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夏の脚のむくみ対策は【体操・ツボ・食べもの】で脚スッキリ

わたし、夏になると脚がむくんじゃうのよ。

脚を冷やすのがダメだって聞いたから、あんまり冷房に当たらないように気をつけてるのにねー。
なんでなのかしら…

もしかして、夏の後半のほうが足の冷え、つらくないですか?
あとは、食欲が落ちてたり、舌がはれぼったかったり。

そうねー。
たしかに、去年も夏の終わりの方が、冷えてたような…

食欲なら、もう6月くらいからあんまり湧かないわ。

そうなんですね…。
もしかして、それ、夏バテから『むくみ』となっているのかもしれませんね。

わたしも夏、ダメ。もう、気持ちがダメなんです…

でも!!
分かりました、その『むくみ』何とかしましょうよ。
体操をしたりツボを押したり、食事をちょっと工夫するだけで、疲れも取れてむくみも取りましょう!

この記事では、夏特有のむくみを改善する全ての方法をお伝えしますね。

夏に足がむくむ原因

心臓の負担が大きい

暑い夏、上がってしまった体温を下げるには?

カラダは、自律神経の調節機能によって、汗を出し、血管を広げようとします。

クルマの冷却装置「ラジエーター」と同じで、体内で熱くなった血液を、汗をかいた皮膚や、外気にたくさん当てて冷やすことで、体内の温度が下がるんですね。

そこで大事なのが、血液の循環ポンプである、心臓。
血液を冷やすために広がった血管だと、いつも以上に血液を循環させるのが大変なんです。つまり、心臓のポンプが頑張らなきゃならない。

これが、夏のあいだ続くと、とくに夏の後半で心臓がバテてしまって、「だるさ」や「むくみ」があらわれます。

クライアントさんをみていると、8月から9月にかけて、夏バテとむくみに悩んで来院されるひとは、けっこういらっしゃいます。

腎臓の仕事が増える

最近の異常な暑さの夏は、腎臓にとってちょっとヘビー。

血液中の余分な水分を取り除いて、尿として出すのが腎臓の役割なのですが…

たとえば、女性の膀胱炎。
トイレが近くなるからと、あまり水分を摂らない女性に多いですよね。

とくに夏場は、汗として水分が出てしまうので、血液ー腎臓ー膀胱の水分の流れが少ないので、膀胱や腎臓に炎症を起こしやすいんです。

すると、腎臓や膀胱は働きが落ちて、余分な水分が尿にできずに、むくんでしまう。

逆にたくさん水分を摂りすぎても、腎臓の処理能力が追い付かず、むくむという結果に。

胃腸の働きが落ちる

冷たい飲み物や生野菜、夏野菜などが多いと、胃腸が冷えてしまいます。

胃に入った飲食物は、腸に送られ、水分が吸収されるのですが、冷えた胃腸だとうまく水分を吸収したり利用したりできなくなってしまうんですね。

もし、鏡で舌をみて、舌の両脇に歯型がついていたら要注意。カラダの中に、余分な水分(水毒)が溜まっているサインです。

夏のむくみ改善する方法

その1 つま先立ち体操

ふくらはぎは、第二の心臓と呼ばれるくらい、血液のポンプ機能があります。ストレッチも兼ねた、【つまさき立ち体操】で、ふくらはぎを動かして、むくみを解消しましょう。

便通をよくするつま先立ち体操のコツ

やり方はカンタン。
背伸びをする要領で、つま先立ちになったり、かかとを降ろしたりするだけ。

筋トレではないので、まとまった時間がなくても大丈夫。

エレベーターを待つ30秒、電車を待つ1分、電子レンジが「チンッ」と鳴るまでの40秒でオッケー。

コツは、親指のつけ根でふんばること。

便秘解消するための、つま先立ちのやり方

こうすると、バランスよく筋肉を使えます。
O脚や膝関節症の予防にも良いですよ。

その2 ツボ押し

足のむくみを取ってくれるツボを使って改善しましょう!

