた腰。。
手のひらがキツくて入れにくい。または、まったく入らないという人は、フラットバック(腰猫背)といえるでしょう。
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本来なら、軽く前に反っているはずの腰が、真っすぐなフラットバック。
この腰の状態だと、便秘になりやすいんですね。
ですから、今回お伝えする運動は、このフラットバックタイプのひとにピッタリの運動です。
逆に、チェックで腰のところに手を入れて、余裕がある【反り腰】のひとは、この運動は合いません。
▼こちらの記事▼が、参考になりますよ。
https://kireinomi.com/benpi-strechi-sorigosi
自律神経の緊張による便秘
多くのクライアントさんを観てきて、フラットバックの人には、自律神経の緊張が強いです。
多いのは交感神経緊張型か、交感神経・副交感神経ともに疲れている型の、どちらか。
腸の状態、つまり便通は自律神経によってコントロールされていますから、自律神経の乱れは、そのまま便秘につながります。
逆に言うと、腰の状態をストレッチで改善して、自律神経を整えれば、自然と便秘も解消されるということ。
寝たままでできる便秘にいい運動
うつ伏せで寝っ転がるだけでいいです。
「運動じゃないじゃん」と言われそうですが、まずはこれで充分。
腰の骨が真っすぐなフラットバックの場合、うつ伏せで寝るだけで、腰の重さで背骨がのびていきます。
コツは、できるだけチカラを抜くこと。
生真面目な人が多いフラットバックタイプは、無意識に身体にチカラが入っています。
ウソみたいな話ですが、寝ているときでさえ、肩や腰にチカラが入りっぱなし。さらに、歯を食いしばっていることも多いので、エラが張ってきたり、ほうれい線の原因にもなります。
ですから、寝る前に布団の上でチカラを抜く練習をしましょう。そうすれば、寝ている間もリラックスできて、起きたときに「ラクだな~」と感じるようになりますよ。
うつ伏せで上手くチカラが抜けると、腰がググッと沈むのが分かります。そして、お腹のあたりに意識を向けてみましょう。
ドックンドックン、脈打つのを感じるかも。これは、胃や腸が硬くなっている証拠。
ストレッチを少しずつでも続けていると、だんだんと柔らかくなっていきます。
便秘解消運動セカンドステップ
それでも、「うつ伏せだけじゃ、ものたりない!」という人は、ちょっと上半身を起こしてみましょう。
お腹も腰も、さらに伸びます。が、無理はしないでくださいね。
便秘にはこれで充分ですが、ストレッチだけでフラットバックを改善するのは難しいので、ヒップアップに筋トレは要らない?【骨盤でお尻を上げる方法】の記事を参考になさってください。
まとめ
今回の運動は、本当に簡単すぎる便秘解消の運動。
朝起きたときに、1分でもいいので試してみてください。
そうすれば、朝、ごはんのあとにお腹が動き出すかもしれません。
少しでも便通が良くなれば嬉しいですね。
本格的に便秘を改善したいなら、▼こちらの記事▼が参考になりますよ。
便秘解消法 【総まとめ】 必ず解決の糸口がみつかる記事はコレ!
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