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暑っいわね~まったく…
このごろ、食欲もないし、しかも夏なのにカラダが冷えてるし、体調最悪よ!
なんでなのかしらね。[/surfing_voice]
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みたところ、顔色もあまり良くありませんね。
最近、どんなものを食べていますか?[/surfing_voice]
[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/kao-nayami.gif” name=”” type=”r” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]
そうねー、暑いから、さっぱりしたものが多いかしら。
そうめんとか、サラダとかかな。
朝とかは、野菜ジュースを飲んでるわ。
ダイエットも兼ねて、ちょうどいいかなって思って。[/surfing_voice]
[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-komari.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]そうなんですね。
そのメニューが続くと貧血ぎみになって、この夏、冷え性がツラくなってしまいますよ。
さらに、せっかくダイエットしようと思っても、逆効果になることも…。[/surfing_voice]
[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/kao-gan.gif” name=”” type=”r” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]
ゲッ、まじ??
それ、嫌よ…。[/surfing_voice]
[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-yubi.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]
ですよね。いや、そうめん大好きな私が言うのもなんですが…
ちゃんと食べましょう。私も食べますから!
この記事には、夏の冷えを改善する方法として効果的な貧血対策を、私が知っていること全部書きました。
動画で腹式呼吸の説明もしてあります。
大丈夫ですから、ぜったい温まりましょう![/surfing_voice]
夏に冷える原因
環境で冷える
薄着で冷房。しかも、女性は男性にくらべて脂肪が多いので、同じ部屋に長くいると男性より冷えてしまいます。
いったん冷えた脂肪は、なっかなか温まらない。そして、冬に比べて夏は基礎代謝が低いので、余計に体温が上がりにくいんですね。
自律神経の乱れ
通勤電車、職場、コンビニ、家。これでもかってくらい、クーラー効いてますよね?
逆に、エアコンの室外機から出た熱風や、気候の熱帯雨林化もあって、外はもう、灼熱地獄…。
この、「暑い」「寒い」を出たり入ったりしていると、カラダは「もう、温めればいいのか、冷やせばいいのか、どっち??」とパニック。
体温を一定に保つのは自律神経の役目なのですが、パニックになって、だんだんと疲れてきます。すると、体温調節が鈍くなってしまって、冷えたまんまのカラダになってしまうんですね。
逆になると、体温を下げられず、熱中症の危険も出てきます。
むくみによる冷え
夏バテでむくみがあると、特に足が冷えやすくなります。
この場合は、心臓、腎臓のケアが必要。方法は、のちほど。
貧血で冷える
今回のメインは、ココ!
毎月、月経によって一定量、血液が失われる女性にとって貧血は悩みのたねですよね。
しかも夏は、貧血になりやすい。
クライアントさんの中にも、夏になると血虚、つまり貧血状態でフラフラになって来院するひとが多いんです。
カラダのすみずみまで温かいのは、体内で生まれた熱を、血液が運んでくれるから。
その血液が少ないと、どうしても冷えてしまうんですね。
夏に貧血が増える理由
[surfing_su_list_ex icon=”icon: thumbs-o-down” icon_color=”#d9333f”]
- 胃腸の冷え
- 自律神経の乱れ
- ダイエット
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夏に出回る野菜や果物は、カラダを冷やしてくれる作用があります。適度ならいいのですが、こればっかりだと、胃腸が冷える。
しかも、冷たい飲み物やアイスなども美味しい季節。どうしても、胃腸が冷えて、消化吸収のチカラが落ちてしまいます。
いわゆる、内臓冷え性の状態。鉄分不足、というよりも、栄養不足。
さらに、自律神経も乱れていれば、胃液も減るし、蠕動運動も弱くなる。
加えて、カラダのラインが気になるからと、食事を減らしていれば、もう、貧血まっしぐら。
この状態だと、気合いで食べても消化しません…。
汗をかくと鉄分が抜ける
汗の中には、微量の鉄が含まれています。夏場に汗をかくことで鉄分が汗と一緒に出ていってしまうことも、夏に貧血になりやすい原因となります。
カラダの鉄分が足りているかどうかは、血液検査で「血清フェリチン」の数値をみれば分かります。カラダに蓄えてある貯蔵鉄が、どのくらいあるかの目安ですね。
もし、血清フェリチンの値も低く、血清鉄も少なくなっていれば、要注意。潜在性鉄欠乏状態から、鉄欠乏性貧血へと進んでいるかもしれません。
こうなると、経口鉄剤による治療となってしまいます。
ですから、普段から貧血ぎみのひとは、夏場の大汗に気をつけてくださいね。
貧血対策で夏冷えを改善する方法
その1 腹式呼吸
内臓を温めて、しかも自律神経も整えてくれるのが、腹式呼吸。
息を吸うときに横隔膜が大きく動くので、胃腸の周りに温かい血液がドドッと流れるんです。
下腹をふくらませながら大きく息を吸って、時間をかけてゆっくりと吐く。
息を吐くときに、消化吸収を助ける副交感神経が活性化されるので、できるだけゆっくりと吐きましょう。
胃腸の機能が復活して、貧血が改善。夏の冷えがラクになってきます。
くわしい方法は、こちらの動画をごらんください。
寝苦しい夏の夜も、腹式呼吸でリラックスすると、眠りやすくなりますよ。
[surfing_su_youtube_ex url=”https://www.youtube.com/watch?v=btGhtKeIYOk”]
その2 ツボ
胃腸の動きを良くしてくれるツボなら、定番のココ!