【陰陵泉(いんりょうせん)】

むくみ取りの定番のツボです。
ちょっと痛いくらいの刺激が効きますよ。

むくみに効くツボ、陰陵泉の場所

ツボの探し方は、足の内側の、骨とふくらはぎの境目を膝に向かってたどると、膝の手前で骨がカーブするところがあります。

その内側が、陰陵泉というツボ。

足のむくみを取るツボ「陰陵泉」を爪楊枝で刺激

ここを、指で強めに押すか、つまようじを束ねた即席の鍼で「チョンチョン」と赤くなるまで突っついて。

本当に、よく効きます!

そして仕上げに、ツボに「刺さない鍼」を貼っておくと効果が続きます。

話題の「美容鍼」を手軽に体験!ささない鍼 Acu Life(アキュライフ)

この「刺さない鍼」は、京都の鍼灸師さんが開発したもので、ずっと治療院向けにだけ販売されていたもの。

うちの治療院でも、施術が終わったらペタッと貼っています。
今は一般のひとも買えるようになったんですね。(なんと、テレビショッピングでもやっていました!)

陰陵泉と「刺さない鍼」のコンビは、本当に最強。うちでは、むくみ取りのクライアントさんには欠かせません。

ツボに貼ると一週間くらいははがれないので、ひと箱(150粒)で一年分はありますね。

たとえば、「たるみ」「ほうれい線」など気になる所に「刺さない鍼」を貼るのもいいですよ。

当院では、「テレビで美容鍼を見て、やってみようと思ってるんだけど、痛そうなのよね」というひとに、お顔に貼ってもらっています。

いちど、気になる所に貼ってみてください。

【太谿(たいけい)】

ここは、腎臓を助けて、余分な水分を排出しやすくしてくれるツボ。
夏バテした心臓も助けてくれますので、夏の終わりにはピッタリなツボです。

ここは、市販の「せんねん灸」などを貼りつけると効果的。

足の冷えに効くツボ、太谿にお灸

ツボの場所は、内くるぶしの後ろで、アキレス腱のちょっと前。凹んでいる部分ですね。

はじめは、一番温度の低いタイプが良いですね。
火が消えるまで、貼り続けられるくらいの温度が、あなたに合っているお灸です。

【腎兪(じんゆ)】

腰にあるツボで、ここは、「小豆カイロ」で温めると、とっても気持ちがいいです。

便秘解消に腰に小豆カイロをのせる

場所は、腰のところで、ベルトの位置よりもちょっと上(頭より)になります。
疲れて帰ってこれをやっていると、気持ちよくてそのまま寝てしまうかも…。

腰痛予防や、便秘解消にもいいですよ。

【縫わない小豆カイロ】の作り方 「450円で出来た!」

その3 食生活

 

夏のむくみを取るなら、「ハト麦茶」がおすすめ。

ハト麦は漢方薬でも「ヨクイニン」として使われるほど、余分な水分を排出してくれます。
新陳代謝を高めて肌をキレイにしたり、便秘にも良いハト麦ですが、妊婦さんは念のため、避けてくださいね。

あとはやはり、冷たすぎる飲み物、食べ物、生野菜を控えること。
内臓冷え性となって、内側から冷えてしまいます。

まとめ

暑いとついつい、冷たいものに手が伸びてしまいますよね。
とくに、最近のアイスは材料にこだわっていたり、限定商品だったりと魅力的…

むくみと冷えの自覚があるひとは、「たまに」くらいに抑えて、夜にあったかいハト麦茶、飲んでみませんか?

夏に冷える原因には、ほかにも自律神経の乱れや、貧血などがあります。気になるひとは、以下の記事も読んでみてくださいね。

夏の冷え性対策は【自律神経を整える】5つの方法

夏の冷えを改善するには【貧血対策】をすればいい

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『キレイの実』編集長 伊東 歩

『キレイの実』編集長 伊東 歩

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