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冬は【ベージュ脂肪細胞】でダイエット|ハーバード大学の研究チームが発見!

お腹スッキリ
こんにちは、『キレイの実』編集長&鍼灸師の伊東 歩です。
ブログを読んでいただきありがとうございます。

冬のダイエットを、どうやったらいいのかと、毎年正月明けになるとクライアントさんから相談されます。
最近では、みなさん情報をよく知っていて

「冬って、褐色脂肪細胞が活性化しやすいから痩せやすいんでしょ?」

などと聞かれることもしばしば。

でも、実はそうでもないんです。

どういうこと?

わたしも、毎年冬になると太っちゃうのよ。
年末年始で、食べる機会も増えるし…
まさに、正月太りよ。

褐色脂肪細胞のことは、テレビでみて知ってたけど、冬のダイエットには良いって話じゃなかったけ??

はい、最近、大学の研究データから分かったことなのですが、「ベージュ脂肪細胞」というものがあって、こちらのほうが冬のダイエットにはいいんですね。

この記事を読めば、どうやったら「ベージュ脂肪細胞」を増やして、冬のダイエットを楽チンにできるのか、そのコツが分かるようになりますよ!

冬に太る原因

こんな理由があります。

  • 運動不足や寒さによる血行不良で代謝が低下
  • 忘年会や新年会で高カロリーの食事が増える
  • 魚介や肉類自体の脂肪が増える

また、人間にはホメオスタシス(生体恒常性)があり、寒くなると体温維持のため、脂肪を蓄えるようなカラダに変化する影響も大きいんですね。

「冬は痩せやすい」のウソ

冬は褐色脂肪細胞が活性化

しないんです。

多くの記事で「冬は気温が下がるので、褐色脂肪細胞が活性化して痩せやすい」と書かれているのですが、本当はそうでもないことが分かってきました。

褐色脂肪細胞って、どこかで聞いたことがあると思います。
筋肉の何十倍もの熱を作り出すことのできる褐色脂肪細胞を刺激すれば、カンタンに痩せられるっていうアレです。

たくさん運動しなくても、褐色脂肪細胞に冷気を当てたりすれば、白色の脂肪を燃やしてくれるという「ウマい」話が飛び交いました。

でも実は、褐色脂肪細胞が活性化するような寒い環境というのは、生死に関わるくらいの低温。
しかも、運動によって刺激されるということも明確にはされていないんですね…。

2012年、そこに登場したのがベージュ細胞

Bruce Spiegelman博士(ハーバード大学医学部)の研究チームが、褐色でも白色でもない、ベージュ脂肪細胞の存在を明らかにしたのです。
参考文献:New Joslin Study Shows Exercise Creates “Good Fat”

冬にダイエットを成功させるには

発見されたベージュ細胞は、体温よりちょっと低い30度前後で活性化。
しかも、褐色脂肪細胞と同様に、脂肪を燃やして熱産生してくれるんです!

ベージュ脂肪細胞を増やす

褐色脂肪細胞は年齢とともに減りますが、ベージュ脂肪細胞は増やすことができます。
増やし方は、2つ。

  • 寒冷刺激(寒い環境)
  • ノルアドレナリン刺激(運動など)

参考文献:筑波大学遺伝子制御学研究室 「脂肪細胞の分化メカニズム」

つまり、一番いいのは「寒い中、運動してね」ってこと。

無理~
ぜったい、無理。イヤ!
この寒い中、外で運動するの??

……いや、そうなんですが……
無理に屋外で運動しなくても、効果的にベージュ脂肪細胞を増やすことはできます。
ちょっと寒い室温くらいで、できる運動をご紹介しますね。

冬のダイエットには運動

マーストリヒト大学医学部(オランダ)の研究で、室温を17度から15度にすると、カラダが震えて痩せるという結果が出ています。一日、数時間でもいいそうですよ。

先にお伝えしたように、ベージュ脂肪細胞は30度前後で活性化。
ですから、無理に寒風の中で運動しなくても、冬であれば室内でも充分ダイエットはできるってこと。

そして、褐色脂肪細胞と違って、ベージュ脂肪細胞は白色脂肪細胞の中にあります。
つまり、お腹やお尻など、気になる部分に多い。

たとえば、お腹周りのお肉が気になるなら、▼こんな運動▼を、ちょっと寒い室内でやってみましょう!

さらに、ドローインという方法も効果的。特に、下腹ぽっこりが気になる人にはおススメの方法です。

内臓脂肪を落としたいなら、こちらの体操も良いですよ。
インナーマッスルを動かすことで、腸を刺激。デトックスしやすいカラダになります。余分な水分や脂肪などの毒出し運動!

冬のダイエットに良い食べ物

しょうが

しょうがは、お腹の中から温めてくれます。
脂肪を燃焼するためにも、体温を上げることは大事。

胃腸の機能も上がりますので、ついつい食べ過ぎてしまう冬に、おすすめの食べ物ですね。

根菜類

食べる順番を意識しましょう。炭水化物を食べるまえに、根菜類などの食物繊維を摂っておくと急激な血糖値の上昇を抑えることができます。

唐辛子

ベタですが、トウガラシに含まれるカプサイシンが、脂肪の燃焼を助けてくれます。
胃腸の弱い人は、できれば生姜のほうがおススメです。

まとめ

冬のダイエットには、「ベージュ脂肪細胞」を増やすことが、成功の近道。
寒い室内で運動すれば、ベージュ脂肪細胞が増えて、効果的に痩せることができますよ。

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『キレイの実』編集長 伊東 歩

『キレイの実』編集長 伊東 歩

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