【足三里(あしさんり)】
テレビで実験してましたが、足三里に鍼を刺すと、腹部エコーに映った胃がギュギュっと動いていました。
膝の斜め下、外側にあるツボです。
場所が、ちょっと分かりづらいので、細かく説明しますね。
膝のお皿の下にゆびを4本並べます。
その、小指のところを触ると、骨がゴリゴリとしています。
その骨から、親指の幅だけ外側にヒョイっといくと…
そこが、足三里(あしさんり)のツボです。
手軽な刺激方法は、スプーン。
スプーンの丸いほうで、下に向かって1分くらい撫でてみてください。
早い人だと、それだけでも胃が「ゴゴッ」と動き出しますよ。
これでしっかり栄養を吸収すれば、貧血も、夏の冷えも同時に改善!
その3 食生活
しょうがで胃腸を温める
しょうがは、漢方薬にも使われるほど、カラダを助けてくれます。
ナスの素揚げやカツオの刺身に、すりおろしたしょうが、合いますよね。
ただ、生で摂るのか、温めて摂るのかで作用が違うので要注意。
内臓の冷えを取って、貧血を改善するなら温めて摂ったほうがいいです。
料理の「薬味」的に使うよりも、豚の生姜焼きやスープに入れるほうが、中から温まります。
心臓の形をした食べ物
にんにく、らっきょう、玉ねぎなどの形、何かに似てませんか??
そう、心臓。
夏の養生法として、とってもおすすめ。
心臓のかたちに似た食べ物を摂ると、「だるい」「むくみ」など、心臓の疲れからくる夏バテに効果的なんです。
鉄分を補充
肉類なら牛のレバーや赤味。そして煮干しや干しエビなどは、鉄分の中でも「ヘム鉄」と呼ばれるもの。ヘム鉄は、効率的に鉄分を摂ることができます。
ほかには、ひじきや岩のり、青のり、そしてゴマにも鉄分が豊富に含まれていますよ。
これらは「非ヘム鉄」と呼ばれる鉄分ですが、ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂ることで吸収率が上がります。
たんぱく質で代謝アップ
筋肉量が減ると、基礎代謝が減って冷えてしまいます。
さきほどのしょうがと合わせて、豚の生姜焼きだとまとめて摂れるので良いですね。
ダイエットするときも、たんぱく質をあまり減らすと代謝が落ちてしまいますので、覚えておいてくださいね。
ビタミン類も必要
青魚やかぼちゃ、ナッツ類に多く含まれるビタミンEは、血流を改善。
ピーマンやパセリ、キウイフルーツなどのビタミンCは、鉄分の吸収を助けます。
とくにパセリは、鉄分の含有量も多いので、おすすめの食材です。
豚肉やレバー、豆類(納豆)に含まれるビタミンBは、食べたものをエネルギーに変換する助けになります。
砂糖をへらそう
精製されている白砂糖は、カラダの中でエネルギーになるとき、ビタミンBをたくさん消費します。ビタミンB、さっき出てきましたよね。
赤血球を造るのに必要なビタミンBが、砂糖の摂り過ぎによって足りなくなるので、結果的に貧血になってしまうんですね。
また、糖質を摂ると血糖値が上昇。いったんは体温が上がるものの、そのあと、ぐっと体温が下がり、冷えちゃう。
血液もドロドロになって流れが悪くなり、手足の末端が冷えやすくなる。
冷えを抱えているひとは、今までよりもちょっと、糖質をへらしてみましょう。
まとめ
男性に比べて、脂肪が多い、月経による貧血、そしてホルモンバランスなど、女性は夏に冷えてしまいがち。
まずは食事による鉄分補給など、手軽にできそうなことから、ちょっとずつ始めてみましょう。
冷えだけでなく、貧血まで改善すれば、暑くて寒い夏を、今までよりも気持ちよく過ごすことができますよ。
心臓や腎臓が夏バテで足がむくむなら、▼こちらの記事▼が参考になります。
眠れない、食欲がない、下痢ぎみなど、夏に自律神経が乱れて冷えてしまうひとは、▼こちら▼をごらんください。
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