人生のほとんどが無意識によって操られている。
なんて、信じたくないですよね。
でも、ちょっと考えてみると、
「ああ、たしかに!」
と納得するんです。
もしそうなら、無意識を使いこなせば、人生も波に乗るはず。
無意識にやっていること
時間とエネルギーの無駄
今日は2件、施術予約のキャンセルがありました。
だいたいこんな日は、落ち込みます…
「前回の施術で何か失敗したかなぁ」
「何が問題だったんだろう」
「信頼されてないんだろうか」
「嫌われたのかな」
など、気がつけばグルグルと思考の渦に巻き込まれて、
はぁ~
とため息。
これ、すべて無意識にやってしまっています。
これもすべて無意識の成せるワザ
- 食べたものを消化・吸収
- 体温の上げ下げ
- 呼吸を早くしたり遅くしたり
- 傷を修復したり
- ウィルスをやっつけたり
あとは、意思を持って決めたあとに、自動的にやってくれるパターンもあります。
たとえば…
あなたが蕎麦を食べようと思ったら。
たとえ目の前の友人とおしゃべりに夢中になっていても、
- 箸で蕎麦をつかんで
- つゆにつけて
- 口に入れて
- 舌と歯を動かして
- ある程度細かくなったら
- 気道をふさぎ
- 食道に送り込む
ということが、自動で行われます。
自転車だって、乗ろうと思ってペダルを漕ぎだしたあとは、無意識にバランスをとりながらリズムよくペダルを回していますよね。
同じように、
私がキャンセルされて落ち込むのも
年上の男性にビビるのも
些細なことで不安になるのも
人の顔色をうかがってしまうのも
無意識にやってしまっています。
今でこそ『量子場調整』のおかげで無意識と仲良くなり、生きやすくなりましたが、けっこうもったいない時間とエネルギーを使ってしまったなぁと感じます。
無意識を操る小脳
マイナーだけどすごい小脳
あなたは小脳って、何をしているか知っていますか?
小脳は無意識の司令塔なんです。
小脳の特徴は色々ありますが、さきほど挙げたような
「感覚を統合して自動的に反応・運動する」
ような習熟機能が、まさに無意識そのもの。
大脳よりスゴイかも
脳の働きの主役は神経細胞。
頭の中で大きな面積を締めているのは大脳ですが、じつは神経細胞の数は
- 大脳 約160億個
- 小脳 約690億個
なんです。
しかもまだまだその機能は解明されていない。
この小脳を使いこなすことが、無意識を味方につけて人生の波に乗るカギなんです。
あなたの脳の可能性は?
変化する脳
脳は縮小するばかりと思っているなら、ちょっとお聞きください。
インドクワガタアリは、働きアリから女王アリに
「昇格」
すると脳が20%大きくなり、
「降格」
するとまた、脳が20%小さくなるそうです。
ナショナル・ジオグラフィック『脳が小さくなったり大きくなったりするアリ、初の発見』より
同じように、リスや鳥の中でも、繁殖期になると新しい「さえずり」を覚えるために
脳細胞が新たに70,000個
できたかと思うと、冬になって「さえずり」が必要なくなると70,000個が死滅。
脳細胞の数を自在にコントロールしてるって、すごいですよね。
まずは観察することから
脳の世界は、まだまだ分かってないことがたくさんあります。
その中でも、硬くて電極さえ刺さらない小脳は、未開拓の宝の山。
しかも、無意識を操っているとなれば、
小脳
を活性化して、開拓しないともったいないと思いませんか?
手軽な方法は、パントマイム。
手や足の位置、身体の傾きなどの「位置覚」を積極的に使うと、小脳を鍛えることができます。
そして、私のおすすめは
量子場観察術。
今まで「足をひっぱっていた」無意識が
これからは「人生を助けてくれる」無意識に育ってくれますよ。
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