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いつもの【クセ】が猫背の原因【姿勢改善のコツを動画でお伝えします】

猫背
みなさんこんにちは、『キレイの実』編集長&鍼灸師の伊東 歩です。
記事を読んでいただき、ありがとうございます。

猫背になる原因は、主に生活習慣。つまり、クセですね。
そして、姿勢をキープするための筋肉の弱りが原因になることもあります。

なんかね、気がついたら背中が丸いのよ…
この前、ふと鏡に映った自分の姿見て、「やばっ」って思ったの。

ありますよね、そういうの。
油断したときの姿勢って、けっこうショックというか。
「自分って、こんなだったっけ?」って。

この記事では猫背の原因になりやすいクセと、簡単な改善方法を、実際のクライアントさんの実情も含めてお伝えします。

猫背の原因

姿勢の歪み全般に言えるのですが、原因は主に2つ。

特定の姿勢ばかりしている生活習慣と、姿勢をキープする筋肉の弱り。

猫背になりやすい生活習慣

  • 前かがみでの作業・育児・介護
  • 長時間のパソコン作業。しかも仕事に没頭すると、ついつい顔と画面が近くなってしまう。
  • 下を向いての仕事やスマホ操作・ゲーム
  • 腕を組むクセがある
  • いつも頬杖をついている
  • 椅子に浅く腰掛ける
  • 柔らかいソファを使っている
  • バッグや荷物をいつもカラダの前で持つ
  • 眼鏡やコンタクトが視力と合っていない
  • よく胃が痛む
  • 下痢していることが多い
  • 落ち込みやすい
  • 人に相談できない
  • 不安妄想が強い

どうですか。思い当たりませんか?
これらの要素が多いほど、猫背が強くなってしまいます。

次に、とくに猫背に影響の大きい原因についてお伝えしますね。

いつも前かがみの姿勢

まっすぐに立った状態から、前かがみになってみてください。つま先にチカラが入りませんか?
人は、ずっとその状態だと疲れてしまうので、背中を丸めてバランスを取ろうとします。

ちょっと細かく観ると、首・背中・腰・膝(股関節)を使って、重心を後ろにもっていこうと頑張るんですね。
その結果、肩や首、腰、膝などに負担がかかり、コリや痛みの原因になるのです。

この状態が長く続くと、反り腰など他の姿勢パターンに変化。猫背が、他の歪んだ姿勢のベースになりやすいのはこのためなのです。

スマホ・パソコンを長時間みている

人のアタマの重さは体重の約10パーセント。

つまり、体重50㎏の人のアタマの重さは5㎏。一般男性がよく使う11ポンドのボーリングの球や、500mlのペットボトルが10本分の重さと一緒。
そのアタマの重さが、猫背だと倍増するのです。

ニューヨークの脊椎外科医、ケネス・ハンスラージ氏は、脊椎の模型を作って、頭の傾きによってどのくらい負担が増えるのかを計算しました。
すると、頭を前に60度傾けると、首には約30㎏の力が加わるとのこと。つまり、5倍の負荷がかかることが分かったのです。

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30㎏のものを、あの細い首と肩の筋肉だけで、ずっと引っ張って支えていると思ったら?

そりゃあ、肩もコリますよね?

猫背だと肩と首の筋肉が、常に伸ばされた状態になります。そうすると、血液の流れが悪くなり、筋肉がスジのように変化。

首筋や肩、肩甲骨の内側にある、細いコリコリとしたスジ状の筋肉は、揉んでも叩いても、簡単にはほぐれてくれない。みなさんを悩ませる、あのイヤな「コリ感」は、ここから発信されているのです。

そのほか、猫背は肩コリだけではなく、心臓や肺に大きな負担がかかります。

姿勢を維持する筋肉の弱り

どの筋肉が弱くなるのかは、体質、食事、内臓、メンタルタイプなど、人によって様々です。

猫背では

  • 広背筋
  • 僧帽筋の下のほう
  • 脊柱起立筋

が、主に弱いため、背中が丸くなりやすくなっています。

猫背改善の方法

簡単ストレッチ

パソコン作業の長いひとは、次のストレッチをして腕のねじれを取りましょう。
そうすると、背中がスッと伸ばしやすくなります。

簡単です。肩を回すだけ。
まず肩を上の方向に上げます。肩をすくめる感じで。
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このとき、腕を上げないようにして、脇をしめたまま上げましょう。

つぎに、肩を後ろに引きます。
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左右の肩甲骨を真ん中に寄せながら、胸を開きましょう。

つぎは、肩を下に下げます。
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脇の下の筋肉を使って、肩をぐーっと下に下げます。
肩の上の筋肉が伸びる感じがしますよね。

最後は、肩を前に出します。
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左右の肩甲骨が開いて、肩を前に閉じるように。
このとき、背中が丸くならないように、上半身を真っすぐにキープしましょう。

これを、上・後ろ・下・前という順番で、肩だけをまわすようにしてみましょう
後ろ回しを数回やったら、こんどは反対に前回しも。

!チェックポイント!

前後と上下方向に、肩をなるべく大きく動かす
腕を上げないで、肩だけを動かす
上半身を真っすぐにキープ

最後に、肩を目いっぱい上に挙げたあと、ストンと脱力します。
そうすると、猫背の原因となっている肩甲骨まわりの筋肉がゆるみますよ。

詳しいやり方は、▼こちらの動画▼を見ると動きが分かります!

また、猫背とあわせて、肩が前に出てしまう【巻き肩】が気になるひとは、次のストレッチがおすすめです。

まとめ

猫背の原因は、生活習慣の「クセ」と「筋肉の弱り」。
記事を参考に、猫背になりやすいクセに気づいて、真っすぐな背中を取り戻しましょう。

また、猫背は太って見えるので、女性にとって大敵!
▼こちらの記事▼
猫背は見た目で損をする?太るしバストも下がる…

を参考にして、きれいなウエストラインを取り戻しましょう。

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『キレイの実』編集長 伊東 歩

『キレイの実』編集長 伊東 歩

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