寝違えたら「冷やす」「温める」早く楽になる方法はどっち?


お好きなところからお読みください
寝違えの原因

まず、寝違えやすい人は、ふだんから首や肩が硬いことが多いんです。
そこに、疲れやお酒、無理な寝方などで首に負担がかかると、朝起きたときに
「イテテテッ…」となってしまうですね。

つまり、いきなり寝違えちゃうってより、すでに首を痛めやすい状態だったってことね?

はい、そうなんです。
寝違えは冷やさないほうが良い?

こんな時ってさ、どうしても、何かしたくなるのよね。
ほら、冷やすとか、湿布するとかさ。

そうですね。
でも、首の寝違えに関しては、あまり積極的に冷やしたりしないほうが、経過が良いです。
それが、実際のところですね。

普通、打撲とか捻挫みたいに、筋肉を傷めた時って冷やすのが常識ですよね?
だったら何で、冷やさないほうが良いんですか?

あのねー。
寝違えって、打撲とか捻挫みたいに、炎症が強いことって少ないのよ。
多いのはね、普段から肩とか首がこってて、血流が悪くなってる人が、無理な姿勢で長時間寝ちゃってるパターン。
ほら、寝てるときに足がつるのって、明け方が多いでしょ?
あれって、一番血流のゆっくりな明け方に、筋肉の緊張があると、なっちゃうの。
それが、首で起こってるって感じかしら。


そうとも限らないのよ。
人によって傷んでる状態って違うからね。


一番いいのはね、傷んだ場所と関係のある、ちょっと離れた所を温めるの。
ちょっとみてちょうだい。
寝違えを楽にする方法
寝違えやすい場所は、主に2つあるの。
ココと…
もうひとつは、ココよ。

この二か所が傷んでるときって、直接マッサージしたり、ストレッチしたりすると、余計に長引かせちゃうのよ。
もちろん、直接温めるのも、止めておいたほうが良いわ。

早く楽になるために、できることってありますか?
温めるならココ!

あのね、おうちで温めるときは、一番痛いなっていう所の、周りを温めてあげるといいわよ。


そう。もし、首のつけ根の「その①」の場所の近くが痛いなら…

ココを温めてみてちょうだい。
きっと、痛みが楽になって、早く良くなるわよ。
で、肩に近い「その②」の近くが痛むなら…

ココね。
あんまり正確な場所とかにこだわらないでもいいから、まずはやってみてね。
▼こちらの動画▼を見ると、正確なポイントが分かるので早く楽になるはず。
ぜひ、ご覧ください。


みんなも、どうかしら?
できそうかしらね?
まとめ

はい、とくに傷んでいるときは、温めるにしても手を背中に回すのがツラいと思います。
ですから、あまり正確な場所にこだわらずに、「いちばん痛む場所のまわり」を意識して温めてみてください。
あと、温めるには、ドラッグストアなどに売っている「電子レンジで温めるカイロ」や、自分で作れる「小豆カイロ」が手軽です。
小豆カイロは、カラダの凸凹にフィットするし、なによりその重みがなんとも言えない気持ちよさ。
下に作り方を載せておきますね。
そのほか、寝違えたときに役に立つ▼こちらの記事▼をごらんください!
この記事をSNSでシェア
みなさん、こんにちは。『キレイの実』編集長&鍼灸師の、伊東 歩です。
寝違えてしまったとき、「冷やす」のか「温める」のか、悩みますよね?
痛くて車の運転もツラいし、寝ても落ち着かない…
ですから、少しでも早く楽になって欲しい。
温めるか冷やすか、どっちがいいのか。
実際の施術現場での話をお伝えします。
記事の最後に動画で説明していますので、それを見ると、どうすればいいのかさらによく分かりますよ。
ぜひ、ご覧ください。