かたくなった頬をほぐして『たるみ』を引き上げる方法【美容鍼灸師おすすめ3ステップ】

虫歯

[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/kao-puu.gif” name=”” type=”r” bg_color=”” font_color=”000000″ border_color=”e0c38c”]

ダイエットして、お腹の肉は取れてきたんだけど、顔は全然かわらないのよ…

だから、体重は減ってるのに、鏡を見ても痩せた感じがしないのよね。
まったく、イヤになるわ![/surfing_voice]

[surfing_voice icon=”https://kireinomi.com/wp-content/uploads/2016/09/skao-yubi.gif” name=”” type=”l” bg_color=”f8f4e6″ font_color=”000000″ border_color=”f8f4e6″]

うちのクライアントさんも、同じようなことで悩んでいらっしゃいます。
もしかして、頬のお肉って硬くないですか??

頬や顔の皮膚や筋肉が硬いと、いくらダイエットしても顔は痩せないんですよ。
それを何とかするのが、わたしの仕事。

今日から役に立つ、かたくなった頬の肉を落とす方法を、詳しくお伝えします。[/surfing_voice]

顔の肉が落ちない原因

[surfing_su_box_ex title=”痩せにくいパーツBest3” style=”soft” box_color=”#e0c38c”]

1位 お尻
2位 お腹
3位 顔[/surfing_su_box_ex]

そう、顔は痩せにくいんです。
いちど頬についた皮下脂肪は、なっかなか落ちてくれない。

美容鍼の施術をしているので、クライアントさんのお顔に触れる機会が多いのですが、一番「硬いな」と感じるのは、実は頬なんです。

赤ちゃんのほっぺたなんて、プルプルでつい触ってしまいますよね。
でも、肌コンディションが良くない人は、ほぼほぼ、頬が硬い。

頬は、顔の中でも脂肪の多いところ。脂肪って触ると冷たいですよね。
つまり、血流がほかのところより少ないってこと。

血流が少ないと…

たとえば頑張って運動をして、カラダに溜まった脂肪を燃焼して、エネルギーに変えようとするとき。

皮下や内臓という「倉庫」にしまっておいた脂肪を、引っ張り出してエネルギーとして使おうとします。

でも、血流という流通経路が少なかったり、渋滞していたりすると、けっきょく倉庫からは脂肪を運び出せないんですね。

これが、頬の肉が落ちにくい原因なんです。

首や肩がこっていると顔の血流が悪くなる

心臓よりも高いところにある頭・顔は、ただでさえ血液が流れにくい。
ちょっとしたひょうしに、血流が下がると「クラッ」としてしまうのも、高い位置にあるから。

それに加えて、血液の通り道である首や肩が硬くて流れが滞ると、どうなるか。

大事な脳は、優先的に血液が回るようにできています。

顔は? そう、あとまわし。
その顔の中でも、流れの少ない頬は、硬くなったり、脂肪が溜まったり。人によっては瘀血といって、赤ら顔の原因にもなってしまうんです。

頬の肉を落とす方法

さきほどの倉庫のはなしにあったように、頬に溜まった脂肪を倉庫から運びだすには、血流を良くすることが第一。

じゃないと、頑張って運動をしても、血流の良いほかの所ばっかりが痩せて、頬はそのままに。

ちなみに、ダイエットをして、お尻や頬、おなかの肉は落ちないのに、バストが痩せてしまうのも、これが理由です。

では、優先順位の高い順に、頬の肉を落とす方法をお伝えしますね。

その1:首と肩を柔らかくする

まずは、首と肩をゆるめましょう。
ふだん、肩こりや、首こりはありませんか??

マッサージや鍼もいいですが、お金も手間もかけずに、肩と首をゆるめる方法は▼こちら▼(いいのか?鍼灸師なのに…)

肩こりを楽にしてくれるストレッチ&体操【臨床25年の鍼灸師が厳選した5つの方法】

肩や首を動かしていると、だんだんと「ゴリゴリ」いうかもしれません。でも、本当に硬くなっていると、「ゴリゴリ」も聞こえないんです。

ゆっくりと、コツコツ、続けてみてくださいね。

その2:頬の血流を上げるエクササイズ

首と肩の関所を開けて、顔に血流が流れ始めたら、こんどはそれを頬にまで届けましょう。

それには、▼こちらのエクササイズ▼がぴったり。

ほうれい線を消す【あいうえお】体操は「あ」が決め手!

