『たけしの家庭の医学・漢方SP』に出た便秘のツボ【足三里・合谷】を鍼灸師が詳しく説明します!

お腹のツボ

人気番組【たけしの家庭の医学】で、漢方と鍼灸治療が特集されました。とくに鍼灸の得意分野として、便秘に良いツボが紹介されました。

ツボの名前は、【足三里】と【合谷】。

この記事では、この2つのツボについて、詳しい場所と、便秘に良い刺激の仕方を鍼灸師が説明します。

便秘にオススメのツボ【足三里】

足三里の場所

膝の下の、ちょっと外側に足三里はあります。
慢性疲労や胃のツボ「足三里」の場所

足三里は便秘にとっても良いツボなのですが、場所が探しにくい…。
なるべく分かりやすく説明しますね。
IMG_2313のコピー
まず膝のお皿の位置を確認しましょう。

IMG_2316のコピー
お皿が分かったら、そのお皿の下から指4本分下のところを触ってみましょう。

IMG_2317のコピー
さわると、硬くゴツゴツとした骨が触れます。

IMG_2354のコピー
骨と柔らかい部分の境目に人差し指を当てて、そのすぐ横に親指を置きます。
そして、その親指をひょいっと乗り越えましょう!

IMG_2358のコピーのコピー
そこが、足三里!

足三里の刺激の方法

指で押してみると、ズーンと響くと思います。

その強さで、30秒くらいキープしてみてください。
くすぐったいような、気持ちいいような、ちょっと痛いような、独特の感じがしますよ。

指以外だと、スプーンや天然石などの金属がおすすめです。
IMG_2331のコピー
IMG_2300のコピー
足三里と相性の良い、シトリン。

IMG_2309のコピーのコピー
スプーンや天然石を使う場合、足三里から足首に向かって撫でおろしてみましょう。
このあたりには、胃腸と相性の良いツボが沢山ありますので、まとめて刺激できますよ。

仕上げに鍼を貼りましょう

せっかく見つけたツボなので、放っておいても刺激できるように、「刺さない鍼」を貼っておきましょう。

話題の「美容鍼」を手軽に体験!ささない鍼 Acu Life(アキュライフ)

テレビショッピングでも、話題になっていましたよね。(以前は治療院向けだけに卸していたんです)

治療院でも使っていて、お顔だけじゃなくて足三里にもいいですよ。

IMG_2400のコピー
いちど貼ったら、数日は貼りっぱなしにしておいてください。そして、はがしてから数日空けて、また貼って。

150粒も入っているので、一年は持ちます。
ですから、もしほうれい線やたるみが気になっていたら、そこにペタッと貼ってみましょう。

そうすれば、自宅で美容鍼ができちゃいます!

うちのクライアントさんも、「テレビで芸能人が顔に鍼を刺して、良いのは分かったけどちょっと痛そう…」という人にすすめています。

簡単ですので、ためしてみてください。

便秘にオススメのツボ【合谷】

合谷の場所

合谷は、手の指のつけ根にあるツボです。
人差し指と親指が合わさるところで、押すと奥の方がズーンと痛いようなら、そこが合谷。

IMG_2227 - コピー

便秘解消の刺激方法

合谷は、刺激の仕方によって効果が変わってきます。
便秘解消なら、ちょっと痛いくらいの刺激が良いですね。

つまようじを、10本くらい輪ゴムで束ねて、即席の鍼をつくってみましょう。

IMG_2232 - コピー
そして、つまようじで「チョンチョン」と赤くなるまで刺激。

IMG_2236 - コピー
天然石を使ってもオッケー。
ひんやりして気持ちがイイですよ。

そのほかの便秘解消法

こちらのエクササイズは、便秘解消にもってこい!
[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=BfWOd-V4gjs”]

ツボ以外に、ストレッチや体操などで便秘を解消するなら、▼こちらの記事▼が役に立ちます!

便秘解消法 【総まとめ】 必ず解決の糸口がみつかる記事はコレ!

まとめ

たけしの【家庭の医学】の番組では、足三里を刺激すると、30秒ほどで胃が動くエコー映像が紹介されていました。

このように、その場で変化が出る鍼灸治療、そしてツボの作用をぜひ、ためしてみてください。

関連記事

  1. 瞑想のコツ【初心者向け】瞑想を続けられない理由を知りましょう…

  2. 二の腕のたるみを取る簡単ストレッチ【鍼灸師おすすめ!】

  3. なやみ

    固太りの原因とは【あなたが痩せにくい本当の理由を施術歴25年…

  4. 一瞬で! 手足の先を温める【ツボ刺激】痛いのでご注意を…

  5. 「ウイルスに負けない!」免疫力を発揮するセルフケア

  6. ぎっくり腰で起き上がれないときに【楽に立つ方法】を施術歴25…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP