動物が追い詰められたときの行動

今日、電子書籍が完成。
amazonから発売開始となりました!

10冊目の今回は、
『なでケア 飼い主さんだからできる動物への恩返し』
というタイトルです。

動物のストレス行動

内容は、セルフケアマニアの私ならではの

飼い主さんが動物にできるセルフケア。
(セルフケア…じゃないか)

「なでる」

ことで動物の

  • 自律神経の乱れ
  • ストレス
  • 老齢による体力低下
  • 虚弱体質
  • 怪我や病気の回復

の助けになるような方法をまとめました。

本の中に、動物のストレス行動のひとつである
【 常同行動 じょうどうこうどう 】
という言葉が出てきます。

動物がストレスを感じると

  • 同じ所を行ったり来たり
  • 首を振り続けたり

といった、同じ動作を繰り返すようになるんですね。
そのことを書いているとき、

「ああ、そういえば自分もやってたな」

と思い出しました。

これまでの人生で一番追い詰められていたとき。

気がついたら

  • 首を左右に振り続け
  • 顎をずっと開け閉めして
  • 部屋の中を往復

などをしていました。
それを無意識にしているので、数十分経ったあと

「何やってるんだろう」

と自分が怖くなったのを覚えています。

動物は話せないから

私が
動物の遠隔施術
をしていると知った患者さんから、たまに

「動物も人間と同じように、ストレス感じるのかな」

と聞かれることがあります。

きっと、いや、かなりストレスを感じてると思います。

たとえば犬の場合。
本来は自由に野山を駆け回って、好きな所で排泄して、大勢の仲間と行動を共にする。

安全と食事の確保はされたけれど、動物としての本能を満たせない生活は、ストレスを感じないはずはありません。

 

幸い、我が愛犬「チョコ太郎」は常同行動には至っていませんが、中にはそのような行動をするほどストレスを抱える動物もいます。

私が遠隔施術を頼まれるのも、そういった動物。
でも、飼い主さんが

  • 虐待
  • 放置

をしているわけではなく、むしろ普通以上にお世話をしているケースが多い。

これはもう、
その子の感受性
というしかありません。でも、

「敏感な子だから、しょうがないですね」

とは言えません。状況は違いますが、どうしても
どん底
だったときの自分が重なってしまうので。

話ができない動物だからこそ、そんな行動に飼い主さんが気づいたとき、ぜひ
「なでて」
欲しいのです。

「なで方」の本を書いている私が言うと元も子もないのですが、

なで方なんてどうでもいい

のです。
スキンシップしてあげてください。

注意点としては、
ほどよい距離感
を見つけるということ。

中には、

  • なでられる
  • 抱っこされる

こと自体がストレスになる子もいます。

ただ、そっと見守ってもらうだけが好き
という子もいるので、様子や反応をみながら

「この子はこの距離感が好きなんだな」

を探してみてください。

あ、できれば本も読んでみてください!!

 

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