実際に頬の筋肉を使って脂肪を燃焼するのと同時に、血流も良くなる。まさに、一石二鳥。

その3:糖化を防ぐ食事

最後は、頬の肉を落とすための食事。というか、これ以上、頬に余分なものを溜めないための食事です。

毎日の食事で気をつけたいのは、ズバリ「糖化」! これに尽きます。

食事で摂った糖分が、真皮にあるコラーゲンやエラスチンと合体。これが糖化。

糖化したコラーゲンやエラスチンはもう、お肌を下から支えてはくれません。
名前も、終末糖化産物AGE(Advanced Glycation End Products)と改名され、もう別人。

肌をハリを持たせるどころか、味方ではなくなり、老化タンパク質とも呼ばれるAGEは褐色をしているので、シミの原因にもなります。

たるみやシミ、美容にとって大敵ですが、糖化の怖さはそれだけじゃない。糖化は糖分とタンパク質が結びついて起こるので、

[surfing_su_list_ex icon=”icon: exclamation-triangle” icon_color=”#d9333f”]

  • 動脈硬化(心筋・脳梗塞のリスク)
  • 骨粗しょう症(骨が折れやすく)
  • 白内障(手術しなければ失明)
  • アルツハイマー型の認知症

[/surfing_su_list_ex]

など、カラダのあちこちで悪さをします。
脅すわけではないのですが、本当に糖化は美容にも健康にも怖いんです。

[surfing_su_box_ex title=”糖化を起こしやすい食べ物” style=”soft” box_color=”#e0c38c”]

白砂糖
精白米
パン
イチゴジャム
チョコレート
ドーナツなど[/surfing_su_box_ex]

パンや米、パスタなどの炭水化物と、糖分は別物と思っている人もけっこういるのですが、炭水化物=糖質+食物繊維。
だから、パンやお米を食べると血糖値が上がるんです。

あ、ちなみに同じパンや米でも、血糖値の上がり方、つまり糖質の吸収には違いがあるんですね。
食品にふくまれる糖質が吸収されやすいかどうかの目安に、GI値があります。GI値が高いと、同じ量を食べても糖質の吸収が多いので、糖化しやすいってこと。

たとえば、同じパンでも、

[surfing_su_list_ex icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#d9333f”]

  • 小麦全粒粉パン 50 (低GI値食品・吸収しにくい)
  • ライ麦パン     58 (中GI値食品)
  • フランスパン     93 (高GI値食品・吸収しやすい)
  • 食パン     91 (高GI値食品)

[/surfing_su_list_ex]

という違いがあり、ダイエットしたいなら、精製された食パンやフランスパンはNG。たるみやシミ、ほうれい線を作りたくなければ、避けたほうがいいでしょう。

米類なら、精白米はGI値81ですが、玄米や五穀米だとGI値は55ほど。

なんで同じ「お米」でも、こんなに糖質の吸収度合いが違うのか。

さきほど、炭水化物=糖質+食物繊維とお伝えしましたが、白米や白パンなどの精製(精白)した商品は、元になる米や小麦から食物繊維やビタミン、ミネラルを削り取ったもの。

このことが、大きな違いとなっているのです。

ちなみに、血糖値の上昇を抑えるには、食物繊維のたくさん入っている食べ物を先に食べるのが定番。
野菜や豆、ワカメやきのこなどに食物繊維がたくさん含まれています。食事の順番を少し変えるだけでも、糖質の吸収を減らすことができます。

あとは、直接糖を摂らないこと。白砂糖、てんさい糖、黒砂糖、三温糖などの直接糖は、カラダに入ると血糖値を急上昇させ、体内に一気に取り込まれます。

とはいえ、糖質だってカラダに必要な栄養素。なので、摂り方のコツとしては、先ほどお伝えしたGI値の低い玄米やライ麦パンなどを選ぶこと。

もし「GIとか何とか、よくわからない!」という時は、元々の状態からどれだけ人の手が入っているかを基準にしてみて。
削り取られたもの、分解されたもの、合成されて作ったものには、注意してみてください。

まとめ

頬は、血流も悪くなりがちで、しかも外気や紫外線にさらされている、条件の悪いところ。

なので、うまくケアしてあげないと、置いてきぼりに。
お伝えした順番にコツコツ続けると、頬の肉が落ちるだけでなく、肌質も上がります。

ぜひ、頑張ってみてください。

あとは、脂肪や糖化というより、むくみやすいという人もいます。
このタイプの人は、手っ取り早く、まずツボを使って顔のむくみを取ってみましょう。

顔のむくみ解消のツボ 【鍼灸師おすすめツボのランキング】

関連記事

  1. ストレスによる【女性特有のむくみ】解消法は美容鍼灸師が知って…

  2. ダイエットが原因で冷え性になったときの回復方法

  3. お腹のツボ

    下腹ぽっこりの原因は内臓下垂? 臨床歴25年の鍼灸師がズバリ…

  4. お腹スッキリ

    水太り解消のコツは「たべること」施術歴25年の鍼灸師が4つの…

  5. 【風邪予防のコツ】首を守って、体操で免疫機能を高めよう!

  6. 下腹ぽっこりは【内臓のたるみ】が原因かも

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP